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2009 07,06 08:27 |
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7/6 株式オープニングコメント ■やや調整含みの相場展開も需給主導の個別物色が継続 先週の日経平均はボックス(9500-10000円)レンジを放れることが出来なかったが、1万円の価格帯を上放れる材料に欠ける一方、悪材料が相次ぎ表面化したこともあり、上値の重さをさほど意識する必要はないであろう。反対に週末の下落によって下へのバイアスを強めなかったことをみても、依然として売り方の買戻し圧力の強さなど、需給環境は良好であることがうかがえる。6月26日時点の三市場信用残高は、買い残高が7週連続の増加となっており、需給悪化を警戒する声も聞かれる。ただ、個別でみると売り残高の増加も目立っている状況であり、取り組み妙味は依然として大きい。調整トレンドに入っているものの、売り方にとっても厳しい需給環境であろう。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
今週は米決算シーズンに入ることや週末のオプションSQ、都議選など政局要因から、やや調整含みの相場展開が予想される。3日の米国市場は、独立記念日の振り替え休日で休場であり、手掛り難でもある。米経済指標に振らされた面もあり、今晩のISM非製造業景況指数辺りが注目されよう。そのほか、8日の米アルミ大手のアルコアから決算発表シーズン入りとなるため、企業業績への注目度が次第に強まることも考えられる。ただ、国内については業績相場への本格的な移行はまだ先であり、個別材料として捉えられる程度か。しばらくは、業績よりもテーマ性や需給主導の相場展開が継続するとみておきたい。 そのほか、衆院選の前哨戦の一つとして注目された静岡県知事選は、民主系が勝利した。12日投開票の都議選、次期衆院選を睨んだ動きを活発化してくると考えられ、選挙関連や自民、民主のマニフェスト(政権公約)に関連するテーマ銘柄などへの物色がみられる可能性。また、世界のけん引役として中国など新興国に対する注目度が強まっている状況でもあり、米国離れの動きもありそうだ。先週はREIT指数が9ヶ月ぶりに1000の大台を回復したほか、不動産セクターの格上げなども出ていたが、世界の金融システム安定化による投資家心理の改善から引き続き不動産、金融などへの物色もありそう。 PR |
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