5/9 午後の『株価材料』

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■株価材料

△東洋インキ製造<4634>、2007年3月期連結決算予想＝当期利益79億円、上方修正

△住金<5405>が堅調、2月27日の年初来高値652円を更新
住友金属工業が堅調に推移し、２月２７日に付けた年初来高値６５２円を更新した。１３時４０分現在、同社株は東証１部で出来高第１位。市場では、好決算銘柄を買う動きが広がり、その流れから幅広く買いを誘い込んでいる。新高値を更新したことで、一段と目先回転を狙った資金が入りやすくなったとの指摘もあった。市場では「好業績株を買う地合いを象徴する動きとみてもいいだろう。需給面では、信用買い残が高水準で残っていながら、高値を更新してきたことが注目されている」（東海東京調査センター・シニアマーケットアナリストの矢野正義氏）との声も出ている。住金の直近の信用残高は、売りが１４６０万１０００株、買いが８３２６万３０００株、信用倍率は５．７０倍となっている。

△郵船<9101>と川崎汽<9107>の08年3月期、欧州航路市況の回復で2ケタ営業増
日本郵船と川崎汽船の海運大手２社は９日、２００８年３月期連結営業利益予想を発表した。欧州航路の運賃が上昇すると見込んで、２社とも増益を見込む。郵船は前年比３０．５％増の１３７０億円の営業利益と予想し、ロイターエスティメーツがまとめた主要アナリスト１１人による事前予測値１３６２億円とほぼ同値だった。前期に比べ定期船の運賃が欧州航路を中心に回復すると見ている。一方、川崎汽は同５３．２％％増の９４０億円と予想するが、ロイターエスティメーツのまとめた主要アナリスト８人による事前予測値８００億円を上回る。川崎汽も、欧州航路の定期船運賃市況が改善して利益を押し上げると見込む。郵船は売上高の予想について同３．５％増の２兆２４００億円、経常利益は同２０．９％増の１３００億円、当期利益は同２６．１％増の８２０億円を見込む。会見した五十嵐誠常務経営委員は、業績予想について「不定期船の運賃市況が足元で想定を上回っている。しかし原油価格も想定を上回っており、圧迫要因になる。（通期予想は）妥当な水準だと思う」と述べた。０８年３月期の為替前提は１ドル＝１１５円、燃油価格の前提は１トン＝３３０ドル、年間配当は１８円とした。川崎汽は売上高の予想について同１０．５％増の１兆２０００億円、経常利益は同４８．６％増の９５０億円、当期利益は同２２．３％増の６３０億円の見通しとした。会見した佐伯隆常務執行役員は「アジアからの輸出ドライブが非常に強くて欧州航路が絶好調。中国も需要がかなりしまっている。強い市況がどれだけ続くかは不透明だが、持続すれば（業績が）上振れてくる可能性もある」と述べた。０８年３月期の為替前提は１ドル＝１１５円、燃油価格の前提は１トン＝３４０ドル、年間配当は２０円とした。

△川崎汽<9107.T>の業績見通しで買い安心感
２００８年３月期の増益見通しを発表した川崎汽船など海運株に買いが集まっているという。市場では「川崎汽船の業績見通しが強かったことで、後場に入って相場のムードがずいぶん明るくなった。買い安心感が広がり、海運株が相場をけん引する形になっている。あとは、トヨタ自動車<7203>の決算だ。好業績はある程度織り込んでいるとみられ、材料出尽くしにならないかどうかを確認したい」（富士投信投資顧問執行役員、岡本佳久氏）との声が上がっている。

△ニチコン<6996>が堅調、ＧＳが目標株価引き上げ
ニチコンが堅調。ゴールドマン・サックス証券（ＧＳ）が同社の目標株価をこれまでの１５００円から１６００円に引き上げたことなどが好感されている。ゴールドマンでは、同社の業績が会社計画上線で推移すると予想。当面は良好な事業環境下、順調な業績推移を想定するとしている。

