はんなりと京情緒、芸舞妓競演  五花街「都の賑い」（京都の休日７７）
京都新聞　2009年6月20日
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009062000139&genre=I1&area=K00

　京都五花街の芸舞妓が集い、伝統の芸を見せる初夏恒例の合同特別公演
「都の賑（にぎわ）い」（京都伝統伎芸振興財団など主催）が20日、京都市左京区の京都会館で始まった。総勢70人の芸舞妓が華やかに競演し、観客の目を楽しませた。

　16回目の開催となる今年は、祇園甲部のおめでたい「女車引」で幕開け。しっとりとした宮川町の「秋の色種（いろくさ）」、素踊り風の祇園東「夏の雨」、浅草の四季の風情をつづった上七軒の「都風流」、先斗町の粋な踊り「三社祭」と多彩な演目が続いた。

　合同演目の「祇園小唄」と「京小唄」では、五花街の舞妓20人が勢ぞろい。花街ごとに異なる振りで舞い、決めの個所では動きを美しくそろえ、はんなりとした京情緒を表現し、約１５００人の観客を魅了した。

　21日も午後２時から同じ演目を上演する。

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京都五花街合同伝統芸能特別公演　都の賑い（みやこのにぎわい）
 
長い歴史の中で、それぞれの花街が美を競い合い、伎芸を磨きあげてきました。
その五花街が年に一度勢揃いして、夢のような舞台を繰り広げます。呼び物の
合同演目「舞妓の賑い」では、五花街の舞妓が勢揃い、花街ごとに異なる流派の
少しづつちがった振りを鑑賞していただけます。

･･･って事で、京都にある五つの花街
「先斗町・祇園甲部・宮川町・祇園東・上七軒」に伝わる伝統芸能を、
一堂に集めての合同公演です。

各花街から選りすぐりの芸舞妓が、日ごろの稽古の成果を披露しますので、
これまた素晴らしいですよ！

注目は合同演目のフィナーレ「舞妓の賑い」です。
これは五花街の舞妓20人が競演する舞台で、
それぞれに異なる各花街の独自の流儀が一つに溶け合う華やかな舞は、
この公演でしか見ることのできない催しとなっているんですねぇ～･･･
本当に素晴らしい･･･っていうか、
本当に美しいものを観るって、感動しますよ！
 

◆『五花街の夕べ』

華やかな舞台の余韻そのままに、京都の老舗料亭でのひとときを楽しんでいただける5つの会場をご用意いたしました。厳選された京料理をご賞味いただき、芸舞妓との歓談を心ゆくまでお楽しみください。また、お座敷でも舞をご披露いたします。舞台とは違い、きぬずれの音を聞きながら目の前で見る舞姿は一段と美しく映ります。初夏の夕べのひとときを、芸舞妓とともに心ゆくまでお楽しみください。皆様のご参加をお待ち申しております。 
 
◆日　時：

平成21年６月20日（土）・21日（日）午後６時～８時
会　場：
山ばな平八茶屋 ＜祇園甲部＞ 左京区山端川岸町8
岡崎つる家 ＜宮川町＞ 左京区岡崎東天王町30
竹茂楼 ＜祇園東＞ 左京区粟田口鳥居町65
伊勢長 ＜先斗町＞ 中京区新町通錦小路上ル
万亀楼 ＜上七軒＞ 上京区猪熊通出水上ル 
 
参加料： 35,000円（岡崎つる家）
25,000円（平八茶屋、竹茂楼、伊勢長、万亀楼）※記念品付き
 
<お申込・お問合せ>
（財）京都伝統伎芸振興財団（愛称：おおきに財団）
TEL 075-561-3901  FAX 075-561-3860
〒605-0074 京都市東山区祇園町南側570-2（弥栄会館内）

　　◆◆第16回京都五花街合同伝統芸能特別公演◆◆

（出演順）

◆祇園甲部

<演目> 清元「女車引」（五諸車引哉袖妻）

 
◆宮川町

<演目> 長唄「秋の色種」

 
◆祇園東

<演目> 清元「夏の雨」（女太夫）

 
◆上七軒

<演目> 長唄「都風流」

 
◆先斗町

<演目> 清元「三社祭」

 
◆五花街合同

<演目> 舞妓の賑い「京小唄」

◆日時：

平成21年6月20日（土）21日（日）午後2時～4時30分
会場： 京都会館第一ホール
料金： １階席９,０００円<予約制全席指定>
　　　　２階席５,０００円

<お申込・お問合せ>
（財）京都伝統伎芸振興財団（愛称：おおきに財団）
TEL 075-561-3901  FAX 075-561-3860
〒605-0074 京都市東山区祇園町南側570-2（弥栄会館内）