4/18午後の『株価材料』

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■株価材料

▼ヤフー<4689>が年初来安値、米ヤフーの減益決算を嫌気
ヤフーが年初来安値を更新している。米ヤフーが１７日発表した２００７年第１・四半期決算は１１％の減益となり、市場予想を下回った。これを嫌気した売りが先行している。決算発表を受けてライバルの米グーグルとの差は当面縮まらないとの懸念が広がり、米ヤフー株は時間外取引で下落した。

▼スズキ<7269>、軽トラ「キャリイ」など3車種・38万1551台のリコールを届出
スズキは１８日、軽トラック「キャリイ」など３車種・３８万１５５１台のリコールを国土交通省に届け出た。

▼横浜銀<8332>がさえない、メリルは業績予想を下方修正
横浜銀行がさえない。銀行株全般に、新たな買い材料が乏しいことに加え、メリルリンチ日本証券が業績予想とフェアバリューを引き下げたことも注目されている。メリルリンチでは、横浜銀行が発表した中期経営計画の内容を精査した上で、連結当期利益予想を２００８年３月期で７９５億円から７４４億円、２００９年３月期で９３０億円から８０４億円に下方修正した。これに伴って、フェアバリューは１０００円から９２０円に引き下げている。投資評価は「中立」を継続。

△ＳＣＥ、欧州法人で最大160人削減検討
ソニー<6758>のゲーム子会社、ソニー･コンピュータエンタテインメント（ＳＣＥ）は１８日、ＳＣＥの欧州法人で従業員数（約１９００人）の約８％にあたる最大１６０人の削減を検討していることを明らかにした。同社の広報担当者がロイターに語った。競争力強化に向けた合理化を進めることが狙いだとしている。

△日シスデベ<9759>株が反発、07年3月期利益予想引き上げを好感
午後の株式市場では、日本システムディベロップメント株が反発。前場では年初来安値を連日更新するなど軟調だったが、午後に発表した２００７年３月期利益予想の上方修正を好感した買いを集めている。２００７年３月期連結予想を売上高は４１５億円（同４１７億円）と若干引き下げたが、経常利益は７７億５０００万円（従来予想７５億円）、純利益は４９億３０００万円（同４８億円）に引き上げた。プロダクト事業と人材派遣事業が従来予想を下回り、売上高予想を若干引き下げたが、受注条件の改善や生産性の向上、不採算案件の減少などにより、利益は上積みされる見通し。

▼ニフティ<3828>株が弱含み、07年3月期予想を引き下げ
午後の株式市場では、ニフティ株が弱含み。２００７年３月期予想を下方修正したことを嫌気している。２００７年３月連結予想を売上高８１８億１８００万円（従来予想８４３億９７００万円）、経常利益２０億６０００万円（同２１億６２００万円）、当期利益１０億円（同１１億８２００万円）に引き下げた。市場環境が厳しいほか、新商品の市場投入の遅れなどにより、インターネット付加価値サービスやデジタル・コンテンツ、コミュニティ・メディアサービスの売上高が当初よりも伸びなかったという。

△任天堂<7974>ＤＳソフト「ポケモン」最新2タイトル、米国で計53.3万本を予約販売
任天堂は１７日、米国でも近日中に発売されるニンテンドーＤＳソフト「ポケットモンスター ダイヤモンド」および「ポケットモンスターパール」について、予約販売が５３万３０００本に達したことを受け、２００７年の米国市場で最も売れ行きの良いゲームソフトになるとの見通しを示した。同２タイトルは人気アニメ「ポケモン」を題材にしたソフトの最新版。米国の店頭での発売日は４月２２日。予約販売件数は２００４年に発売された「ポケットモンスター　ファイアレッド」および「ポケットモンスター　リーフグリーン」の２倍以上にのぼる。同２タイトルの北米での販売数は合計で３４０万本以上。
（ロイター）

▼ＭＰＴ<3734> 続落、連日で上場来安値を更新。
子会社の度重なる決算発表延期が嫌気されているようだ。カナダの子会社Guest-Tekが第3四半期の決算について、予定していた16日までに発表できないとしている。決算発表の延期はこれで5回目と観測され、不信感が強まっているもよう。

△カゴメ<2811>---強い動き、ＵＢＳでは目標株価2300円に上げ
強い動き。ＵＢＳでは投資判断「ＢＵＹ」を継続で、目標株価を2000円から2300円に引き上げている。野菜飲料の新製品の売れ行き好調、アサヒとの提携効果期待などに注目しているようだ。また、前期業績は会社計画を超過達成ともみているもよう、営業利益は会社計画91億円に対して103億円を見込む。