△日本郵船<9101>が後場急伸、増益予想好感し高値更新
日本郵船が後場急伸。連日の年初来高値更新となった。昼休み中に発表した業績見通しを好感している。２００８年３月期の連結営業利益見通しは前年比３０．５％増の１３７０億円。ロイターエスティメーツがまとめた主要アナリスト１１人による事前予測値１３６２億円とほぼ同水準になった。

△アウトソーシング<2427>が買い気配、6月中間期業績予想を上方修正

△比サンミゲルがビール部門分社化、キリン<2503>との提携強化へ
東南アジア最大の食品・飲料グループであるフィリピンのサンミゲルは、旗艦部門である国内ビールとパッケージング事業を分社化し、来年、新規株式公開（ＩＰＯ）を行う方針を明らかにした。調達した資金で資源、電力、インフラ、公益の新規事業に進出する方針で、同社１１７年の歴史上で最大の事業再編となる。国内ビール部門は既にサンミゲルに約２０％を出資しているキリンビールと戦略的提携を結ぶ。キリンはサンミゲルのビールの海外販売を支援する。
（ロイター）

△新日鉄<5401>---値幅取り資金はまず住金に？
3月戻り高値レベルで推移。リバウンド基調が強まってはいるが、住金が年初来高値を更新してきていることもあり、値幅取り資金はまず住金に向かっているようだ。3/23戻り高値883円辺りを捉えてくるようだと、900円を意識した資金が集まりそうだが。

□ケーヒン<7251>---ドイツ証券では過度に悲観する必要はないと
大幅下落で年初来安値更新。07/3期業績の内容がネガティブされている。なお、ドイツ証券では「Ｂｕｙ」を継続。08/3期計画はパッとしないが、懸念していた減益予想が公表されなかった点は、前向きに評価。過度に悲観する必要はないと。

△スク・エニ<9684>---ＪＰモルガンでは「OVERWEIGHT」
大幅上昇で1/16以来の年初来高値更新。ＪＰモルガンではゲーム業界は新しい成長ステージとし、同社に対する格付けを「OVERWEIGHT」としてカバレッジを開始。

△伊藤忠<8001>---最高値更新でもＰＥＲはようやく10倍
大幅上昇で1990年1月4日以来の最高値を更新している。商品市況の上昇基調などを背景に業績上振れ期待は強い。好業績セクターの割安銘柄への物色意欲は強まっている。1990年以来の高値更新ながら予想ＰＥＲはようやく10倍に。

△マツダ<7261>---しっかり、ＨＳＢＣの格上げも支援材料
セクター内での好決算銘柄として、直近で選別物色の動きが強まっているが、本日はＨＳＢＣの投資判断格上げなども材料視されているようだ。ＨＳＢＣでは投資判断を「アンダーウェイト」から「ニュートラル」に格上げ、目標株価を630円から680円に引き上げている。株価調整が進んだことを格上げの主要因としているもようではある。

△第一中央汽船<9132>---急伸、海運大手の相次ぐ好決算受けて
急伸。川崎汽船と日本郵船が相次いで今期の大幅増益見通しを発表、海運株が幅広く買われるなか、株価の値頃感の強さも妙味に短期資金の物色が向かっている格好。同社の決算発表は明日に予定されている。

△川崎汽船<9107>---買い気配、今期大幅増益見通しにサプライズ
後場は買い気配スタート。昼休みに発表した決算内容が評価材料視される。前期営業利益は3割減益となったが、今期は53％増益予想。先に発表した商船三井は10％強の増益見通しながらその後買い進まれていた。比較感から同社の増益幅にはポジティブサプライズが強まる状況ともなっている。
（フィスコ）

