5/2 お昼の『株価材料』

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■株価材料

△関東つくば銀行<8338>が連騰、07年3月期見込みの上方修正を好感
関東つくば銀行が連騰。１０時５６分現在、東証１部で値上がり率２位となっている。４月２７日に発表した２００７年３月期連結業績見込みの上方修正を引き続き好感している。経常収益は３６１億４４００万円から３７９億円、経常利益は３４億９６００万円、純利益は３５億３５００万円から６３億円に引き上げられた。一般貸倒引当金の繰入額が当初予想を２０億円程度下回る見通しだという。

△三井物産<8031>、ブラジル鉄鉱石関連持ち株会社株式をＣＶＲＤに売却
三井物産は２日、ブラジル鉄鉱石関連持ち株会社（ＥＢＭ）の株式をブラジルの鉱業大手バレ・ド・リオドセ（ＣＶＲＤ）に約１３２億円で売却することで合意したと発表した。売却株式数は、ＥＢＭ社の発行株式の３．１％にあたる。ＥＢＭは、鉄鉱石会社ＭＢＲ社の株式５１％を保有する持ち株会社。ＣＶＲＤ社は、ＥＢＭ株式の８０％を保有するＭＢＲ社の支配株主。今回、少数株主である三井物産の保有株式を買い取ることで、ＭＢＲ社との統合シナジー効果を期待するとしている。

△国際航業<9231>が堅調、08年3月期も連続増益見通し
国際航業が堅調。１日に発表した２００７年３月期の増益決算と２００８年３月期の増益見通しが好感されているという。２００７年３月期連結経常利益は前期比４３％増の４億９８００万円。２００８年３月期にはさらに６億５０００万円までの拡大を見込んでいる。

▼ハニーズ<2792.T>が軟調、4月の既存店売上高不調を嫌気
ハニーズが軟調に推移している。１日に公表した４月の既存店売上高が不調だったことが嫌気され、売り優勢となった。同社のホームページによると、４月は１カ月を通して天候が不安定で特に北海道・東北・北陸では低温、雨の日が多く、その影響を受けたという。 ４月の売上高は全店で前年比２４．２％増となったものの、既存店で前年比５．０％減となった。

▼テレビ東京<9411>がさえない、大株主の糸山氏が保有株を一部売却
テレビ東京がさえない。１日に関東財務局に提出された大量保有報告書で大株主の糸山英太郎氏が保有株の一部を売却したことが注目された。糸山氏の動向を思惑材料としてきた銘柄だけに、嫌気された格好となっている。報告書によると、４月２３日時点で、糸山氏の保有割合はそれまでの０．１５％から０．０２％に低下、同氏が会長・社長を務める新日本観光の保有割合は１３．４６％から１２．４９％に低下した。

▼カヤバ工業<7242>が続落、東証1部で値下がり率第2位
カヤバ工業が続落歩調となっている。９時４５分現在、同社株は東証１部で値下がり率第２位。引き続き業績下方修正を嫌気し売り優勢の展開となった。同社は４月２７日に、２００７年３月期単体業績予想について、経常利益を１２６億円から１１６億円に下方修正し、それを受けて１日にはストップ安に売られていた。

■キリン<2503>が軟調、業績好調も国内ビールの苦戦予想
キリンビールが軟調。三菱ＵＦＪ証券では、２００７年１２月期の第１四半期業績が予想外の２ケタ増益と好調だったものの、今後は国内ビール類が苦戦するとの予想から業績予想、レーティングの「３」ともに据え置いている。

△栃木銀行<8550>が堅調、07年3月期予想の上方修正が手掛かり
栃木銀行が堅調。同社が１日に発表した２００７年３月期業績予想の上方修正を好感しているという。連結当期利益は従来予想の４０億円から６２億円に引き上げられた。

