2024 11,23 08:16 |
|
2009 08,09 12:00 |
|
『六道まいり』(京都の休日83) 立秋の7日、京都市の最低気温は26・4度にしか下がらず、秋の訪れとはほど遠い今夏で一番暑い朝となった。東山区の六道珍皇寺では、お盆を前に先祖の精霊を迎える「六道まいり」が始まり、大勢の参拝の人が蒸し暑い境内に「迎え鐘」の音を響かせた。 京都地方気象台によると、これから1週間は高気圧の勢力が強く、日中は気温30~35度の暑さとなり、最低気温25度前後の寝苦しい夜が続くという。 六道珍皇寺は平安時代に鳥辺野と呼ばれた葬送の地で、この世とあの世の分かれ道の「六道の辻」に立つ寺として知られる。境内には早朝から参拝者が次々と詰めかけ、先祖の戒名を書いた水塔婆や霊が宿るとされる高野槙(こうやまき)を手に、綱を引いて鐘を打ち鳴らした。 下京区の狩野勝嗣さん(72)は「家内が先立ってから30年近く欠かさず足を運んでいる。鐘の音を聞くと、妻への感謝がよみがえります」と話した。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
東山通りを祇園から南へ下がり、清水道あたりで松原通りが交叉するのを 「六道まいり」は、この寺のお盆の精霊迎えの行事なのです。
毎年8月7日から10日までの間、 『六道』というのは「地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人道・天道」の 今でも『六道』については、 ・・・のような言葉が使われています。
我が家は道しるべの迎え火に「麻幹(おがら)」を焚くだけですが・・・・・ お精霊さんを迎えて、家へ持ち帰った高野槙は、 こうして迎えた霊を再び冥土へ送るのが、
・・・で、『六波羅』一帯は、京都魔界の一つでもありんす。 「六道珍皇寺」辺りの町名は「轆轤町」・・・これ読めないよねぇ~・・・ 「轆轤町(ろくろちょう)」・・・って読むんだけれども、 轆轤町には「六道の辻」があって、この世とあの世の分かれ目とされていました。 ここから東は、かつては鳥辺野 (とりべの) と呼ばれる葬送の地だったの その鴨川と鳥辺野の間にある六道の辻。 そう、あの世に一歩入ったこの辺りにも、死骸を投げ捨てて行く平安人が そんなわけで、轆轤町の由来は「髑髏(どくろ)」とする説が有力なんです。 それではあまりに禍々(まがまが)しいので、 いやはや・・・何とも・・・「魔界」由来の話でした。 PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |