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2009 06,26 08:24 |
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6/26 株式オープニングコメント ■強弱感が対立する9800円レベルを上放れる 25日のNY市場は大幅上昇。ダウ平均は172.54ドル高の8472.40、ナスダックは37.20ポイント高の1829.54で取引を終了した。 原油価格が70ドルを回復したことや、主要企業の好決算を受けて終日堅調推移となった。米国債7年物の入札結果を受けて長期金利が低下したことも好感された。 セクター別では、運輸や小売を中心に全面高となった。シカゴ225先物清算値はドル建てが大証比165円高の9955円、円建ては同115円高の9905円。ADRの日本株は対東証比較(1ドル96.02円換算)で全般堅調。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
昨日の上昇によって日経平均は直近のマドを埋めており一巡感が意識される面もあったが、NY市場の強い流れを受けてシカゴ先物はこれを上回っており、強弱感が対立する9800円レベルを上放れてくることになろう。ただ、6月半ばに空けているマド(10029-9941円)の下限レベルが目先的な抵抗線として意識されそうだ。 ボリンジャーバンドのプラス1σ、パラボリックのSAR値なども位置しており、シグナル反転が期待される一方、抵抗となることが考えられよう。株主総会の集中日でもあるため、全体としては動きづらい面もある。 とは言え、ボックス下限(9500-10000円)からの順調なリバウンドで強弱感が対立しやすい9800円処をクリアする意味は大きい。次世代エネルギー関連の中核的なGSユアサ、明電舎などは強弱感が対立しているが、他の関連銘柄やテーマ銘柄への物色は根強く資金回転も利いているため、現在の需給環境はそう簡単には悪化しない。売り越し基調が続いている生・損保などについても、株主総会通過によって株式ウェイト引き上げといった資金流入観測も強まりやすいであろう。 物色としては海外株高、原油高を背景にインデックス売買中心での主力大型株が指数をけん引する格好。また、テーマ物色については次世代エネルギー、新興国関連などを中心に循環物色が続いているが、日本風力開発が「スマートグリッド」関連事業に参入すると伝えられている。直近で電線株が動意付いていただけに、スマートグリッド関連への物色を強めやすいであろう。 PR |
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