△洋インキ<4634>---立花証券では「強気」
堅調。立花証券では「強気」としているようだ。有機ＥＬディスプレイ用材料を手がけ韓国のＬＧ電子に供給しているほか国内メーカーにもサンプル出荷中、今後の展開が期待されると。

△セガサミー<6460>---後場は一段高、カジノ関連として物色人気
後場から一段と上げ幅を広げる。前日にメリルがカジノ関連のレポートを発表しており、関連銘柄として取りあげられ人気が高まっている格好。昨日はアルゼや都競馬などが賑わっていた。

▼セプテーニＨＤ<4293> 軟調、連日で年初来安値を更新。
月次動向が売り材料視されているようだ。3月の売上高は前年比14.5％増、今期最低の増収率となった。一方、手元の計算では昨年10月からの累計ベースで126.21億円となっており、上期の売上高予想の120億円を上回っている。なお、野村証券では1－3月期のネット広告売上高は同23～24％の増収、営業利益については四半期ベースで過去最高水準となった可能性が高いと。投資判断については「2」を継続している。

▼東エレク<8035> 前日高値超えられず失速。
インテルの時間外の上昇などもあり、一時8960円まで上昇。しかし、前日高値9010円を超えられず、マイナスレンジに。外資系による半導体製造装置セクターの格下げ観測がでている。

▼富士通<6702>---4/3以来の800円割れ
4/3以来の800円割れ。25日線を下回っており、5日線とのデッドクロスも意識される。通期計画の下方修正が嫌気されている。ドイツ証券ではレーティング「Sell」、目標株価730円を継続している。

△アイコム<6820>---3日続伸で約1ヶ月ぶりの水準を回復
3日続伸で約1ヶ月ぶりの水準を回復。野村証券ではレーティング「2」でカバレッジを開始しており、材料視されている。1株当たり株価は3600-4000円と算出されるため、現状株価は割安と判断。

△ツムラ<4540>---しっかり、ＪＰＭは目標株価3700円に上げ
しっかり。ＪＰモルガンでは投資判断「オーバーウェイト」継続で、目標株価を3300円から3700円に引き上げている。前期業績は、単体の月次売上動向から見て上々の着地になったとみているほか、5月中旬の中期計画発表などに対する期待感も指摘しているようだ。

△三菱地所<8802>---反発、不動産が業種別上昇率トップ
反発。新丸の内ビルは開業時から「満室」などと報じられており、買い材料と受け止められる格好に。本日は朝方から不動産セクターが業種別上昇率のトップ、新丸ビルの稼動状況を受けて都心のオフィス需給逼迫感があらためて意識されるほか、東急不動産の好業績や増配が伝えられていることも支援に。

△住金<5405>---出来高トップ、耐熱ステンレス開発報道も
出来高トップで続伸。セ氏1000度でも高強度のステンレスを開発したとの一部報道も材料に人気化している。また、ＵＢＳでは鉄鋼セクターの決算プレビューを発表、各社の新年度ガイダンスは低いものになりそうだが、第1四半期は高い増益率が期待できるなどともしている。本日は、資源株や海運株などの内需景気敏感株に再度資金が集まってきており、あらためて鉄鋼株への関心も高まる格好。

△アイシン<7259>---ＭＳでは4500円に引き上げ
モルガン・スタンレーでは、原価低減効果の拡大から業績予想を増額し、目標株価を4200円から4500円に引き上げたようだ。自動車部品セクターに対して慎重なスタンスながら、同社の優位性が続くとの見方に変更なしと。

△森トラスト<8961>---日興シティでは「1L」に変更
25日線レベルの攻防に。なお、日興シティでは、「新橋ＭＳビル1号館」の取得に伴い、業績予想の見直しを行っている。これによりターゲットプライスを120万円から165万円へ引き上げ、投資評価を「2L」から「1L」に変更している。

△カゴメ<2811>---抵抗線として意識されていた25日線を一気に突破
反発で抵抗線として意識されていた25日線を一気に突破している。なお、ＵＢＳではアサヒとの提携効果を07年度からの3年間で26億円を見込んでいるようだ。業績予想、算出基準変更により目標株価を2000円から2300円に引き上げている。投資判断は「Buy2」を据え置き。
（フィスコ）

△百五銀<8368>が反発、クリスタルバレーによる地域経済拡大の恩恵受けるとの声も
三重県が地盤の百五銀行が反発。３５円高の７９５円まで買われる場面も見られた。地銀セクターが幅広く買われるこの日の地合いも支援となっている。市場では、「地銀セクターには地域経済の回復・拡大と再編思惑という物色のテーマがある。百五銀について言えば、県内の亀山に、シャープ<6753>の亀山工場をはじめ液晶関連企業が集中しクリスタルバレーを形成していることから、経済拡大による恩恵を受けるとの期待が以前からある」（中堅証券）との声が聞かれた。
（株式新聞ダイジェスト）

