2024 11,26 06:47 |
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2009 06,06 12:33 |
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レンジ相場、景気回復への期待持続だが過熱感も意識 来週の東京株式市場は、強弱感が対立し高値圏でのレンジ相場となりそうだ。国内外のマクロ経済指標が改善傾向にあり、景気回復への期待感が根強い。金融機能の正常化も進みリスク市場への資金流入が続いている。突発的な材料が出なければ相場を崩す要因は見当たらない。ただ、これまでの株価上昇で短期的には過熱感も出ている。12日には先物・オプションのSQ(特別清算指数)算出も控え警戒感が高まりやすい。指数の大幅な上昇は想定しにくく、資源、環境関連、自動車関連などのテーマに沿った個別株物色が活発化すると予想される。 日経平均株価の予想レンジは9500─1万円。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
6月第2週(8―12日)も基本的には堅調な相場を維持しそうだ。足元では在庫調整が進ちょくした結果、生産が持ち直し、製造業の業績は数量面から最悪期を脱したとの見方が増えている。為替が想定レートの1ドル95円より円安水準で落ち着いていることも追い風だ。企業業績への過度な懸念が後退し、投資家の物色意欲は回復している。 国際商品市況や新興国通貨の上昇にみられるように、リスクを取る資金の動きも活発化してきた。異常な商品価格の高騰は回復基調にある経済を腰折れされるリスクもあるが、原油価格は上昇したとはいえ、ピークの1バレル140ドルと比べれば半値水準だ。「むしろ今はリスク市場への資金の流れが続いていることを評価すべきだろう。先進国の株価が出遅れていることを考えれば、まだ日本株への資金流入余地はある」(三菱UFJ証券シニア投資ストラテジストの吉越昭二氏)との指摘が出ている。
「経済指標で景況感を探る展開が続く。事前予想以上に良い数字が出れば株高への期待感も高まる」(みずほ証券マーケットアナリストの高橋幸男氏)とみられている。8日にはOECDの4月景気先行指数も発表される。日本株は世界の景気敏感株とも位置づけられるだけに、これも見逃せない指標となる。また、8日には米国のストレステストで資本増強を求められた金融機関による資本増強計画の策定期限を迎える。米金融機関の資本計画で金融システムに動揺が起きないかも見定めたい。 日経平均は騰落レシオなどテクニカル指標の一部に過熱感が出ている。「個人投資家の動きが活発化しているが短期が中心で持続性は疑問だ」(みずほ証券の高橋氏)。心理的な節目となる1万円に接近すると「4―6月期の実現益を確保したい国内法人から利益確定売りが出る」(準大手証券トレーダー)との指摘もある。指数の上値が重くなる中で、テーマ性のある個別株の動きが注目されそうだ。 PR |
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