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2009 04,25 10:00 |
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【日本株週間展望】連休前でこう着、国内決算と米銀の健全審査待ち 4月第5週(4月27日-5月1日)の日本株相場は、上値の重い展開となりそうだ。米金融機関のストレステスト(健全性審査)の結果公表を控えている上、国内では企業決算の発表が本格化する。今後の相場動向に大きな影響を与えるイベントだけに、投資家は一方向にポジション(持ち高)を傾けにくい。大型連休を前に、こう着感を強めそうだ。 ビスタマックス・ファンド・アドバイザーズの藤原正邦CEOは、「今の環境は悪くない。ただ、自動車やハイテク株などはリーマン・ショック後の昨年10月初旬の水準まで戻って来た。戻りのエネルギーはかなり消耗してきている」と指摘。国内不動産向けの金融対策の具体案が出れば、「相場は強張る可能性がある」との見方を示した。 4月4週(20-24日)の日経平均株価は、前週末比で199円59 銭(2.2%)安の8707円99銭で終了。過度の信用不安は解消しているものの、米金融機関の財務体質への懸念が重くのし掛かり、投資家の心理的な節目である9000円台を一度も回復できなかった。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
「19行のうち16行が破たんしている」――。20日の米国市場に駆け巡ったのが、「ターナー・ラジオ・ネットワーク」なるブログの情報だ。「ストレステスト結果を入手した」として、対象金融機関の大半は不合格との情報を流した。この情報が伝わると、金融懸念が拡大、相場は方向感を欠き、米財務省のウィリアムズ報道官は「根拠がない」と即座に否定コメントを発表した。 投資家は、米国のストレステストの結果内容に神経質になっている。ストレステストは、資産1000億ドル(約9兆7000億円)以上の金融機関を対象に、各行が損失穴埋めに十分な資本を持つかどうかを評価するもの。テストの結果で資本増強が必要か、金融安定化策に基づく別の支援が必要か判断する。米連邦準備制度理事会(FRB)は、5月4日に結果を公表する予定だ。 国際通貨基金(IMF)は21日、米国の金融機関が抱える潜在的な損失額は2兆7000億ドルに上るとの推計を発表した。経済見通しの悪化で、昨年10月時点の推計(1兆4000億ドル)からは2倍近くに拡大。IMFでは、米国の金融機関が必要とする資本増強額は、最大約5000億ドルと推計している。 アイディーオー証券ディーリング部の菊池由文部長は、「大型連休や米国のストレステスト、GM(ゼネラル・モーターズ)問題もあり、手を出しにくい」とこぼす。
本格化する国内企業の決算発表も、相場全体の重しとなりそうだ。大和証券投資情報部アナリスト課の松下真一郎次長によると、「経済見通しに対する不透明感が非常に強いため、各社のアナリストによる 2010年3月期の業績予想はかなりバラつきが出ている」という。 実際、ブルームバーク・データでアナリストの業績予想を見ると、トヨタ自動車の場合、10年3月期の連結営業利益は2297億円の黒字から、1兆2265億円の赤字までレンジが広い。「市場のコンセンサスがまとまっていないため、会社発表の数字が非常に重要となる」(松下氏)。 4月5週の東京市場では、日本郵船や商船三井など大手海運、ホンダやシャープ、キヤノン、三菱電機、セイコーエプソンといった自動車や電機、新日本製鉄など鉄鋼、三井不動産など不動産といった主力企業の決算発表が相次ぐ。投資家は10年3月期の業績予想を見極めようと、様子見姿勢を強めそうだ。
日経平均は3月10日に付けた安値から1620円近く上昇し、 9000円手前で頭打ちになっている。いちよし投資顧問の秋野充成運用部長は、「3月から始まったショートカバー(売り方の買い戻し)ラリーは一巡した。日本株には極端な割安感はなくなっており、調整局面入りの可能性が強い」と見る。 日経平均のPBR(株価純資産倍率)は、9日に企業の解散価値である1倍を回復した。3月9日には0.8倍という記録的な低水準にあったが、異常な割安感はひとまず解消された格好。戻りを主導した根拠の1つを失い、相場は次なる手掛かり材料を探している。
もっとも、過度の信用不安は着実に解消されてきた。投資家の不安心理を映し、別名「恐怖指数」と呼ばれるシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー指数(VIX)は17日の取引で 33.9%まで低下、9月25日以来の低水準に達した。昨年11月20日は80.9%まで上昇していただけに、相場の雰囲気が徐々に明るさを取り戻しているのは事実で、再び下落基調を強める展開も想定しにくい。 このほか日本株に影響を与えそうな材料は、28、29日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催、30日には日本銀行の金融政策決定会合と経済・物価情勢展望の発表がある。現時点では金融政策の大きな変更は見込まれていないが、日銀の経済・物価見通しは今後の追加緩和を考える上で注目される。 ─…─…─…──…─…─…──…─…─…──…─…─…─ 「19行のうち16行が破たんしている」――。20日の米国市場に駆け巡ったのが、「ターナー・ラジオ・ネットワーク」なるブログの情報だ。「ストレステスト結果を入手した」として、対象金融機関の大半は不合格との情報を流した。 ・・・ってことなのですが、米大手銀行19行を対象としたストレステストの なので、上値が重し??? ・・・で、なぜそんな事を言うかと申しますと、 8710シティグループ 上記銘柄等のチャートを見て下さい。 「19行のうち16行が破たんしている」・・・なぁ~んて報道があったら、 まぁ~「花火」なので、パッと咲いて、パッと散りますが・・・・・
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