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7/27 決算発表予定銘柄コメント 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
28日は、ヤフー、コマツ、キヤノン(09/12期2Q)などがあります。ヤフーは不況で伸び悩んでいるインターネット広告の伸びの程度が注目されます。ネット関連では31日にSNS大手のミクシィの決算もありますので、ネット広告の動向がよくわかると思われます。コマツは新興国での建機需要が注目点です。キヤノンはデジタルカメラやプリンタの需要動向が注目点です。 29日は新日鉄、住友金属鉱山、東芝、明電舎、日産自動車、ホンダ、野村ホールディングスなどがあります。新日鉄は鉄鋼生産の回復度合いがどの程度が確認できます。30日に住友金属工業がありますので、鉄鋼業界に関心のある向きは比較するとよいでしょう。東芝はフラッシュメモリーの市況回復の寄与がどの程度が注目点ですが、世界トップの原子力事業の動きも把握したいものです。明電舎は三菱自動車の電気自動車アイミーブにモーター等の駆動システムを供給している会社です。日産自動車、ホンダは国内のエコカー補助金の効果がどこ程度かを確認したいものです。両社とも既にハイブリットカー、電気自動車への今後の戦略を発表しています。30日に三菱自動車工業もありますので、それと合わせて比較したいものです。野村ホールディングスは、リーマンブラザーズの日本、欧州、アジア部門の人員を吸収した後、全社的なリストラを行いました。その成果を確認したいと思います。 30日は、住友金属工業、シャープ、ソニー、三洋電機、三菱自動車工業、任天堂、三井住友フィナンシャルグループ、ソフトバンクなどがあります。シャープは液晶テレビ、液晶パネルの需要が中国の家電下郷の好影響をどの程度受けているか、数字ではっきりします。また、太陽電池の今期黒字転換計画が順調に進捗しているのかどうかも注目点です。三洋電機は太陽電池の動きとともに、ホンダのハイブリットカー向けニッケル水素電池の動きが注目点です。リチウムイオン電池の新工場も建設中ですので、注目度の高い分野です。任天堂は会社想定よりも円高になっていることが懸念されますが、一方で2Q以降にWii用主力ソフトを発売します。三井住友フィナンシャルグループは6月に8600億円の公募が成功しました。日興コーディアル証券の買収、日興シティグループ証券の法人部門の買収など、現在進行中の日本の証券再編の中心にある会社です。メガバンクでは、31日に三菱UFJフィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループの決算発表がありますので、3行の比較が重要でしょう。ソフトバンクは、携帯電話純増数の月間トップが続いています。NTTドコモ(7月30日発表)、KDDI(7月23日発表)の業績と比較したいものです。 31日はミクシィ、三菱重工、川崎重工、三菱商事、三菱UFJフィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループなどがあります。三菱重工は原子力、電力、環境プラント関連、航空機などの注目点が沢山あります。川崎重工も鉄道、環境、エネルギー関連など重要な事業が多い会社です。両社とも日本を代表する防衛関連企業ということも重要です。 7月27日からの週は今1Q決算の1回目のピークになります。実質的に衆議院選挙が始まったところでもあり、決算の結果、今後の見通しと、株価の動き、政治の動き等が複雑に絡みあう相場も予想されます。また、1Q決算は通期決算を見通すうえで重要な決算です。慎重に決算を見定めたいものです。
※上記コメントは、7月23日(木)作成時点におけるもので将来の市場環境等の変動等を保証するものではありません。 ※この資料は、ブルームバーグ社からの情報提供をもとに掲載しております。実際には、この資料に掲載されていない会社が決算等の発表を行うことがあること、また、この資料に掲載されている会社についても、その後の予定の変更等により、この資料とは異なる日程で決算等の発表を行うことがあることにご注意ください。 ※当方では、この情報を用いて行う判断の一切について責任を負うものではありません。 PR |
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