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2009 06,16 08:24 |
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6/16 株式オープニングコメント ■物色は材料株に向かいやすい 15日のNY市場は下落。ダウ平均は187.13ドル安の8612.13、ナスダックは42.42ポイント安の1816.38で取引を終了した。 6月NY連銀製造業指数が予想以上の落ち込みとなったことや、原油を初めとする商品価格の下落が嫌気された。また、6月住宅建設業者指数の予想外の悪化なども嫌気され、不動産や運輸を中心に全面安となった。 シカゴ225先物清算値はドル建てが大証比140円安の9900円、円建ては同215円安の9825円。ADRの日本株は対東証比較(1ドル97.84円換算)で全般軟調。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
NY市場の下落が嫌気されることになろうが、225先物はイブニングで既に1万円を割り込んでいたこともあり、ある程度は想定されていたことであろう。 商品価格の下落についても昨日の段階で非鉄セクターへは利益確定の流れが強まっていた。 上昇の目立っていた不動産へは売りが向かいやすいが、完全に物色がシフトしたと判断した向きは限られていたと考えられる。そもそもショートカバー優勢の出直りでもあり、先高観からロングポジションが積み上がっているとも考えづらい。現物主導の好需給相場が続いている状況であり、指数などの動きに過度に振らされないことが必要である。 また、MSCIは、イスラエルをMSCI先進国指数に組入れ、注目されていた韓国については見送りとした。韓国の組入れ次第では日本の比率低下が警戒されていただけに、懸念要因が払拭された格好。 とは言え、海外株安から手掛けづらい状況でもあり、次世代エネルギーなどのテーマ銘柄へ戻る動きが出てくるかが注目されよう。また、金融政策決定会合では現状判断を上方修正することが見込まれており、景況感の改善傾向によって機関投資家の動きにも変化がみられてくる可能性もあろう。物色としては材料株へ向かいやすい。 BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)首脳会議が開催されることもあり、新興国関連への物色が強まる可能性はありそうだ。また、日本政府は中国の環境汚染対策に協力すると報じられていることもあり、プラントなど環境絡みの銘柄への物色が強まる可能性も。 PR |
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