体験的景況感のつかみ方
ぼんちゃんのブログ　2009-08-06
http://ameblo.jp/bonbon-goo/entry-10315113337.html
 
順調に回復しつつあるような株価や経済紙を読んでいるだけでは、景気の判断を読み誤る。

筆者が毎日見ているの中に、バルチック海運指数がある。

今年の年初頃が異常な底値で、それからは回復しつつあるようにも見えたのだが、このところ息切れして、また下落傾向だ。

2008年の最高値11793から十分の一以下に一気に下落し、そのご４０００ポイントまで回復したのだが、現在は３０００ポイントをいくらか超えるくらいだ。

鉄鋼石や石炭など資源を運ぶばら積み不定期船の運賃の指数で、数字は金額ではない。

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バルチック海運指数
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%81%E3%83%83%E3%82%AF%E6%B5%B7%E9%81%8B%E6%8C%87%E6%95%B0
バルチック海運指数（バルチックかいうんしすう、Baltic Dry Index）、通称BDIは、ロンドンのバルチック海運取引所が発表する外航不定期船の運賃指数。バルチック海運取引所は海運会社やブローカーなどから鉄鉱石・石炭・穀物といった乾貨物（ドライカーゴ）を運搬する外航不定期船の運賃を聞き取り、結果を取りまとめて同指数を算出、発表する。基準となる1985年1月4日を1000として算定している。

毎営業日のロンドン時間13時（日本時間22時、サマータイム期間中は21時）に発表される。

BDIは指数であり、実際の取引価格とは異なる。バルチック海運取引所はBDIのほか、不定期船のサイズ・航路毎に実際の取引価格指標となる運賃をドル建てで発表している。

近年、中国の鉄鉱石輸入を始めとする世界的な原料輸送需要の高まりを受け、2008年には過去最高の11793を記録し注目された。

指数の変動要因としては海上荷動き量の他に、主要港湾における船腹の沖待ち増加を受けた滞船、荷役のためのインフラ能力の過不足、ハリケーンやモンスーンなど気象の影響などが挙げられる。

株式市場においては、海運会社の株価への影響が大きく、特に不定期船を主力とする会社の株価とは連動性が高い。
以上ウィキペディア引用

次に国内の物流の状況を直に聞くには、トラック運転手のアマチュア無線や違法無線のワッチが良い。彼らの会話でおよその景況感が解るのだ。（聞く分には違法ではなく、情報を他に漏らしてはいけない。）

筆者も無線局を開局して、リグ（無線機）も揃ってはいるのだが、居住地のロケーションが無線局を運営するには最悪になってきたため、局免許の更新はしなかった。

2ｍ（145MHｚ帯）や430（435MHｚ帯）のほとんどの会話の主体はトラック運転手なので、ラジオの用に、聞くとはなしに、電源を入れっぱなしにして特定のレピーターに周波数を設定し受信していると生の現実を知ることができる。

この方法は拾える重要情報は一日中受信していても一つ位という効率は極めて悪いが、景況感は一日受信していると、大体判断できる。