△ティー・ワイ・オー<4358>が急騰、2007年３月中間期の業績見通しを上方修正
ティー・ワイ・オーが一時、前日比50円（25.13％）高の249円まで上昇。同社は前日８日、2007年３月中間期の連結業績見通しをそれぞれ、売上高が従来予想の98億円から111億1000万円に、経常利益が同２億円から３億 5000万円に、当期純利益が同１億7000万円から２億1000万円に上方修正することを発表したことが買い手掛かりとなった。同社では、広告映像事業とコンテンツ・ソリューション事業の業績が好調に推移したことと、2006年12月25日付けで発表したデジタルアーカイブ・ジャパン株式会社の株式譲渡に伴い譲渡益が発生したことなどを今回の業績上方修正の理由として述べている。

△ドン・キホーテ<7532>が急騰、2007年７月―07年３月期の業績好調で業績懸念が後退
ドン・キホーテが一時、前日比260円（12.09％）高の2410円まで上昇して、東証１部値上がり率ランキングでも上位に入る大幅高に。同社が前日８日に発表した2007年７月―07年３月期の連結決算で経常利益が前年同期比８％増の124億円となったことを受けて、業績懸念が後退したことが手掛かりとなったものと見られている。同期の業績が好調に推移したことを受けて証券会社の中からも投資判断を引き上げる動きもでてきている。

△旭化成<3407>が堅調、前３月期の連結営業利益は過去最高益を更新
旭化成が一時、前日比6円（0.71％）高の847円まで上昇するなど、堅調に推移。同社が前日８日に発表した2007年３月期の連結決算で同期の営業利益が前期比17.5％増の1278億100万円となり、過去最高益更新となったことが買い手掛かりとなったものと見られている。原燃料価格高騰に伴い製品価格が上昇したケミカル事業が売上を増やした他、海外需要が堅調に推移したケミカル事業、ライセンス収入などがあった医薬・医療事業や、デジタル家電用途向け製品が好調に推移したエレクトロニクス事業が業績を伸ばしたことなどが同期の好調な業績に寄与した。
（テクノバーン）

△ハードオフ<2674>が後場上伸、既存店売上高が計画を上回り前期業績を上方修正
リサイクル中心の仕入れ販売を行うハードオフコーポレーションが後場上伸、一時２０円高の７２５円まで買われている。同社は９日前引け後、前０７年３月期連結業績推定値の上方修正を発表。好感買いが入っている。良質な商品の買い取り業務に注力し、既存店売上高が計画を上回ったのが要因。経常利益は１０億８０００万円→１１億７０００万円（前々期は１２億６６００万円）、純利益は５億９５００万円→６億５０００万円（同６億４７００万円）にそれぞれ増額した。

▼ハネックス<5267>が続落、価格競争激化などで前期業績を下方修正
マンホール製造のハネックスが続落、一時９円安の１１１円まで売られている。同社は８日、前０７年３月期の連結業績推定値の下方修正を発表、見切り売りが広がっている。経常利益は４億３０００万円→７１００万円（前々期は５億４５００万円）、純利益は８億９０００万円→２億１３００万円（同３億８６００万円）にそれぞれ減額した。価格競争激化に加え、固定資産売却損や工場の減損損失計上が影響したという。なお、決算発表は１５日を予定。

△日本電工<5563>が反発、第１四半期好調で通期予想を上方修正
日本電工が反発。３３円高の７４９円まで上昇している。８日に今０７年１２月期第１四半期の連結決算および業績予想の上方修正を発表、好感されている。第１四半期の経常利益は前年同期比６４．４％増の１０億９７００万円となった。鉄鋼業界の高水準な粗鋼生産にけん引され、堅調な販売数量を維持した。また、販売価格の改善と原材料価格のダウンにより、大幅増益を確保できたという。これに伴い、６月中間期および通期の業績予想を上方修正。中間期の経常利益を２２億円→３０億円（前年同期１１億１４００万円）、通期の経常利益を４６億円→６１億円（前期２２億２８００万円）にそれぞれ引き上げた。
（株式新聞ダイジェスト）