▼ＧＤＨ<3755>が下落、07年3月期予想の下方修正を嫌気
ＧＤＨが下落。同社が１日発表した２００７年３月期業績予想の下方修正を嫌気している。売上高はわずかに引き上げられたが、経常赤字は当初予想の１６億円から１９億６０００万円、最終赤字は同１６億円から２６億円に拡大する見通し。利益率の高いテレビアニメ作品の受注本数が減少したという。

△清水銀行<8364>が買い気配、07年3月期予想を上方修正

△ジャパンパイル<5288>が気配上げる、07年3月期予想の上方修正を好感

△日本ハム<2282>が買われる、07年3月期業績予想を上方修正
日本ハムが買われている。同社が１日に発表した２００７年３月期連結業績予想の上方修正が好感されている。同社の売上高は、従来予想９８５０億円から９７７０億円に下方修正となったが、税引前利益が従来予想１１５億円から１３５億円に、当期純利益が従来予想７５億円から１１０億円に上方修正となった。
（ロイター）

△グリコ<2206>---反発も上値抵抗線レベルに抑えられる
反発も上値抵抗線レベルに抑えられる。米スティール・パートナーズから増配などを求めた株主提案権行使書を受領したと発表。内容を検討した上で対応を取り決めるとしており、増配期待も。ただ、上値抵抗線レベルである1500円処が上値を抑える。

△サンエー化研<4234>---直近の保ち合いレベルを上放れ
4営業日続伸。直近の保ち合いレベルを上放れてきている。昨晩、三角合併解禁により、同社の対応などがニュース番組で特集で伝えられており、思惑的な買いが入っているとの見方も。

△三愛石<8097> 連日の年初来高値更新。
右肩上がりの上昇が続いている。相場全体が膠着感を強めている中で、同社のような株価推移の銘柄へは継続的な買いが入ってると見方もあり、思惑が高まっている。

▼サイバー<4751> マッコーリーでは投資判断「アンダーフォーム」を継続したうえ、目標株価については10万円から7万円に引き下げたようだ。
子会社、ネットプライス<3328>の大幅な下方修正が目標株価の引き下げ要因と。

△ＡＭＩ<3773> 大幅高。
声紋認証システムを開発したとの報道が買い材料となっているようだ。声紋認証は機材に触れる必要がないため、病院や工場など手を清潔に保つ必要のある施設の需要を見込んでいると報じられている。

△ジャックス<8584>---買い優勢、再編期待の再燃もはやし
買い優勢。プロミスの決算発表通過がノンバンク各社の買い安心感につながっているほか、今後の再編期待なども高まる方向と観測される。一部報道では、業界再編に関して同社の次の一手が焦点として浮上、同じグループの三菱ＵＦＪニコスとの再編があるのかどうかに関係者の関心が高まっていると報じられている。本日は、三菱ＵＦＪニコスも買い優勢の展開へ。

△プロミス<8574>---続伸、決算発表通過であく抜けへ
続伸。昨日決算を発表しており、目先のアク抜け感にもつながる格好へ。過払金返還に備えた引当金計上によって、前期純利益は3782億円の赤字決算に。ただ、前期業績が最悪期であることは十分織り込み済み、今期は140億円の黒字に転じる見通しとなっており、買い安心感の高まりにつながっているようだ。

△いちよし証券<8624>---ファンドの買いオーダー観測
反発で3月末水準を回復してきている。準大手証券の一角にはファンドとみられる買いオーダーが来ているとの観測もあるようだ。Ｍ＆Ａの思惑が高まってきている。

△パナホーム<1924> 買い先行。
ＣＳが投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げしている。目標株価も840円から860円に引き上げへ。2％台の配当利回りが株価を下支えすること、第2四半期からの受注回復期待などを背景としているようだ。

△ＪＲ東<9020>---ガソリン価格大幅値上げ、鉄道利用増も
25日線接近でリバウンド狙いの動き。大型連休後半に入るほか、昨日からガソリン価格が大幅上昇しており、鉄道利用による旅客収入増が期待される。

