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2009 05,07 08:24 |
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5/7 株式オープニングコメント ■ショートカバー強まり年初来高値更新へ 6日のNY市場は上昇。ダウ平均は101.63ドル高の8512.28、ナスダックは4.98ポイント高の1759.10で取引を終了した。4月ADP雇用報告で雇用者数の減少が予想よりも軽微に止まったことで朝方から上昇して始まった。また、大手金融機関19社を対象に実施されたストレステストの公式な結果発表を明日に控え、資本増強は政府保有優先株の普通株式への転換で概ね満たされるとの見方など、資本不足に対する懸念が後退した。セクター別では、銀行や保険が上昇した一方、耐久消費財・アパレルや小売が軟調。シカゴ225先物清算値はドル建てが大証比430円高の9460円、円建ては同395円高の9425円。ADRの日本株は対東証比較(1ドル98.40円換算)で全般堅調。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
GW中のNYダウは300ドル超の上昇、シカゴ先物は9400円を超えており、コア銘柄、金融関連銘柄主導の上昇によって日経平均は一気に年初来高値を更新することになろう。直近の上昇でヘッジ分があったとしても、外部環境の落ち着きを前提とすると3日分のオーダーが集まる可能性もありそうだ。先週半ばに利食い売りによって日経平均は一時8500円を下回る場面をみせたが、この段階で買い方の多くは利益確定を強めたとなれば、ショートカバーによるインパクトは相当大きくなりそうだ。今週は2日間ながら主要企業の決算発表が予定されており、決算を手掛りとした物色は続くことになる。全般的には、評価・アク抜けとなる動きが目立っているため、そのなかで需給妙味の大きい銘柄などへは買戻しを意識した、踏み上げ狙いの買いが向かい易いであろう。また、日経平均の年初来高値更新による目先的な達成感、決算本格化で手控えムードも次第に強まる可能性もあろうが、テーマ銘柄などへの物色が強まることになりそうだ。8日に4月の雇用統計が予定されており、これを警戒するとなると積極的な売買は7日のみになるが、ADP雇用統計によって織り込まれた格好である。 PR |
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