△川崎汽<9107>、０８年３月期は４９％経常増益見込む
川崎汽船が９日発表した０７年３月期連結決算は売上高が１兆８５５億円（前の期比１５％増）、経常利益が６３９億円（同２８％減）、当期純利益が５１５億円（同１８％減）となった。鉄鉱石などを運ぶばら積み船の市場が高水準で推移したほか、コンテナ船の荷動きも順調に伸びたことで売上高は増加したが、燃料価格の高騰と上期の欧州向けコンテナ船の市況悪化が響いて経常利益は２期連続の減益になった。０８年３月期は売上高が１兆２０００億円（前期比１１％増）、経常利益９５０億円（同４９％増）、当期純利益６３０億円（同２２％増）を見込んでいる。景気拡大で荷動きが活発化している欧州航路を中心にコンテナ船の値上げが浸透し、「北米向けも欧州ほどではないが値上げが実現した」（佐伯隆常務執行役員）ため、コンテナ船事業が１６０億円の増益要因になる。また、ばら積み船の市況も上昇すると予想しており、これも経常利益水準を１５０億円程度押し上げる見通し。為替相場が前期より約２円・円高ドル安の１ドル＝１１５円を前提にしている。年間配当は前期より２円増やして２０円にする方針だ。
（ラジオNIKKEI）

△富士通<6702>、エントリーディスクアレイ「ＥＴＥＲＮＵＳ２０００」を発売

△富士通<6702>、デジタル家電向け「ＦＲ８０Ｓ」コア搭載３２ビットマイコンを発売

△サッポロ<2501>、添加物不使用のサプリメント「センイでキレイ」を発売

△イトーヨーカ堂<3382>、油を吸いにくいパン粉を使用したロースカツなど２品を発売

△森下仁丹<4524>、神戸大学農学部とシームレスカプセルを利用した根寄生雑草の防除法を開発

△ビクター<6792>、耐久性の高い「ＨＧ」など映像録画用ＤＶＤ－ＲＷディスク１２モデルを発売

△ビクター<6792>、高速記録対応タイプの映像録画用ＤＶＤ－Ｒディスク６モデルを発売

△ＮＥＣ<6701>、次世代スケーラブルＳＡＮストレージ「ｉＳｔｏｒａｇｅ　Ｄシリーズ」を発売

△九州電力<9508>、四国電力<9507>、中国電力<9504>、中部電力<9502>、東京電力<9501>、東北電力<9506>、三井物産<8031>、三菱商事<8058>など９社、２３件のクリーン開発メカニズム事業などで承認取得

△日立<6501>、「Ｗｉｎｄｏｗｓ　Ｖｉｓｔａ　Ｈｏｍｅ　Ｐｒｅｍｉｕｍ」搭載の個人向けＰＣ「Ｐｒｉｕｓ」Ｕシリーズを発売

△東芝<6502>松下<6752>ディスプレイテクノロジー、自販機など向けＴＦＴ液晶モジュール６品種を発売

△バッファロー（メルコＨＤ<6676>）、フレキシブル４ウェイスタンド搭載のＷｅｂカメラを発売、次世代１０ギガビットイーサネットに対応したカテゴリ７ストレートＬＡＮケーブルを発売、大容量メディアに対応した２８＋２メディア対応カードリーダー／ライターを発売、ＬＡＮ接続ハードディスク「ＬＳ－ＬＧＬシリーズ」３製品を発売、ＴｅｒａＳｔａｔｉｏｎ用バックアップソフト「ＳＢ－ＴＩ２」（５ライセンスパック）を発売