△アジア<2149>---目先達成感、更なる上昇は5/7以降か
連日のストップ高値で4ケタ乗せ。中国本土の企業であるため、最高値更新を続ける上海市場の流れを背景に注目度が高い。ただし、4ケタ乗せによる目先的な達成感のほか、中国はメーデーで5/7まで休場となるため材料難となり、更なる上昇は5/7以降か。

△新日鉄<5401>---短期値幅取り中心の売買
続伸で25日線を突破してきている。均衡表では雲の中での推移であり、強弱感が対立することころであるが、基準線レベルを捉えてきている。短期資金とみられる値幅取り中心の売買と見られる。

▼大手自動車株---総じて売り先行、米国販売の低迷を受けて
大手自動車株総じて売り先行。為替の円安基調にも関わらず、米国販売の低迷が警戒材料とされている格好。4月の米国自動車販売は、トヨタ<7203>が前年同月比で4.3％減、日産<7201>が同18％減、ホンダ<7267>が同14％減などとなっているもよう。ガソリン価格の上昇なども影響したもようであり、今後の主力地域の販売動向に対して警戒感が高まる状況へ。

△ダイキン<6367>---買い気配、今期の好業績観測報道受け
買い気配。今期業績の観測報道が買い材料視されている。営業利益は前期推定比で25％増の950億円程度になる見通しとなっている。同水準は市場コンセンサスを大きく上回る状況であり、ポジティブなインパクトが強まっている格好。欧州やアジアでの販売骨用に加えて、買収効果なども寄与する見込み。

△エムティアイ<9438> 買い気配から。
中間期の業績上振れが好感されているようだ。07年3月中間期の業績予想を上方修正、営業損益については従来予想の1.3億円の赤字に対して0.51億円の黒字となる見通し。なお、07年3月中間期の上方修正は1月末に次いで2度目となる。
（フィスコ）

△トーメンデバイス<2737>は保守的減益予想織り込み下げ過ぎ期待で続伸
トーメンデバイスは、１５円高の２１３５円と続伸している。４月２５日に３月期決算を発表、前期は過去最高を更新したが、今期は増収減益を予想、昨年６月につけた昨年来安値２０２０円を試す展開となったが、業績実態的にはＰＥＲは８倍台、テクニカル的には１３週移動平均線から７％弱の下方かい離と下げ過ぎ示唆となっており、下値で割安訂正の打診買いが続いている。同社の前期業績は、昨年１０月に上方修正され第３四半期業績も２ケタ増益・高進捗率となったが、さらに上ぶれて前々期比２１％増収、１２％経常増益、１１％純益増益と増収増益を伸ばした。韓国のサムスン電子製品に特化した半導体専門商社として、ＨＤＤやＣＭＯＳセンサーなどが続伸し、価格低下をカバーした。今期は、売り上げが１６１０億円（前期比６％増）と続伸するが、経常利益は２８億６０００万円（同３％減）、純利益は１６億８０００万円（同２％減）と慎重に予想している。上半期にセットメーカーの在庫・生産調整が続き半導体需要も影響を受けると保守的に予想したが、下半期以降は北京オリンピック特需で薄型テレビ、新ＯＳ搭載のパソコン、高機能携帯電話向けに需要の拡大が期待されるとしている。株価は、半導体市況の変調を嫌い昨年央来調整を続けてきたが、安値逆張りも一考の余地がありそうだ。

