2024 11,24 05:41 |
|
2009 07,25 08:36 |
|
騰勢一服、決算期待がはく落し利益確定売り優勢か=来週の東京株式市場 来週の東京株式市場は騰勢一服となりそうだ。国内主要企業の4―6月期決算が本格化するが、これまでの株価上昇ですでに上振れ期待を織り込んでいる。意外感のある内容でなければ、いったん材料出尽しとなり利益確定売りが先行しやすい。大型増資ラッシュが一巡し需給懸念は後退したものの、次期政権が確定するまで海外からの本格的な資金流入は期待しにくく、上値は抑えられそうだ。 日経平均株価の予想レンジは9700円─1万0100円。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
7月第5週(7月27日―7月31日)も相場を大きく崩すような要素は少ない。ただ、日経平均は24日までに8日続伸、米国株市場にも短期的な過熱感が出ている。「日本株は4―6月期決算を先取りして上昇してきたことは否めない。日経平均は一時的に1万円大台を回復する場面があっても持続性は疑問だ」(みずほ証券投資情報部マーケットアナリストの高橋幸男氏)との声が出ている。 主要企業の決算発表日程は、27日に日本郵船(9101.T)、JR東日本(9020.T)、28日に日立(6501.T)、JFE(5411.T)、29日に新日鉄(5401.T)、野村ホールディングス(8604.T)、30日にNEC(6701.T)、ソニー(6758.T)、31日に武田(4502.T)、三菱重(7011.T)などとなっている。「最悪期を脱したとはいえ、通期見通しで強気を示す経営者は少ないだろう。多少の上方修正や赤字幅の縮小などでは買い材料になりにくい」(準大手証券情報担当者)との指摘も出ている。 東証1部の売買高は、一部のテーマ株や指数リバランスに伴う売買で膨らんでいるが、実質は薄商いとみられている。個人投資家の多くは短期の回転売買が中心で、指数を押し上げるようなインパクトは乏しい。三菱UFJ証券シニア投資ストラテジストの吉越昭二氏は「ヘッジファンドなどの海外短期筋が高金利通貨などを絡めて日本株を選好する可能性はあるが、国家のリーダーが決まらないうちは海外長期運用資金が本格的な買いを入れることはなさそうだ」との見方を示している。 大型増資ラッシュが一巡し、需給面の荷もたれ感はなくなったが、日本株にとって主役の海外勢が本格始動するまでは上値も重く、指数は伸び悩む展開が予想される。 国内経済指標では、30日の6月鉱工業生産に関心が集まっている。ロイターがまとめた民間調査機関の予測によると、予測中央値は前月比2.4%の上昇で、4カ月連続の上昇となっている。株式市場では、7月、8月の予測調査で上昇トレンドが確認できれば好感されるとの見方もある。米国では31日の4―6月期GDPが最大の注目材料となるが、東京市場に影響を与えるのは翌週になる。 PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |