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2009 05,29 08:38 |
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5/29 株式オープニングコメント ■9500円の攻防、ショートカバーが強まりやすい 28日のNY市場は上昇。ダウ平均は103.78ドル高の8403.80、ナスダックは20.71ポイント高の1751.79で取引を終了した。 7年物米国債入札への警戒感から朝方はもみ合う展開となった。しかし、入札結果発表後に長期金利が低下したことを好感して堅調推移となった。原油価格の上昇を受けてエネルギー関連銘柄も物色された。 セクター別では、各種金融や銀行が上昇する一方、小売や耐久消費財・アパレルが軟調。 シカゴ225先物清算値はドル建てが大証比65円高の9515円、円建ては同60円高の9510円。ADRの日本株は富士フイルム、旭硝子、コマツ、日電産、京セラ、トヨタ、キヤノン、三井物など対東証比較(1ドル97円換算)で全般小じっかり。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
米GMについては政府が破産手続きに反対しないことを条件に、債権者に対し新たな提案をしたことが伝えられている。政府が破たんを容認した格好であり、再建計画の提出期限である6月1日にも破産法の適用を申請することになる。 GM問題については織り込んだ格好になるが、昨日の旭テックの米子会社破たんといった流れが今後も強まる可能性もあるため、一気にアク抜けが強まるとは考えづらいであろう。実際の破たん後の海外市場の動向を見極めたいムードのほか週末要因もあって、積極的なロングポジションの積み上がりはなさそうだ。 一方、ショートに傾いている需給のなか、カバーを進める動きが強まる可能性はある。日経平均は9500円レベルでの攻防となりそうだが、この心理的な節目を確実にクリアしてくるようだと、上昇ピッチは一段と強まることが予想される。 内閣府は5月の地域経済動向を発表し、7地域の景況判断を上方修正した。 景況感の改善が表れ始めてきていなか、売り込まれていた銘柄や需給妙味の大きい銘柄などのリバウンドが強まるとみられる。 新興国の経済成長期待などから商品市況も上昇基調をみせてきており、資源・素材系のセクターへの見直しも強まってきている。欧州系による資金流入なども観測されているため、資源・素材系のほか、相対的に出遅れ感が目立つ海運セクターなどへの見直しも期待したいところである。 テーマ物色などの材料系についても資金回転が利いているなかで、物色に広がりがみられており、需給環境は良好である。次世代エネルギーについては国主導であるため、利益確定を繰り返しながらも長期的な物色対象となろう。また、イベントとしてはMSCIのリバランスが終値で反映されることになるため、買い需要・売り需要の発生する銘柄などへの先回り的な動きもありそうだ。 PR |
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