2024 11,23 14:06 |
|
2009 04,23 20:00 |
|
4/23 株式クロージングコメント ■材料株のトレンドはなかなか崩れない 日経平均は後場半ば辺りから急速に切り返しをみせており、119.71円高の8847.01円(出来高概算24億1000万株)で取引を終えた。 本日も朝高後のじり安基調が続き、大引けにかけての戻りは意識されてはいたが、クレディ・スイスの1-3月期決算が予想を上回ったことが、欧州の金融機関は大丈夫といった見方にもなり、ショートカバーを一段と強める要因となった。 10月安値期日を意識した踏み上げ狙いの動きが強まっているが、日経平均の弱い動きにも振らされ難くなっていたものの、後場半ばからの指数の反転がさらに支援材料となり、信用倍率が1倍を下回っている需給妙味の大きい銘柄などへの物色を強めた。 個人投資家による参加意欲は回復しており、物色対象は新興市場の中小型株へも広がりをみせている。一部では物色対象が定まらず、地合いは良くないとの声も聞かれているが、金融安定策によって市場が正常化に向かっている証拠であり、出遅れ修正が進んでいるとみられる。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
明日は週末要因のほか、ストレステストの発表を控えており、一服感が強まりそうである。 決算発表の本格化を前に業績修正の発表なども相次いでおり、修正内容に敏感に反応する動きが目立ち始めていることも積極的な売買を手控えさせる要因でもある。ただ、これらも織り込み済であり、材料株などでの需給やテーマを手掛りとした短期的な売買は引き続き活発化するとみられる。 海外勢についてもストレステストへの警戒はあるものの、公表予定日にはゴールデンウィークに入っているため、一先ずショートポジションはクローズしておきたいであろう。 材料株についても、3月以降の大幅上昇によって過熱感が相当強まっている銘柄は多いが、信用倍率は依然として1倍を下回っている銘柄も相当多い。先高期待から買い残高が積み上がる上昇ではないため、いったんは達成感が出たとしても、これまでのトレンドは、なかなか崩れないであろう。 ただ、ゴールデンウィーク入りとなることから参加者も限られてくる可能性はある。そうなるとボリュームを伴った売買というよりも、少ない株数で幅を取りに行く流れに向かい易く、新興市場の中小型株へ注目が向かい易くなる可能性はある。 PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |