『重陽の節句』（京都の休日２３）

　本日９月９日は『重陽の節句』です。
本日が『重陽の節句』でしたので、珍しく２日連続の（京都の休日）です。

『重陽の節句』は別名「菊の節句」とも言い、五節句の一つで、
五節句の最後を締めくくる節供です。
菊に長寿を願う日でもあり、本日は敬老会の催し等も多い日でもあります。

　小難しいことは下記サイトに任すとして･･･
http://www.bukyu.com/seck/s9.html

毎年『重陽の節句』の日には、京料理屋さんでは、菊酒に始まる
菊尽くしの膳を出しますし、和菓子屋は着せ綿の菊の和菓子を拵えます。

　ワタシの処も『重陽の節句』には上記写真のような「菊の着せ綿」の
和菓子を皆さまの処へふるまいます。

「菊の着せ綿」というのは、菊の花に綿を覆い被せたもので、
重陽の節句前夜、菊の花を綿で覆って露や匂いを移し取り、
翌朝その綿で体を拭うと長寿を保つという慣わしからです。

「京都は菊もかぶるや綿帽子」（小林一茶）

･･･と、いうことで、
興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック！

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■■重陽神事・烏相撲（ちょうようじんじ・からすずもう）■■

古来よりこの日に菊酒を飲んだり、菊花についた露で肌を拭ったりして
災厄を祓ってきました。
古来宮中その他で行われた五節句の一つ重陽の節句で、
本殿に菊花を供え無病息災を祈願します。

日　時：2005年9月9日　午前10：00～
場　所：上賀茂神社…京都市北区上賀茂本山339
一　言：当日は菊酒の無料接待があります。
ＵＲＬ：http://www.kyoto.zaq.ne.jp/kamigamojinja/
ＴＥＬ：075（781）0011

【烏相撲】

重陽神事に引き続き執り行われ、御祭神の外祖父賀茂建角身命が
神武天皇東征に際し、八咫烏（やたがらす）となって先導されたとの
故事に由来しています。
この日は、禰宜方・祝方に分れ、児童による相撲が取られます。

■■重陽蔡■■

江戸時代の車折神社における重陽祭では、神事とともに大般若経の転読も
行われていたと伝えられています。
菊の挿頭をつけて舞う舞楽は洛西の社に趣を添えます。
また、当日は祭典終了後、参拝者・見学者に菊酒が振舞われます。

日　時：2005年9月9日　午後1：00～斎行
場　所：車折神社…京都市右京区嵯峨朝日町23
一　言：重陽祭のご献供をお申込みされた方には祭典において
　　　　宮司（最上位の神主）が「不老長寿」「除災招福」を祈念した
　　　　御神符を郵送にていただけます。
ＵＲＬ：http://kurumazakijinja.or.jp/
ＴＥＬ：075（861）0039

■■重陽の節会(ちゅうようのせちえ)■■

菊花酒を飲んで700歳もの長寿を得たという、中国の菊慈童の像に
献花（菊花供養）し長寿の祈願を行います。
また、菊にちなんだ謡曲や能楽が奉納されます。

場　所：虚空蔵法輪寺…京都市西京区嵐山虚空蔵山町
ＵＲＬ：http://www2.ocn.ne.jp/~horinji/
ＴＥＬ：075（862）0013

※主催者の都合により、予定・内容が変更される場合がありますので
　事前にご確認お願いいたします。