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2009 04,15 08:19 |
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4/15 株式オープニングコメント ■米株下落は織り込み済み、10月安値期日を意識した材料株物色に
3月小売売上高が予想外の下落となったことで、朝方から下落して始まった。また金融大手決算に期待が先行していることを警戒する向きも多い。 セクター別では、ヘルスケア機器・サービスや自動車・自動車部品が上昇する一方で不動産や銀行が軟調。シカゴ225先物清算値はドル建てが大証比35円高の8885円、円建ては同40円安の8810円。 ADRの日本株は富士フイルム、ブリヂストン、コマツ、日電産、パナソニック、ソニー、TDK、京セラ、トヨタ、キヤノン、三井住友など対東証比較(1ドル98.85円換算)で全般軟調。 なお、インテルが取引終了後に発表した1-3月決算は、売上高、利益ともに事前予想を上回った。しかし、これまで期待先行で上昇していたこともあってか、時間外では反動売りに押されている。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
NY市場の下落が嫌気される格好となろうが、織り込み済の面が大きい。昨日の段階で主力処には利益確定の流れが強まっており、インテルについては警戒されていたほか、小売売上高についても前週のウォールマートの既存店売上高の低迷である程度予想されていたことである。 既に物色は主力から材料株へのシフトもみられていたこともあり、売り先行スタートとなろうが、底堅さは意識されることになろう。 主力処の調整一服の間に、幕間つなぎ的としても材料系や中小型株などの銘柄が物色される流れに向かうことで、良いサイクルに。決算が本格化してくることもあり、外部要因の影響を避ける意味でも、しばらくは材料系の銘柄での水準訂正狙いの流れが活発化することになりそうだ。特に10月安値期日を意識した思惑的な資金が向かい易いため、信用需給を手掛りにした銘柄や仕手系色の強い低位材料株へは水準訂正の動きが強まる可能性がありそうだ。 また、日経平均はボトム意識水準での攻防となろうが、タイミング的にはショートカバーが入り易く、各国の経済対策による効果は今後じわりと効いてくることを考えると、押し目買いスタンスで対応したいところである。 PR |
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