△パイオニア<6773>、カロッツェリアからハイエンドオーディオ仕様カーＤＶＤなど３機種を発売

△パイオニア<6773>、車載専用の地上デジタルＴＶチューナーなど３機種を発売

（日経プレスリリース）

△インフォマート<2492>、０７年１２月期第１Ｑ業績は順調なスタート
インターネットを活用したフード業界の電子商取引を運営するインフォマートの０７年１２月期第１Ｑ（０７・１～３）の業績は売上高５億２４００万円(前年同期比２１％増)、経常利益１億３１００万円（同４５・６％増）、純利益７２００万円（同３４％増）と順調なスタートとなった。ＥＭＰ事業では地方銀行との提携が拡大し「食材甲子園」は第２Ｑ（４～６）に富山県など新規７県が開始するほか、７月には徳島銀行と連携し、徳島県に「食材甲子園」を開始する。これにより「食材甲子園」は２４府県まで拡大することになる。一方、ＡＳＰ事業は「ＡＳＰ受発注システム」が大型案件を含む２３件の新規稼働と好調に推移している。通期業績予想は売上高２４億５５００万円(前期比２５・６％増)、経常利益６億２０００万円（同２３・４％増）、純利益３億４１００万円（同１５％増）を見込んでいる。
（株式市場新聞）

△ワコム<6727>が直近高値を抜き上値追い
ワコムが、８０００円高の３０万２０００円と反発し直近７日の高値３０万１０００円を抜き上値追いとなっている。４月２日に戻り高値３３万７０００円をつけた後、同月２４日２７万円まで下落し目先底打ち感が出ている。足元の業績、四季報ではアジア各国のＣＧ・ＩＴ産業育成策もありプロ向け好調。液晶一体型は製造軌道化が奏功。販促費上積みでも増益として経常利益は前の期比３２％増。０８年３月期は一般消費者向けも拡大として経常利益は前期推定比７．７％の微増益を予想している。３年ごとに投入のプロ向けの新機種にも期待かかる。連結配当性向２０％メドで増配もとしている。また、タブレットＰＣ向け電磁誘導方式（ＥＭＲ（ｒ））センサーの信号出力を従来のものから５０％以上向上させながら、重さと厚みでそれぞれ約５０％の削減を実現した新しいセンサー・システム、ワコム・ペナブルテクノロジー「Ｇ５」を開発。米ゲートウェイ社が本年４月に米国で受注開始するノート型タブレットＰＣ「Ｅー１５５Ｃ」に世界で初めて採用と４月２３日に発表されており、目先３４万円処への戻りを試す展開か。

△三菱商事<8058>が反発し騰勢を強める
非鉄金属市場と原油先物市場の上昇から注目した三菱商事が、５５円高の２７６５円と反発し、直近７日高値２７４５円を抜き騰勢を強めている。今期の売上高は前期比５．０％減の１９兆５０００億円、営業利益は同６．６％減の３８５０億円の見通し。金属事業が減益となると予想されているが、ここ最近の非鉄金属の上昇で上ブレ期待が高まった。また、原油価格（中東産ドバイ）の年間想定は１バレル５７ドル（前期６０．９ドル）、ドル／円は１１５円（同１１７円）。純利益に対しては、原油１ドルの上昇で年間１０億円の増益、為替１円の円安で同２４億円の増益インパクトがあると一部では指摘されており、上ブレ期待が高まった。住友金属鉱山<5713>が年初来高値を更新し三菱商事に出遅れ感が指摘される。株価は２月２６日高値２８５５円をつけた後、３月５日安値２５００円と４月２６日安値２５２０円の二番底を形成し調整一巡感がある。リバウンド期待が高まった。

△セコムテクノサービス<1742>は出来高増加で反発局面、上値目標は・・・
ノーザントラスト（ＡＶＦＣ）が保有するセコムテクノサービスは、日足の終値「止足」でみれば、３月２７日の４８６０円に対し、４月２０日の４８８０円、４月２７日の４８７０円はトリプル底を形成したとみていいだろう。出来高が増加してきたことで、反発局面に入ってきたと判断できる。