△富士精<6142>は２ケタ増益転換で下げ過ぎ訂正を期待し続伸
富士精工は、９円高の５９９円と小幅続伸し５００円台央の昨年来安値水準から出直っている。前２００７年２月期業績が、期中の下方修正を交え７期ぶりの減収減益で着地したが、今期業績を２ケタ増益の回復と予想したことから下げ過ぎ訂正の下値買いが続いている。同社は、トヨタグループ向けが売り上げの６割を占める生産ライン組み付け用の超硬工具メーカーで、前期業績はトヨタの設備投資が端境期となった影響で、前々期比３％減収、４８％経常減益、４２％純益減益となった。ただトヨタでは、２０１０年に世界シェア１５％を目指し年産１０４０万台体制構築を進めており、現有能力からあと２００万台の増強投資が今年後半から再発進となる可能性が強い。とくに中国、メキシコ、インドなどでは早期に立ち上がる見込みで、つれて同社の業績にも好波及、回復を支援する。今期業績は、売り上げ２０１億３０００万円（前期比２％増）、経常利益１６億６０００万円（同２７％増）、純利益９億５０００万円（同２４％増）を予想しているが、前期と異なり逆に期中に上ぶれ修正の目も出てこよう。株価は、今年１月の前期業績再減額で５００円台央の下値を確認しており、ＰＥＲ１３倍台、ＰＢＲ０．７倍の割安修正でリバウンド幅を拡大しよう。

△パスポート<7577>は小動きも４期ぶり過去最高経常益に見直し余地
パスポートは、前日比変わらずの３００円と小動きが続いているが、割安修正でマーケットメーク（ＭＭ）銘柄人気再燃余地がある。４月２３日に２月期決算を発表、前期が期中の上方修正値を上ぶれて着地し、今期は４期ぶりに過去最高経常利益更新を予想したためだ。同社の前２月期業績は、昨年１０月の上方修正値を上回り前々期比３％増収、５４％経常増益、３．１倍純益増益と大きく伸びた。「Ｐａｓｓｐｏｒｔ」ブランド店を１１店舗開設、７店舗改装、６店舗閉鎖し期末店舗数が直営店１１５店、フランチャイズ店２２店となった積極的な店舗政策効果に加え、商品仕入れ原価の低減や各種経費を抑制したことが寄与した。今期も、引き続き２００店舗体制を目指し、複数ブランド展開による品揃えの強化や納品システム改善を進め、業績続伸を予想している。売り上げは１６０億円（前期比２％増）、経常利益３億６０００万円（同１６％増）、純利益１億円（同９６％増）を見込んでいるもので、経常利益は２００４年２月期以来の過去最高更新となる。株価は、前期業績増額時の昨年１０月に急伸したものの、その後は底値固めを継続した。ＰＥＲ１５倍台の低位値ごろは、仕掛けて妙味大となりそうだ。

△蔵王産<9986>は東証２部上場承認で割安株買い再燃し急反発
蔵王産業は、４０円高の１３１０円と急反発し４月２５日につけた昨年来安値１２１５円から出直りに弾みをつけている。前日に東京証券取引所から承認された５月８日付けの東証２部への新規上場が、好実態への見直し買いが再燃している。同社は、４月２６日に３月期決算を発表したばかりである。前期は、初連結決算となるため前々期比較はないが、ほぼ期初予想通りに着地し、今期は続伸を見込んでいる。売り上げは７５億８８００万円（前期比１０％増）、経常利益は１１億９８００万円（同８％増）、純利益は６億４５００万円（同８％増）を予想している。清掃・洗浄機器の輸入販売商社として、工場・ビル向けの需要が堅調に推移し、子会社のエタニ産業との提携効果や新商品投入などが、ユーロ高などの圧迫要因をカバーして押し上げ効果を発揮する。株価は、ほぼ１年にわたり１５００円台を上値限界とする底もみ継続となった。ＰＥＲは１１倍台、ＰＢＲは０．９倍、配当利回りは３３円配当実施から２．５％とすべての投資尺度が割安示唆となっている。上値フシ抜けへ進もう。

