０８年度国の借金８４６兆円に  国民１人当たり６６３万円
共同通信　2009/05/08 17:43
http://www.47news.jp/CN/200905/CN2009050801000625.html

　財務省は８日、国債と借入金、政府短期証券を合わせた国の債務残高が２００８年度末で、８４６兆４９７０億円になったと発表した。過去最悪だった前年度に比べて２兆７４２６億円減少したが、０９年度末には、不況に伴う税収減や大規模な経済対策により９２４兆円と初めて９００兆円を突破する見通しで、財政の悪化傾向は続く。

　０８年度末時点で、国民１人当たりでは約６６３万円の借金を抱えている計算となる。

　０８年度の債務残高の減少は、国債のうち、政府系金融機関などへの財政投融資の財源に使う「財投債」が大量に償還期を迎えたことなどから８兆７０４２億円減となったためだ。

　公共事業や財源の穴埋めのために発行する普通国債は４兆４７７２億円増えたものの、国債全体は６８０兆４４８２億円と前年度に比べて３兆８７９６億円減った。

　国債以外では、借入金が４０７２億円増えて５７兆５６６１億円、一時的な資金不足を補う政府短期証券が７２９８億円増の１０８兆４８２６億円だった。

　０９年度は経済対策のための補正予算で１０兆円を超える国債を追加発行することなどから、年度末の国債残高が７２５兆円に拡大し、債務残高全体を急増させる主因となる。

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よくTVでも「国の借金」「国の借金」と連呼して
その内に借金で国が潰れるぅ～････

･･･って、いかにも非常に悪い、そして借金で国が潰れるかのような
誤解を招くTVが昔から横行しています。

　米国の国債（米国債）は、世界中から資金を集めていますので、
話は変わるのですが、日本の場合、日本国債内訳は、下記の通り

郵貯・簡保　　                      23.5%
財政融資資金　                      12.2%
中央銀行　                          15.1%
預金金融機関　                      18.7%
民間保険、証券会社、証券投資信託等　17.5%
海外　                               3.2%
家計・対家計民間非営利団体　         3.4%
非金融法人企業　                     0.3%
(これは平成１５年３月末のデータです。)

･･･で、海外からの日本国債購入は３.２％しかありません。
約９７％は日本の政府系・機関投資家（証券・保険）・法人系・個人
という事になります。

　ここで一つ例に出します。算数みたいで申し訳ないのですが、

貴方が、Aさんにお金を１万円貸し、年利5%付１万円の借用書を貰いました。

この年利5%付１万円の借用書は、貴方にとっては何ですか？

この年利5%付１万円の借用書は、貴方にとっては資産となるワケですよねぇ～･･･
間違っても負債ではありません。
Aさんにとっては借金ですね。

では、コレを置き換えます。

・Aさんを日本国政府
・貴方を日本国民
・借用書は日本国債

日本国政府が借金します。
日本国民は資産が年利５％で増えて、最後に元金も戻ってきます。
（実際は年利５％ではありません）

それでは話を戻します。

よくTVでも「国の借金」「国の借金」と連呼して
その内に借金で、国が潰れる！国が潰れる！･･･とは、
どういう事なのでしょうか？？
ワタシには意味が理解出来ないのですが･････

まぁ～過去の戦争時みたいに、国債がパァ～になるなら
ワタシは何とも言えませんが、少なくとも日本国民が破産する事はあっても
日本が潰れることは過去の例を見ても無いんじゃぁ～ないの｡｡｡

可笑しな事を言うねぇ～TVの連中は･････
潰れる（破産）としたら国民の方でしょう。