2024 11,26 07:02 |
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2009 06,05 08:23 |
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6/5 株式オープニングコメント ■いったんは他の関連へのシフトも必要では 4日のNY市場は上昇。ダウ平均は74.96ドル高の8750.24、ナスダックは24.10ポイント高の1850.02で取引を終了した。 金融株の投資判断引き上げが好感されたほか、商品価格の上昇を受けてエネルギーや素材関連銘柄に買いが広がり、終日堅調推移となった。 セクター別では、銀行や各種金融が上昇する一方でヘルスケア機器・サービスや小売が軟調。シカゴ225先物清算値はドル建て・円建てともに大証比60円高の9750円。ADRの日本株は富士フイルム、コマツ、日電産、ソニー、京セラ、トヨタ、キヤノン、三菱商など対東証比較(1ドル96.66円換算)で全般小じっかり。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
今晩の雇用統計に対する警戒感のほか、ECBによる景気判断の下方修正もあって積極的な参加は限られようが、米景況感の改善傾向を背景にショートカバーは入りやすい状況である。また、国内の企業をみても、キヤノンが計画を延期していた新工場の着工を来月に行うと発表している。主要企業の減産緩和から設備投資の動きが表れてきており、一段と景況感の改善を強めることになろう。設備投資関連のほか不動産など内需系への見直しが期待されそうである。 ただ、米雇用統計、週末要因もあって日経平均など指数としてはこう着感を強めやすい。シカゴ先物は9750円で終えているが、昨晩のイブニング取引で織り込んでいる状況でもある。来週の先物・オプションSQを控えていることあって動きづらい面もある。 一段高を意識するとなると、カバーが強まりやすい9800円を超えてくることが重要であろう。また、物色としては次世代エネルギー関連を中心とした材料株への活発な取引が期待されるが、買い疲れ感もある。出遅れ感や低位銘柄を探る流れとなろうが、焦点が定まらなくなることも考えられる。そのため、いったんは他の関連へのシフトなどがあったほうが、望ましいであろう。そのほか、プルサーマル計画の延期が伝えられており、原発関連の材料株などへは利益確定の動きが強まる可能性もある。 PR |
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