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2009 06,08 08:20 |
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6/8 株式オープニングコメント ■1万円の大台が強く意識される可能性 5日のNY市場はまちまち。ダウ平均は12.89ドル高の8763.13、ナスダックは0.60ポイント安の1849.42で取引を終了した。 5月雇用統計の非農業部門雇用者の減少数が34万5千人と、過去8ヶ月で最小となったことが好感された。しかし、米中長期国債の利回りが大きく上昇したことで上値の重い展開となった。 セクター別では、資本財やテクノロジー・ハード・機器が上昇する一方で不動産や銀行が軟調。シカゴ225先物清算値はドル建てが大証比105円高の9885円、円建ては同100円高の9880円。 ADRの日本株は富士フイルム、コマツ、日電産、ソニー、京セラ、トヨタ、ホン 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
今週は週末に先物・オプションSQが予定されている。9750円を挟んだ上下50円程度のレンジが居心地良く、こう着が予想されていたが、米雇用統計の内容を好感する格好からレンジを上振れてこよう。 特に需給面では下への警戒リスクが低い一方、9800円辺りの水準をクリアしてくることで、ヘッジに伴うショートカバーの流れが一段と強まりやすい。そのため、1万円の大台が強く意識される可能性はあり、次第にリーマン・ショック埋めの11500円への期待感も膨らむ。 ただし、一段の上昇にはメガバンクなど金融株のほか出遅れ感の強いハイテクセクターなどの強さが必要である。また、景気敏感株の上昇に対して内需・ディフェンシブ系の鈍さといったリバランスにとどまると、上値余地が限られてしまう可能性もある。そのため、この2つのセクターの動向を横目で睨みながら、材料株での資金回転を利かせるといったトレードになりそうである。 5月の米ストレステストでは、6月8日までに資本増強計画を提出することになっている。これが通過することによって、米金融システム正常化への見方が強まるようだと、金融セクターへの物色が強まりそうだ。週末のイタリア・レッチェで行われる主要8カ国(G8)財務相会合への期待も。 PR |
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