△ＡＱインタラクティブ<3838>は続伸。新興市場の、隠れた？ゲーム優良銘柄
ＡＱインタラクティブは反発→続伸。今朝は２０００円高の３８万２０００円で始まり、後場は４１万２０００円まで買われている。ジャスダック市場値上がり率上位にランクインしている。とくに何か材料が出たわけではないが、ここ１０営業日ほどは続伸傾向で来ており、その動きを継続していると見られる。また、きょうは日経平均株価が、きのう、おとといに続いて、１万７６００円台後半～１万７７００円台後半をキープしている、地合いの良い状態。東証１部大型株・有名企業銘柄が上げているため、新興市場の優良銘柄に個別物色が入っているもようだ。続伸しているので、オシレーター的には「買われすぎの過熱」水準。ＰＥＲは６０倍台、ＰＢＲは８倍台と割高だ。しかし、チャートを見ると、２月の上場以来、凸凹しながらも下値を切り上げてきている。テクニカル的には、これからも上値追いができそうだ。同社はゲームソフトの開発・販売事業を行なっている。業績は堅調に右肩上がりで来ており、２００７年３月期も前年実績比増収増益を見込んでいる。無借金の好財務体質。大口株主は、中山隼雄　元セガ社長、石井洋児社長らだが、日本テレビ放送網<9404>、東北新社<2329>、三菱商事<8058>などの優良企業も入っている。買い安心感も充分だ。

△三井造船<7003>が連日の高値更新、中長期的には上場来高値が目標
三井造船が、３８円高の５８９円と反発し連日の年初来高値更新となっている。４月２７日に前期決算と今期業績予想を発表、今期経常利益は３９．６％増の２６０億円を予想。国内大手証券が大幅増額の見込みがあるとして、投資判断を「３」→「２」に格上げしたことも株価を押し上げている。目先は、９１年９月の６４８円までフシはなく、中長期的には９０年５月につけた上場来高値１０６０円が目標となろう。

△スタバ<2712>は反発。後場も５万５０００円台キープ
スターバックスコーヒージャパンは反発。前場は１１００円高の５万５３００円で引けたが、後場に入っても５万５０００円台をキープしている。とくに何か材料が出たわけではないが、テクニカル的に反発の時期に来ていたことと、１７日に発表が予定されている、２００７年３月期決算の発表を先取りしているもようだ。３月期業績予想については、２月に上方修正を発表ずみ。売上高、経常・純利益とも上方修正で、前年実績比も、増収増益の予想。また、期末配当も、前回予想に５０円乗せて、２００円と発表した。テクニカル的には、このまま続伸して、２００７年２月と２００６年２～３月高値の６万円ラインへ戻したいところ。あるいは、権利落ち後の押し目の今、買っておいて、来年３月末に、株主優待のドリンク券をもらうか。そんな気長なことは言ってられない？　１株単位で買える手軽さも、個人投資家に人気の理由。
（証券日刊新聞）

△ソフトバンク<9984> 携帯電話純増数16万3600件
ソフトバンクの子会社ソフトバンクモバイルがこの日に発表した4月の携帯電話純増数は16万3600件。同社は昨日の決算発表説明会で15万件超えと説明していた。

▼日本特殊陶業<5334> 今期減益予想 市場予想下回る
日本特殊陶業は、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高3450億円（前年同期比変わらず）、経常利益421億円（同21.8％減）、当期純利益266億円（同21.9％減）、一株利益120.65円、年配当27円（同据え置き）。市場予想は、クイックコンセンサスで、経常利益523億円、当期純利益326億円。

▼ジェイテクト<6473> 今期減益予想 市場予想下回る
ジェイテクトは、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高1兆600億円（前年同期比3.4％増）、経常利益670億円（同変わらず）、当期純利益400億円（同10.9％減）。市場予想は、クイックコンセンサスで、経常利益736億円、当期純利益443億円。

■三菱製鋼<5632> 今期横ばい予想 市場予想下回る
三菱製鋼は2008年3月通期連結予想を発表した。売上高1220億円（前年同期比0.5％増）、経常利益110億円（同0.6％増）、当期純利益61億円（同0.7％増）。市場予想は、四季報で、134億円、当期純利益74億円。