△ＧＭＯＰＧ<3769>は中間業績増額でリバウンド狙いの買い高まり３連騰
ＧＭＯペイメントゲートウェイは、１万３０００円高の１９万円と３営業日続伸し４月２４日につけた上場来安値１６万１０００円からの出直りを鮮明化している。前日に発表した２００７年９月中間期業績の上方修正が、リバウンド狙いの買い物を拡大させている。同社の中間期業績は、売り上げが期初予想を１億円、経常利益が６７００万円、純利益が４５００万円それぞれ上回り、純利益は２億１５００万円（前年同期比５２％増）と増益率を伸ばす。主要顧客の楽天グループの決済機能内製化に伴う楽天市場分の稼動店舗減少時期が、予想よりズレ込んだうえに、新規加盟店の順調な拡大、既存加盟店の決済処理数の増加などが業績を押し上げた。９月通期業績については、楽天市場分の減少、既存店舗の決済増、公金クレジットカード決済サービスの進捗度などを精査して見直すが、現在のところ期初予想を据え置き連続の過去最高純益を見込んでいる。株価は、楽天の決済内製化方針が響き右肩上がりの長期調整トレンドとなっている。アク抜け感からの反騰展開も有力となる。

△日ハム<2282>は今度は業績を上方修正し３日ぶり急反発
日本ハムは、４８円高の１４９９円と３営業日ぶりに急反発し４月１０日につけた昨年来高値１５１１円を意識する動きを強めている。前日に今度は２００７年３月期経常利益・純利益の上方修正を発表、売り方の買い戻しを交え好反応する買い物が増勢となっている。同社の３月期業績は、昨年１１月の中間期決算発表時に輸入食肉の相場低迷や価格競争激化による加工食品の収益低下などを理由に下方修正され、株価は１１７５円安値まで突っ込んだ。ところが、今年２月発表の第３四半期（３Ｑ）業績は、経常利益が前年同期比７０％増、純利益も３６％増と伸び、１１月の下方修正値を１００％以上上回った。今回は、この１１月修正値をさらに修正したもので、売り上げは８０億円下回るが、税引前利益は２０億円、純利益は３５億円それぞれ上回り、純利益は１１０億円（前々期は９億５２００万円の黒字）と増益率を伸ばす。経費削減や営業外収支の改善に加え、子会社業績の改善、次期からの連結納税適用に向け繰延税金資産計上により税金費用が減少することも寄与した。株価は、１１月安値から３Ｑ業績の大幅増益・高進捗率評価で１３０円高、この過程で強弱感対立で信用取組は売り長となる展開となった。全般相場が方向感喪失となってるなかでディフェンシブ株人気が拡大しよう。
（東洋経済新報社）

△今仙電機<7266>が３日続伸、引き続き前期業績推定値の上方修正を好感、ＰＥＲ１０倍台
今仙電機製作所が１７円高の１２１４円と３日続伸。引き続き前０７年３月期業績推定値の上方修正を好感しているもので、連日の急騰ではあるがＰＥＲはまだ１０倍台にとどまっているだけに注目したい。同社によると前期連結売上高はほぼ予定通り７３３億円（従来予想比０．１％減、前々期比９．２％増）となったもようだが、利益については経常利益で３４億７０００万円（同１９．７％増、同２５．５％増）、純利益１９億円（同２６．７％増、同２．１倍）となる見通し。円安を背景にアジア連結子会社における収益が改善した上に、海外子会社からの受け取り配当金にかかる外国税額控除の影響で法人税負担が低下。さらに新工場への生産移管に伴う準備費用の抑制や全般の収益改善が寄与したもの。これにより純利益は９６年３月期に記録した過去最高利益の１２億６１００万円を、実に１１期ぶりに更新したことになる。

△オルガノ<6368>にはコスモ証が「予想上回る採算改善」として「Ａ」の評価継続
オルガノにはコスモ証券が５月１日付のリポートで、「予想上回る採算改善」として最上の「Ａ」の評価を継続している。同社は４月２７日に前０７年３月期連結業績を上方修正（経常利益５５億円→７４億円に、純利益３２億円→４４億５０００万円に）したが、コスモ証では「セグメント別の詳細は明らかにされていないが、受注単価の好転と各種コストダウン、工事進ちょく管理の徹底などが寄与したもの」と説明する。そして「この上方修正によって売上高経常利益率は９．４％となるが、過去３０年間での最高が０６年３月期の５．８％であったから、同社の変わり身の大きさに驚かされる」としている。今期連結経常利益については７２億５０００万円と減少するものの、来期には７７億円に増大すると試算している。

