2024 11,27 10:39 |
|
2009 05,08 08:29 |
|
5/8 株式オープニングコメント ■いったん調整でも押し目買い意識は強まり易い 7日のNY市場は下落。ダウ平均は102.43ドル安の8409.85、ナスダックは42.86ポイント安の1716.24で取引を終了した。小幅上昇して始まったものの、米国債30年物の入札が低調となり長期金利が上昇したことが嫌気された。 マーケット終了後に金融機関大手に実施されているストレステストの公式な結果発表が予定されており、いったん手仕舞う動きも広がった。 セクター別では、ヘルスケア機器・サービスや医薬品・バイオテクノロジーが上昇する一方で銀行や不動産が軟調。シカゴ225先物清算値はドル建てが大証比50円安の9320円、円建ては同85円安の9285円。ADRの日本株は富士フイルム、コマツ、日電産、パナソニック、シャープ、ソニー、京セラ、トヨタ、ホンダ、キヤノン、三井住友など対東証比較(1ドル99.29円換算)で全般軟調。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
米大手金融機関19社に対するストレステスト(健全性審査)の結果については、バンカメなど10行が資本増強が必要となったが想定されていた範囲内であろう。 NY市場の下落の影響から利食い優勢となろうが、その後は底堅さが意識されそうである。また、オプションSQ値が結果的に下で決まることになれば、SQ値がサポートとして意識されてくる可能性も考えられる。 金融関連セクターは昨日の後場から一段高をみせており、この反動もみられそうだが、金融システム安定化にともなうショートカバーの流れは続きそうである。また、ニッケルなど商品市況の上昇やバルチック指数の上昇もあって関連セクターの上昇が下支えとなることも想定されよう。 日経平均は昨日の急騰によってレンジを8800-9300円に切り上げている。レンジ上限での一服は想定範囲内であり、昨日空けたマド埋めで9000円レベルが意識されたとしても、ショートカバーのほか押し目買いスタンスが強まり易い。 週末要因のほか米雇用統計などを控えていることもあり、積極的な売買は手控えられることになろうが、テーマ性のある銘柄や需給妙味の大きい材料株などへは、短期値幅取り狙いの資金は向かい易いと考えられる。 PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |