2024 11,24 09:53 |
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2009 05,23 20:00 |
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米経済恐慌、第2波 景気回復と騒いだ反動であろうか経済恐慌第2波が来ている。 GMの破綻が確定的になっている。GMの社債がデフォルト(債務不履行)になるため、CDS(金融保険)の請求額は3兆円以上のはずで、その損失の責任からAIGの会長の首もとんだ。米政府も堪り兼ねてCDSの店頭取引を原則禁止して、公的な取引所と行う規制をした。 しかし、車種を半分程度にする再建案では、部品会社など関連企業を含めた失業者は300万人以上になる。米国経済の下落はこれから第2波が始まるのだ。こちらは金融危機の第1波より経済的には深刻である。 GM以外に関連企業の倒産が起こり、失業者が300万人も出ると、大恐慌と同程度かそれ以上の衝撃を米国に与えるはずである。どうも、米エコノミストたちはGM破綻を軽く考えているとしか思えない。自動車の産業関連図が頭にあるのか不思議なことであり、エコノミストの能力がない人たちが米国経済について発言しているとしか思えない。もう1度、大学で経済の勉強をした方がいい。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
このバーナンキ議長の発言で、銀行の資本増強が出来たことは、その信用力という力は大変な物であるが、証券化商品と同じようなゾンビ銀行の株をつかまされた投資家はたまったものではない。日本の機関投資家や個人投資家が引っ掛けられていないことを祈るしかない。 オバマ米大統領もGM破綻によって「高失業率はしばらく続く」と発言しているが、経済的には回復という。これから経済的な下落が始まるのに米国のトップ層は全員が経済の原則を無視して発言しているとしか思えない。 労働組合を中心に、バイ・アメリカン運動が活発になり、公共工事を中心に、地方政府で保護主義的な取引が盛んになっている。このため、米国への輸出ができなくなる事態にもなるし、豚の輸入を止めている中国の製品に対する報復処置も今後、行われるようである。もちろん、牛肉の制限的な輸入をしている日本に対しても、報復処置が取られる可能性もあるので要注意である。 住宅着工件数も史上最低になり、米鉱工業生産0.5%低下で、FRBも米成長率見通しを下方修正している。国債発行急増で需給が悪化して、米長期金利が高止まりで米連邦準備理事会(FRB)による国債購入枠の拡大が避けられなくなると予測されている。このため、ガイドナー財務長官は中国に国債買取を要請するが、中国も大量の米国債を短期米国債にシフトして、ドル暴落のリスクを回避しようとしている。 世界は、中国での52兆円の公共工事から内需拡大に期待していたが、この期待を裏切る数字が出てきた。中国政府は鉄鋼メーカに緊急減産を指示し、余剰生産能力である3割減産をする。このように中国経済もその経済回復にはもう少し時間が掛かることになる。 日本はこのような世界的な経済状況で、益々貧乏になってきている。 さあ、どうなりますか?? ただGMは依然として政府や債権者らと調整を進めている。最終 10年見通しも前回予測から下方修正し、2.0―3.0%のプラス成長 中国工業情報化省が大手鉄鋼メーカーや中国鉄鋼工業協会、地方 先週末の市場では10年物国債が売られ、長期金利の指標となる同 米ワシントン・ポスト紙によると、景気対策の成立を受けて州政 バイアメリカン条項は定義があいまいで州政府などによって解釈 PR |
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