△イントランス<3237>が好内容の前３月期決算を発表
イントランスが４月２７日に決算を発表し、今０８年３月期も高成長を維持する見通しを示した。同社は東京２３区内を中心に不動産の再生を手掛けている。前期非連結経常利益は前々期の２倍に当たる１１億３９００万円だった。陳腐化して収益性が低下した中古ビルなどの物件に手を加えて価値を向上させた上で、投資家などに売却する主力の事業「プリンシパルインベストメント事業」が好調だったことが背景。今期の経常利益は前期比５１％増となる１７億２０００万円と予想している。引き続きプリンシパルインベストメント事業が拡大する見込みで、新たに関西でも営業を始めて物件の獲得を図り、「売却物件数は前期（６物件）以上を目指す」（ＩＲ担当）方針。さらに今期からは新たに不動産の売買仲介やテナント募集も始め、来期以降の継続成長にも道筋を付けていく構え。

△ダイイチ<7643>が３月中間期予想を上方修正、経常は増益に
ダイイチが５月１日午後２時に今０７年９月期（非連結）３月中間期の業績推定値の上方修正を発表、経常は増益が見込まれている。経常利益は１億７９００万円→２億４５００万円（前年同期１億９７００万円）、税引利益は９８００万円→１億２３００万円（同５６００万円）で着地したもよう。客数および客単価の増加、利益率の向上や販売管理費の圧縮が寄与した。

△田辺工業<1828>が前３月期業績推定値を上方修正
田辺工業はプラント工事中堅だが、４月２７日に前０７年３月期の連結業績推定値を上方修正した。経常利益は１１億円→１４億円（前々期は８億５８００万円）に、純利益は８億円→９億５０００万円（同５億５８００万円）にそれぞれ増額した。液晶や電子部品といった製造業の旺盛な設備投資の恩恵を受けたほか、原価管理の徹底で利益率が向上した。なお、決算発表は今月１５日に行う予定。

△朝日工<1975>が前３月期業績推定値を上方修正、連結経常推定値は前々期比２．１倍へ
空調・衛生工事専業大手の朝日工業社が４月２７日引け後に前０７年３月期業績推定値の上方修正を発表した。連結経常利益推定値は１６億円→２０億５０００万円（前々期比約２．１倍）へ、最終利益推定値は６億３０００万円→９億円（同６０．１％増）へ増額した。機器事業の製品売上が好調に推移、完成工事高の増加が寄与したもの。

△三井造<7003>をゴールドマン証が目標株価を６００円に引き上げ
三井造船をゴールドマン・サックス証券が５月１日で目標株価を５３０円から６００円に引き上げた。会社側が４月２７日に発表した今０８年３月期の連結純利益予想は１２０億円と前期実績比３８％減だが、為替前提は１ドル＝１１０円と現時点の実勢より大幅な円高を想定している。
（株式新聞ダイジェスト）

▼大和総研が菱重工<7011>を「３」に格下げ
大和総研は１日付で三菱重工業の投資判断を「２」から「３」に引き下げた。適正株価７００円を大きく上回っていることが要因。

△日テレ<9404>が連日の年初来高値更新
日本テレビが連日で年初来高値を更新している。先週末２７日に、前３月期の連結経常利益を３４０億円（前回予想は２６０億円）に増額修正し、前期比１３％減益から一転して１３％増益になる見込み。映画「ＤＥＡＴＨ　ＮＯＴＥ」のＤＶＤセールスなどが好調だった。一方、２日付のドイツ証券のレポートによると、関東市場のＴＶＣＭスポットは１－３月期に小幅ながら過去最高を更新。昨年度下期のシェアを前年同期比で見ると、フジ、ＴＢＳ、テレビ東京が上昇し、日テレ、テレ朝は低下している。ただ、現在セ・リーグ首位の巨人の戦績などを背景に、今年度上期の日テレのシェア及び視聴率の巻き返しが期待されている。

