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2009 05,21 08:29 |
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5/21 株式オープニングコメント ■材料株物色は活発に 20日のNY市場は下落。ダウ平均は52.81ドル安の8422.04、ナスダックは6.70ポイント安の1727.84で取引を終了した。 バンク・オブ・アメリカ大規模増資完了や、小売大手ターゲットの決算が好感されて上昇して始まった。しかし、FOMC議事録で成長見通しが引き下げられるなど、一段の景気悪化懸念が示されたことを嫌気して、引けにかけて下落する展開となった。 セクター別では、家庭用品・パーソナル用品や消費者サービスが上昇した一方、銀行や各種金融が軟調。シカゴ225先物清算値はドル建てが大証比10円安の9320円、円建ては同30円安の9300円。ADRの日本株は富士フイルム、日電産、ソニー、京セラ、トヨタ、任天堂など対東証比較(1ドル94.85円換算)で全般小安い。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
昨夕の225先物イブニング取引では9400円に乗せる場面をみせていたが、シカゴ先物の弱い動きもあって9400円レベルの抵抗意識が強まりそうである。 そのため本日も9300円を挟んだこう着感の強い相場展開が予想され、物色は次世代エネルギーなどのテーマ銘柄、や原油相場の上昇を背景とした資源系、業績見直しによる個別材料株物色が中心となりそうである。 ただ、こう着ながらも材料株物色が活発となることから市場の雰囲気はそれ程悪くなることはないと考えられる。また、欧州系など海外勢のリスク許容度が強まっていることから押し目買い意欲は相当強いとみられる。 テーマ銘柄では明電舎を中心に太陽電池、水関連などに広がりがみられていたが、この流れのほか日立(合弁会社のGE日立)がインド重電大手と原発事業で提携したと報じられており、原発関連に向かう可能性がありそうだ。同時にインド関連にも向かいやすく、米ウォールマートのインド進出報道も手掛り材料となろう。 米GMの副会長らが自社株を売却したと再び報じられていることもあり、6月1日に再建計画の提出期限を迎えるGMの行方に対する警戒から輸出関連の一角には様子見ムードも強まりそうだ。それを避ける意味でもテーマ銘柄、資源系、業績見直し、需給妙味などの銘柄への資金シフトが強まることが考えられる。 なお、新型インフルエンザ感染が首都圏でも確認された。関連銘柄への物色が活発化するというよりは、さらなる関連銘柄を探る流れが強まろう。 PR |
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