■城尾容疑者の「犯行声明」、「告発文」に訂正…テレビ朝日<9409>
テレビ朝日広報部は１８日、城尾哲弥容疑者（５９）の差出人名で伊藤市長を非難する内容の封書が同社に届いていたことを明らかにした。同社によると、３通の封書はいずれも１５日付で長崎中央郵便局の消印だった。「伊藤市長の不正を許すことができない」などと書いた便せんには、長崎市の公共事業を批判する内容が記され、カセットテープや同市の公共工事に絡む資料も同封されていた。同社は、１７日夜のニュース番組で封書が届いた事実を明らかにし、その際、「（容疑者からの）犯行声明とみられる」と説明したが、抗議が相次ぎ、その後「犯行を示唆する具体的な内容が含まれていない」として「告発文」と訂正した。
（読売新聞）

△フォーバル<8275>、セキュリティ事業部を創設し電子署名・認証分野に本格参入

△メディビック<2369>、病理・組織学用サンプルの遺伝子解析に利用できるＲＮＡ増幅キットを販売

△ロジテック（エレコム<6750>）、法人向け４Ｕラックマウント型カスタムコントローラのブラックモデルを発売

△ミズノ<8022>、布ズレ音を防ぐゴルフ用レインウエア「ミズノ　プロモデルレインスーツ」を発売

△常盤薬品<7644>、ボディ用美容液「サナ　パワーエクササイザー」を発売、毛穴かくしパウダーを新配合した「サナ舞妓はんのおしろいＮ」など発売

△富士通<6702>、コンパクトサーバー「ＰＲＩＭＥＲＧＹ　ＴＸ１２０」をヤマトシステム開発に提供

△三洋電機<6764>、「エネル－プ」から外出先で手軽に充電できる「ＵＳＢ専用充電器セット」を発売

△セイコーエプソン<6724>、会計事務所向け統合型財務戦略システム「インターＫＸ」３機種を発売

△アイ・オー・データ<6916>、コンパクトサイズのホームネットワーク用ハードディスク２製品を発売

△三菱電機<6503>、機能的なデザインのビジネスユース１７型・１９型液晶ディスプレーを発売

△バッファロー（メルコＨＤ<6676>）、ＵＳＢハブ搭載のゲームパッドコンバーターを発売

△帝人<3401>ファーマ、喘息治療用吸入ステロイド剤「オルベスコ」の製造販売承認を取得

△ＮＥＣ<6701>、「ＷｅｂＳＡＭ」とクワンティの「Ｑｌｏｃ　Ｅｎｇｉｎｅ」との間で製品間連携を強化

△ニフティ<3828>、５月から「＠ｎｉｆｔｙ光ｗｉｔｈフレッツ　マンションタイプ」の価格を値上げ

△花王<4452>、英国の高級化粧品ブランド「モルトンブラウン」の直営店を新丸ビルに出店

△東芝<6502>ソリューション、ＩＰＡから「暗号モジュール試験及び認証制度」の認証取得

△Ｓｏ－ｎｅｔ<3789>、法人向けＳＮＳサービス「Ｓｏ－ｎｅｔ　ＳＮＳ　ｆｏｒ　Ｂｉｚ」を提供開始

△タカラトミー<7867>、ＮＩＫＥとコラボの変形ロボット「ＴＲＡＮＳＦＯＲＭＥＲＳ　ＳＰＯＲＴＳ　ＬＡＢＥＬ」を発売

△ＳＢＩホールディングス<8473>、投信関連企画・サービス子会社「ＳＢＩファンドバンク」を設立

△ターボリナックス<3777>、学校などで利用目的に合わせて設計・提供する「ｗｉｚｐｙ　Ｓｔｙｌｅ」を発表

△サッポロ<2501>、ヱビスブランドのビール「ヱビス＜ザ・ホップ＞」の中ビンを全国で販売開始

△ファンケル<4921>、美容サプリメント「ＨＴＣコラーゲン」のグミタイプを期間限定で発売

△カカクコム<2371>、「価格．ｃｏｍモバイル」でｉアプリ「価格バーコードサーチ」を提供開始
（日経プレスリリース）

△三洋電機<6764>、ニッケル水素電池「エネループ」のＵＳＢ専用充電器発売
三洋電機は１８日、充電式ニッケル水素電池「エネループ」をパソコンなどのＵＳＢ端子から充電できる充電器セットを５月２１日に発売すると発表した。充電時にコンセントに差し込む必要がないため、専用プラグを要する海外での利用に向く。セットは単３形のエネループ２本と充電器で構成、実勢価格は２０００円。年間１０万台の販売を目指す。
（日刊工業新聞）

