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2009 05,14 08:30 |
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5/14 株式オープニングコメント ■望まれた調整、出遅れ内需にシフト 13日のNY市場は下落。ダウ平均は184.22ドル安の8284.89、ナスダックは51.73ポイント安の1664.19で取引を終了した。 4月小売売上高が予想外の減少となったことで、景気回復が遠のくとの見方から終日軟調推移となった。セクター別では、医薬品・バイオテクノロジーを除いて全面安となっており、特に不動産や銀行が軟調。シカゴ225先物清算値はドル建てが大証比250円安の9110円、円建ては同275円安の9085円。ADRの日本株は富士フイルム、ブリヂストン、コマツ、パナソニック、シャープ、ソニー、トヨタ、ホンダ、任天堂、三井住友など対東証比較(1ドル95.24円換算)で全般軟調であった。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
NY市場の下落影響、為替市場では円相場が1ドル95円台に突入してきており、これを嫌気した流れから利食い先行の展開となろう。ただ、ここ数日の動きをみても過熱感などから調整期待の面はあり、ボリンジャーバンドのプラス1σ(9175円)、マド上限(9100円)、マド埋め(9017円)辺りまでの調整については、ショートカバーを強めたい売り方、押し目待ちの買い方、双方にとって望まれた調整となりそうだ。 物色の流れについても先行していた景気敏感セクターが一息つくなか、出遅れ感の強まっていた内需・ディフェンシブ系の見直しの動きもみられていただけに、本日もこの流れが続くことになりそうだ。 景気ウオッチャーが4ヶ月連続で改善するなど経済対策の効果が表れてきていることも、内需系に向かい易いところである。また、決算発表がピークを迎えているが、決算内容を手掛りとした商いが活発化しており、投資家のリスク許容度は回復していると考えられる。 内需・ディフェンシブ物色の間に、トヨタやGSユアサなど指標性のある銘柄の調整が一巡すれば、再びショートポジションが積み上がる可能性もあり、あらためて先高期待を強める流れへ向かうことが期待される。 なお、MSCIの指数構成銘柄の半期定期見直しの発表が行われ、予想されていたGSユアサのほか、マクドナルド、リンナイが組入れられている。一方、長谷工、NECエレ、アルプス、武富士は削除となっている。 PR |
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