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2009 06,01 08:27 |
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6/1 株式オープニングコメント ■週足雲下限レベルでの攻防に 29日のNY市場は上昇。ダウ平均は96.53ドル高の8500.33、ナスダックは22.54ポイント高の1774.33で取引を終了した。 GMの再建計画の行方を見極めたいとのムードから、前日終値を挟んでもみ合う展開が続いた。しかし、原油や商品価格の上昇を受けてエネルギーや素材関連銘柄が堅調推移となり、引けにかけて相場を押し上げている。 シカゴ225先物清算値はドル建てが大証比40円高の9550円、円建ては同30円高の9540円。 ADRの日本株は富士フイルム、ブリヂストン、日電産、デンソー、三井住友、任天堂が小安い。一方、京セラ、トヨタ、ホンダが小じっかりなど対東証比較(1ドル95.33円換算)で高安まちまち。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
国内ではジョイント・コーポレーションが会社更生法の適用を申請している。オリック傘下での経営再建中であったため、オリックスに対する警戒にもつながることになり、金融関連の一角への手控え要因にもなる。 そのため一気にアク抜け感が強まるというよりは、景気回復期待を背景とした出遅れセクターなどの見直しといった流れが続くことになりそうであり、日経平均などの指数としてはこう着感が強まる可能性はありそうだ。 また、テクニカル的にも200日線をクリアしたことによる達成感、週足ベースの一目均衡表では雲下限が9580円レベルに下がってくるため、これが上値抵抗として意識されてくる可能性はありそうだ。 とは言え、現在の需給環境は悪くない。資源系セクターなどへは欧州系からの資金流入が続いているとの観測が聞かれている。 個人についてもテーマ銘柄などでの資金回転が利いている状況である。マザーズ指数の200日線突破をみてもリスク許容度は高まっている。さらに野村が募集した半導体投信、金融株投信などをみても高水準の設定額であった。 外部環境が依然不透明ながらも景況感の改善が表れ始めるなか、中長期スタンスでの投資タイミングとみる向きが増えているということであろう。 PR |
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