△山善<8051>は割安是正高へ
山善が８２６円は１３円高と反発。工作機械専門商社で、ユーザーニーズに合致した最適な設備を提供できる強みから、ここ販売は堅調に推移中だ。当面、増収増益基調を継続、今３月期予想PER１１倍はいかにも割安で是正高に向かいそうだ。
（株式市場新聞）

△往年の人気株、品川白煉瓦<5351>が動意、外国人動向に注目
往年の人気株、品川白煉瓦が８円高の４９８円と買われ、動意含みだ。産業界の設備投資活発化を受けて、業績は順調で１株利益は３２円程度に向上する。１株純資産は５５０円でＰＢＲは１倍を割れているが、年５円配当は物足りない。配当性向が１６％と低いため今後、増配の期待が強まるだろう。かつてのように、カラ売りが増えて取組みが厚いという状況ではないが、変わって外国人の持株比率が１４％ていどあり、今後、外国人の動きが注目される。

△住友重機械工業<6302>が反発、海運の次は造船
住友重機械工業が、２６円高の１２０６円と反発し騰勢を強めている。商船三井<9104>が年初来高値更新、住友金属工業<5405>が動意付くなど三井住友系が人気付いている。また鉄鋼・海運株は日中経済連携強化の恩恵を最も受けるというのが市場の見方。商船三井<9104>が２月２６日の高値を抜いたことで、出遅れ銘柄を物色する動きが旺盛だ。海運の次は、造船ということになれば、住友重機械工業も２月２７日高値１３１７円が視野に入ってこよう。

△阪和興業<8078>が反発、中国関連の低ＰＥＲ銘柄として注目
阪和興業が、１４円高の５６５円と反発している。２月２６日に年初来高値６２４円をつけた後、５５０円割れを下値としてモミ合いの動きになっていたが、反転の兆しが出てきたようだ。日中経済協力が一つのテーマとなっており、その関連銘柄を物色する流れが出てきた。阪和興業は、鉄鋼主体の独立系老舗商社で中国に強みを持っている。四季報では、非鉄・金属原料が上伸。鉄鋼価格も回復の兆し。営業益は増額後の会社側計画２１５億円にも上振れ余地。周年記念配。０８年３月期は鉄鋼が数量・価格とも尻上がり。価格高騰一服でも非鉄は取り扱い拡大効果発現。石油等弱含んでも収益漸増と予想している。０８年３月期予想ＰＥＲは９倍台と割安感があることに加え、下値不安もない。目先、２５日移動平均線５７７円抜けから６００円処への上値を試そう。
（証券日刊新聞）

▼太平洋海運<9123> 特損計上
太平洋海運は、別修繕引当金計上について、当期分は海運業費用に9000万円、過年度分を特損で8400万円計上すると発表した。業績は現在集計中であり、確定次第発表するとしている。

▼ケイヒン<9312> 特別損益計上
ケイヒンは、投資有価証券売却益を連結で1.83億円・単体1.83億円、関係会社損失引き当て損を単体で2.02億円を計上すると発表した。なお、業績修正が必要な場合は速やかに開示するとしている

▼極洋<1301> 業績修正
極洋は、2007年3月通期連結予想を発表した。売上高1570億円（前予想1610億円）。経常利益・当期純利益に変更は無しとしている。配当も普通配当5円・記念配当1円合計6円の期末配当となる。

△日本システム<9759> 上方修正
日本システムは、2007年3月通期連結予想を発表した。主力事業である情報サービス事業が好調に推移し、受注条件の改善・生産性向上・不採算案件減少で、上方修正となった。売上高415億円（前予想417億円）、経常利益77.5億円（同75億円）、当期純利益49.3億円（同48億円）。

△キヤノン電子<7739> 第一四半期業績
キヤノン電子は、2007年3月連結第一四半期業績を発表した。売上高279億円（前年同期比21.6％増）、経常利益37億円（同24.9％増）、当期純利益23億円（同26.8％増）。2007年12月予想売上高1165億円、経常利益156億円、当期純利益96億円。市場予想は当期純利益95.5億円（四季報）。
（証券新報）

■注視銘柄

7974任天堂
8961森トラスト
2369メディビック
3401帝人
9759日本システム
7739キヤノン電子

6728アルバック
9616共立メンテナンス
1400アライヴコミュニティ
4544みらかＨＤ
3822ＪＳＣ

■免責事項
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