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2009 05,28 20:04 |
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5/28 株式クロージングコメント ■総強気ムードの上昇ではなく、不安感のなかでのショートカバー 日経平均は小幅続伸。12.62円高の9451.39円(出来高概算22億4000万株)で取引を終えた。 長期金利上昇を嫌気した米国市場の流れもあり、売り優勢のスタートとなった。しかし、日経平均は寄り付きの9353.33円が安値となり、切り返した格好である。 米GMの破たんの可能性が強まるなか、損失懸念が強まっていた自動車部品株がしっかりなど、むしろ下げる場面ではショートカバーが強まりやすい地合いに。 政府による蓄電池普及への総合対策が伝えられ、電気自動車など次世代エネルギー関連も強い。また、資源系の銘柄の上昇が目立っていたが、景況感の改善に伴う資源価格の先高観のほか、欧州系の資金流入との見方もされていた。個人投資家のリスク許容度が高まるなか、出遅れ感の強い低位材料株への見直しの流れも強まっている。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
日経平均は結局のところは9500円の心理的な節目に押さえられる格好だが、上値の重さを嫌気する流れにはならず。 GMの行方に対する見極めムードからみれば当然であり、反対に下値の堅さは評価されよう。野村の半導体投信の設定額が862億円、金融株投信が782億円、通貨選択型11本の合計が654億円と、高水準の設定額である。 外部環境が依然不透明ながらも景況感の改善が表れ始めるなか、中長期スタンスでの投資タイミングとみる向きが増えているということであろう。 明日は週末要因と週明け後にも決まるであろうGMの結果待ちから、全体としてはこう着感が強まると考えられる。 材料株などを中心とした物色になりがちではある。しかし、総強気ムードのなかでの上昇ではなく、不安感がくすぶるなかでのショートカバー主導による上昇となる。ロングには傾かない需給では、節目の9500円突破後の上昇ピッチは一段と強まる。反対に跳ね返される格好から9000円前半レベルの調整があるならば、現在の需給環境からは押し目買い意欲が強まることになろう。 PR |
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