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2009 04,16 20:00 |
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4/16 株式クロージングコメント ■材料株中心の物色に、中国関連は改めて注目 日経平均は後場に入り弱い動きとなり、12.30円高の8755.26円(出来高概算26億株)で取引を終えた。 米国市場の上昇を好感した流れから買い先行で始まり、その後もGDP発表などを控えていた中国の景気回復期待などの高まりを背景に強い動きをみせていた。特に先物市場へは500-1000枚の大口買いが断続的に入っており、日経平均は一時9000円を回復してきている。 しかし、前場取引終了後に発表された中国のGDPなどの経済指標が通過すると、期待先行分が剥がれている状況に。前場の上昇では先物主導の面が強かった影響もあり、先物主導で下げる展開から、コア銘柄へのインデックス売りにつながっている。 また、海運など中国関連で物色されていた銘柄の多くが失速してしまっている。これにより日経平均は一時マイナスに転じる場面をみせており、結局、9000円レベルでの上値の重さが本日も意識されてしまった。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
また、3月のCPI(消費者物価指数)は前年同期比1.2%減と、こちらも予想通り。3月の鉱工業生産は前年同期比8.3%増と予想(6.8%増)を上回っている。GDPは減速した格好だが、8%成長の公約につなげるためには一段の景気対策が示される可能性につながるため、引き続き関連銘柄への物色は期待されるところである。 本日のところはあくまでも期待先行分が剥がれたとの見方であり、資金の逃げ足が速い状況でもあるため、需給懸念が燻ぶることにはつながらない。東洋電などは、中国の鉄道整備関連として後場に入っても強含みの値動きを続けていたこともあり、全体の地合いに振らされる動きも限られている。金融市場の安定化、各国景気対策による効果から商品市況も底入れをみせてきているため、投資家心理も落ち着きをみせてきている。 米国企業の決算や自動車問題に加え、週末要因から全体としては積極的に動きづらいところである。一方、10日時点の三市場信用残高では買い残高が2週連続増加し、売り残高は5週ぶりに減少となったが、信用倍率は0.93倍と3週連続で1倍を下回っている状況である。10月安値期日による影響もあるため、需給妙味が大きく、テーマ性がある低位材料株へは思惑的な資金が向かい易いと考えられる。 PR |
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