米ゴールドマンなど政府保証債発行で予期せぬ結果－あおり受ける世銀
Bloomberg NEWS　2009/05/01 16:09 JST
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003017&sid=a8LJxM3y.Nvg&refer=jp_news_index

　金融機関の社債4000億ドル（約39 兆6200億円）超に13カ国の政府が保証を付けた結果、最上級格付け「ＡＡＡ」を付与されている世界銀行の借り入れコストが過去最高に達するという想定外の事態が生じている。

世銀が３月26日に起債した60億ドル規模の３年債は、利回りが指標となるミッドスワップレートを30ベーシスポイント（ｂｐ、１ｂｐ＝0.01％）上回った。世銀の資本市場担当責任者、ジョージ・リチャードソン氏によれば、この利回り上乗せ幅（スプレッド）は世銀がこれまで発行したドル建て債で最大だった。

７カ月前の起債では、世銀債のスプレッドはマイナス35ｂｐと、過去最低だった。スプレッドの急拡大はゴールドマン・サックス・グループやバンク・オブ・アメリカ（ＢＯＡ）、ＪＰモルガン・チェースを含む50社余りが発行した政府保証債の予期せぬ結果だ。政府保証債は評価損・貸倒損失が過去２年４カ月で計１兆4000億ドル規模に達した信用市場に安定をもたらす意図があったが、世銀がそのあおりを受けるとは誰も予想できなかった。

ゴールドマンにかつて勤務したリチャードソン氏は「各国政府が自国の金融機関向けに保証を発表し始めたら、世界が変わってしまった」と述べた。世銀だけではなく、米州開発銀行（ＩＤＢ）やドイツ復興金融公庫（ＫｆＷ）も影響を受けている。

バークレイズ・キャピタルの債券アナリスト、リーフ・ディールクス氏によれば、銀行など世界の金融機関は昨年10月以降、ドルやユーロ、ポンド建てで計3200億ユーロ（約42兆1300億円）相当の政府保証債を発行した。この規模は今年全体で9000億ユーロに達する可能性があるという。
翻訳記事：東京   蒲原桂子  Keiko Kambara

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　いやぁ～皆さん。見過ごすような記事だと思いませんか！？
もしくは、意味あんまし判んないんでパス･････みたいな･･･
でも本当は非常に重要な記事なんです。

･･･で、要は昨年１０月のリーマン・ショックで、サブプラが一気に表面化し、
各銀行の信用が墜落（信用不安）して金融暴落しました。

ここまでは記憶に新しいので理解できますよね。

このまま信用不安が続けば経済麻痺を起こすという事で、
G８だかG20だか、どちらだったか意味が無いので忘れましたが、
その世界蔵相会議（G８・G20）で、各国が金融安定化のために
各銀行に政府保証を付けよう。そうすれば金融は信用を取り戻し
信用不安が解消され安定するであろう･･･と、
政府保証債により市場に信用回復をもたらしたとさ･･･めでたしめでたし･･･

･････とは行かなかった模様です。

当然ですよねぇ～･･･国が保証したんです。
それまで紙屑と言っていたサブプラをしこたま持っている銀行を
政府保証債により最上級格付け「ＡＡＡ」にしたんですもの、
そりゃぁ～世界銀行やIMFが煽りを喰らうに決まっています。

それをあんた･････誰もそれを予想できなかった･･･ってかぁ～･････
金融のプロがぁ～･････ちゃんちゃらオカシイんでないかい。

･･･って言うか、仕掛けがミエミエ｡｡｡
しかも、堂々と見出しを飾っているってぇ～のが笑えるんですけれども･･･
「米ゴールドマンなど政府保証債発行で予期せぬ結果」

違う違う！

「米ゴールドマンなど仕掛けの政府保証債発行でボロ儲けの結果」
･･･って事で、今度は世界銀行やIMFの金を仕掛けて喰っちゃったぁ～･･･

･･･って事で、もうスグ世界銀行やIMFは各国のデフォルトと共に
潰れちゃいます。