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2009 06,04 08:20 |
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6/4 株式オープニングコメント ■上昇トレンドのなかでの一服
原油在庫の予想以上の増加を受けて商品価格が軟調推移となり、エネルギーや素材関連銘柄に売りが広がった。また、5月ADP雇用報告で53万人の民間雇用者数減が明らかになると、金曜日の雇用統計に対する警戒感を強めている。 セクター別ではホテル・レストラン・レジャーやソフトウェア・サービスが上昇する一方で素材やエネルギーが軟調。シカゴ225先物清算値は、ドル建てが大証比135円安の9625円、円建ては同140円安の9620円。ADRの日本株は富士フイルム、ブリヂストン、コマツ、日電産、シャープ、ソニー、京セラ、トヨタ、ホンダ、キヤノンなど対東証比較(1ドル95.89円換算)で全般冴えない。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
米雇用統計に対する警戒感は想定されていたことであろう。商品相場の下落影響についても住友鉱が今週だけで10%を超える上昇となっていることからみれば利益確定も出やすいところであろう。そのためNY市場の下落影響から利益確定の売りが先行することになろうが、上昇トレンドのなかでの一服といった見方になりそうだ。 依然として需給妙味は大きいことから調整過程ではショートカバーも入りやすく、全体としては底堅さが意識されることになりそうだ。まずは5日線が位置する9600円レベルでの攻防か。 そうなると物色は材料株のほか、このところ見送られていた内需系などへのリバランスが強まりやすい。 材料株では次世代エネルギー関連が昨日の後場から急動意をみせていたが、この反動があったとしても資金流入は強まりそうだ。太陽電池の世界市場が欧州景気悪化による影響から、09年は足踏みとなると報じられているが、これについても既に言われていることである。一方、1-3月期の国内出荷は、前年同期比17.9%増と、政府の省エネ推進策による補助金制度が追い風となっている。先行していた関連銘柄へは利益確定が優勢となっても、出遅れている関連銘柄などを探る流れや、資金回転が利きやすい低位銘柄などへ短期資金が集中しやすいと考えられる。 PR |
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