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2009 04,30 08:26 |
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4/30 株式オープニングコメント ■8700円レベルを確実に上放れることができるか 29日のNY市場は上昇。ダウ平均は168.78ドル高の8185.73、ナスダックは38.13ポイント高の1711.94で取引を終了した。 1-3月期個人消費が事前予想を大幅に上回ったことで朝方から堅調推移となった。FOMC(連邦公開市場委員会)では、政策金利の誘導目標が0-0.25%に据え置かれ、声明文で景気減速のペースが鈍化したとの見解が示され、株価も一段高となった。 セクター別では、メディアや自動車・自動車部品が上昇する一方で耐久消費財・アパレルや電気通信サービスが軟調。シカゴ225先物清算値はドル建てが大証比305円高の8815円、円建ては同260円高の8770円。 ADRの日本株は富士フイルム、コマツ、日電産、パナソニック、ソニー、デンソー、京セラ、トヨタ、ホンダ、キヤノン、任天堂、三菱UFJ、三井住友など対東証比較(1ドル97.65円換算)で全般堅調。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
ただ、このレベルが上値抵抗として意識される可能性もあるため、慎重姿勢は強まる可能性はありそうだ。また、NY市場ではシティやバンカメなど銀行株の上昇が目立っているが、金融調査会社フォックスピット・ケルトンのアナリストによる投資判断引き上げがきっかけとなったようだ。一方、米銀19行に対するストレステストで、少なくとも6行が、資本増強が必要と判断されたもようと、事情に詳しい複数の関係者の話として一部伝えられているため、強弱感は対立し易い。 そのほか、オバマ米大統領は、クライスラーによる連邦破産法の申請と、伊フィアットとの提携を30日午前に発表する計画と、事情に詳しい関係者の話としてブルームバーグが伝えており、発表後の動向を見極めたいムードもあろう。 豚インフルエンザから変異した新型インフルエンザ問題で、世界保健機構(WHO)が警戒水準(フェーズ)を「5」に引き上げたことから、景気への影響も警戒されるところ。 そのため金融関連やコア銘柄を中心に全般買戻しによる上昇は期待されるものの、買い一巡後はこう着感を強め易いと考えられ、物色は決算を手掛りしたものや、インフルエンザ関連などの材料株に次第に向かうことになろう。 PR |
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