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2009 04,27 08:10 |
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4/27 株式オープニングコメント ■決算やテーマを手掛りとした物色に 24日のNY市場は上昇。ダウ平均は119.23ドル高の8076.29、ナスダックは42.08ポイント高の1694.29で取引を終了した。 アメリカン・エキスプレス、フォード、ジュニパー・ネットワークスなど主要企業の好決算を受けて朝方から上昇して始まった。大手行に実施されているストレステストの基準が公開され、不透明感が後退したことも好感され引けにかけても堅調地合を維持した。また、原油価格が50ドルを回復したことでエネルギー関連にも買いが広がった。 セクター別では、自動車・自動車部品や不動産が上昇する一方で電気通信サービスや食品・生活必需品小売が軟調。シカゴ225先物清算値はドル建てが大証比220円高の8960円、円建ては同160円高の8900円。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
今週以降も、基本的にはこう着感の強い相場展開が続く可能性が大きいであろう。 テーマ性の強い銘柄や信用需給妙味の大きい銘柄に対する循環物色は中期的に続くことになろうが、10月安値期日を意識した信用需給妙味の大きい銘柄の踏み上げ狙いの動きは、先週でいったんはピークアウトとみられる。 トレンドは崩れないものの、テクニカル的な過熱感もあって、目先的には利益確定の動きが強まり易くなりそうだ。また、ゴールデン・ウィーク(GW)に入ったことからボリュームは減少してくると考えられ、本格化する決算イベントを手掛りとした個別での短期的な物色に向かうことになりそうだ。 週末には米金融機関のストレステストの基準が発表され、金融関連セクターに対する警戒感は後退したと考えられるが、内容が公表される5月4日までは動きづらいところである。また、米自動車問題についても、今週にもクライスラーの破産法適用申請がリスク要因として挙げられている。その後の伊フィアットとの合併との報道など、債権者との折り合いがついたとの見方にもなるため、アク抜け期待につながる可能性はあるが、ひとまずは、これらを受けた海外市場の反応を見極めるまで動けないであろう。 決算イベントのほか、テーマ銘柄についてはGSユアサなど中核銘柄に一極集中、もしくは、中核を避けて低位の品薄銘柄などに偏り易い。 豚インフルエンザの拡大によって関連銘柄への物色が強まる可能性もある。また、ボリュームを伴った売買というよりも、少ない株数で幅を取りに行く流れとなると、新興市場の中小型株へ注目が向かい易くなる可能性もある。そのほか、5月4日のストレステストの内容公表を先取りする流れから、金融関連セクターへの物色が日増しに強まってくることも考えられる。 PR |
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