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2009 06,30 08:21 |
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6/30 株式オープニングコメント ■月足陽線、12ヶ月線クリアは2年ぶり 29日のNY市場は上昇。ダウ平均は90.99ドル高の8529.38、ナスダックは5.84ポイント高の1844.06で取引を終了した。 中国が外貨準備通貨の方針維持を表明したことで、金利が低下したことが好感された。また、原油価格の上昇を受けてエネルギー関連も物色された。 セクター別では、自動車・自動車部品や銀行が上昇する一方で運輸が軟調。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
日経平均の9800円レベルは支持・抵抗を繰り返している水準であるが、米国市場の上昇を受けて支持線として意識される格好となりそうだ。 ただ、シカゴ先物はドル建てが10000円に乗せるものの、円建ては昨日の高値レベルである。6/16に空けたマド(10029-9941円)の下限レベルであるため、これを一気に埋めるというよりは、強弱感が対立しやすいところであろう。 また、新エネルギー関連の中核銘柄であるGSユアサが切り返したとしても、ストップ高レベルまでの上昇を見せないと25日線を回復することができない。 そのため、戻り一巡感が強まるようだと売り仕掛け的な動きも出やすく、これが他のテーマ銘柄へ心理的な影響を及ぼしそうである。 月末要因でディーラーなどの商いも膨れづらく、省エネ相場から新興市場の中小型株のほか、より低位銘柄での短期的な値幅取り狙いに向かいやすいであろう。 ただし、昨日の下落をみてもGSユアサについては想定されていた下げであり、みずほFGの資本増強についても計画ラインであり、下げの要因というよりは、手掛けづらさからくる心理的な面が大きいであろう。 米国市場の流れから自動車など輸出関連や資源系関連の反発が想定されるため、これが日経平均をけん引することになろう。 また、月末のドレッシングに対する期待も下支えとなる。日経平均がマド(10029-9941円)を埋めてくる流れを強めてくるようだと、来週にオプションSQを控えていることもあり、ヘッジの動きから9500ー10000円のレンジ突破への意識も強まりやすい。 また、終値ベースで9600円レベルを上回ることにより、月足ベースで12ヶ月線を07年7月以来、2年ぶりに上回ることになる。3月安値を起点とした中長期的なリバウンド機運が強まろう。 PR |
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