△スクウェア エニックス<9684> 上方修正 増配
スクウェア・エニックスは、2007年3月通期連結予想を発表した。売上高1630億円（前予想1600億円）、経常利益262億円（同220億円）、当期純利益115億円（同110億円）、期末配当25円（同20円）。

▼ＪＫＨＤ<9896> 前3月期下方修正
ＪＫＨＤは、2007年3月通期連結予想を発表した。固定資産の減損1.17億円、貸し倒れ引当金の積み増しにより、赤字拡大の下方修正となった。売上高106億円（前予想103億円）、経常利益0.89億円赤字（同0.4億円赤字）、当期純利益4.2億円赤字（同2億円赤字）。

△河合楽器<7952> 前3月期上方修正
河合楽器は、2007年3月通期連結予想を発表した。金属事業・塗装事業の伸長、情報関連事業のＯＡ機器の大型受注等があり、子会社の業績回復も寄与し、上方修正となった。売上高682億円（前予想668億円）、経常利益28.2億円（同24.4億円）、当期純利益31.2億円（同27億円）。

▼レンゴー<3941> 今期減益予想 市場予想下回る
レンゴーは、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高4220億円（前年同期比2.2％増）、経常利益145億円（同21.5％減）、当期純利益75億円（同20.6％減）、一株利益29.57円。市場予想は、クイックコンセンサスで経常利益203億円、当期純利益107億円。

△グンゼ<3002> 今期増益予想 市場予想上回る
グンゼは、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高1750億円（前年同期比3.7％増）、経常利益110億円（同12％増）、当期純利益85億円（同1.4％増）、一株利益39.78円。市場予想は、クイックコンセンサスで、経常利益116億円、当期純利益71億円。

□住友ベークライト<4203> 今期増益予想 市場予想下回る
住友ベークライトは、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高2650億円（前年同期比3.8％増）、経常利益230億円（同16.8％増）、当期純利益131億円（同9.9％増）。市場予想は、クイックコンセンサスで、経常利益237億円、当期純利益148億円。

▼三菱製紙<3864> 今期経常利増益増配 市場予想下回る
三菱製紙は、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高2580億円（前年同期比5.6％増）、経常利益70億円（同32.8％増）、当期純利益30億円（同58.9％減）、年配当5円（2円増）。市場予想は、クイックコンセンサスで経常利益67億円、当期純利益50.5億円。

▼東レ<3402> 今期減益予想 市場予想下回る
東レは、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高1兆6600億円（前年同期比7.3％増）、経常利益1010億円（同3.6％増）、当期純利益560億円（同4.4％減）、一株利益40.01円。市場予想はクイックコンセンサスで経常利益1106億円、当期純利益615億円。

△ヤマシナ<5955> 前3月期上方修正
ヤマシナは、2007年3月通期連結予想を発表した。原材料、燃料などの原価上昇の額、期間が予想を上回り経常赤字が増加したが、山科サービスの清算負担が予想を下回り、上方修正となった。売上高68億円（前予想72億円）、経常利益1.53億円赤字（同0.55億円赤字）、当期純利益2.91億円（同2.05億円）。

△ シンプレクス<4340> 今期増益予想 ほど市場予想通り
シンプレクスは、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高81億円（前年同期比20。1％増）、経常利益18.5億円（同15％増）、当期純利益10.54億円（同15.9％増）、一株利益1795円、年間配当180円（同20円増）。市場予想、クイックコンセンサスで、経常利益18.65億円、当期純利益10.9億円。

▼三菱レイヨン<3404> 今期減益予想 市場予想下回る
三菱レイヨンは、2008年3月通期連結予想を発表した。売上高4350億円（前年同期比4.3％増）、経常利益470億円（同19.6％減）、当期純利益235億円（同24.9％減）、一株利益39.2円、年間配当11円（同1円増）。市場予想は、クイックコンセンサスで、経常利益514億円、当期純利益296億円。
（証券新報）

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