▼ホンダ<7267>が続落、「ＢＳ増額」の連想働かず
ホンダが続落している。２５日に決算を発表、今３月期の連結営業利益は９．６％減益の７７００億円を計画する。１ドル１１５円、１ユーロ１５０円が前提。前期実績と比較して円高水準を見込み、為替面で８１２億円の営業減益要因が発生する。今期の営業利益の減益幅８１８億円のほとんどを為替面の営業減益要因がもたらす構図にある。決算発表翌日の２６日に年初来安値３９５０円を付け、その後は落ち着いた値動きを見せていたが、減益見通しが株価の戻りを押さえていると推測される。昨日は１２月決算企業のブリヂストン<5108>が業績の大幅な上方修正を発表した。ブリヂストンの上方修正は、円高を見込んでいた為替面が円安で推移したことが主因。このブリヂストンの上方修正がホンダの収益上積み期待の連想にまでつながるかどうか、投資家の反応が注目されたが、足元では目立った見られていない。ホンダを主要顧客とする自動車部品会社であるケーヒン<7251>、ミツバ<7280>、エフ・シー・シー<7296>が本日、安値を更新していることも、ホンダの株価の動きの鈍さにつながっているようだ。

▼電気硝子<5214>が連日安値、減益予想に失望続く
日本電気硝子が連日で１対１．５株式分割実施後の安値を更新している。２６日に決算を発表、前期の連結経常利益は６５％増益と好決算となったものの、今２００８年３月期の経常利益について８％減益の７５０億円見通しが明らかになったことが引き続き嫌気されている。今期は減価償却費の制度変更に伴って２０億円の減益要因が発生するが、それを差し引いても減益見通し決算となる。同社株は４月１６日に２１８５円の年初来高値（３月に１対１．５株式分割実施）を付けるなど、強い動きを示していただけに、減益見通しに失望する投資家が多いようだ。５月１日の決算説明会を受けた一部アナリストのレポートには「液晶用基板ガラスで過剰に収益性悪化を織り込み過ぎている」との記載が見られた。
（ラジオNIKKEI）

△汚れや傷に強い
東芝<6502>コンシューママーケティングは、食器乾燥機「ＶＤ―Ｗ１５Ｈ」など３機種を６月１日発売する。

△国産甘夏を使用
森永乳業<2264>は、果実入りのフルーツゼリー「甘夏が食べたい！」を８日発売する。

△簡単、メーク直し
コーセー<4922>コスメニエンスは、アイメーク直し「リメイクスティック」を１６日発売する。

△パドルシフト採用
三菱自動車<7211>は、スポーツ用多目的車（ＳＵＶ）「アウトランダー」（排気量２．４リットル、７人乗り）の特別仕様車「スポーツ・スタイル・エディション」を発売した。
（読売新聞）

△オリンパス<7733>、腫瘍や血管の観察に適した米社製「ｉｎ　ｖｉｖｏ近赤外蛍光試薬」３種を販売

△ＨＩＳ<9603>、参加特典つき「エキサイティング！大リーグ観戦ツアー」を発売

△カブドットコム証券<8703>、株式などを担保に利用できる外国為替保証金取引を開始

△アドバンスト・メディア<3773>、機材に触れずにドアを解錠する声紋認証入退室システムを発売

△外為どっとコム、ＮＴＴドコモ<9437>の「ｉチャネル」に外国為替情報サービスを配信
（日経プレスリリース）

△エムティーアイ<9438>が大幅高
ジャスダックのエムティーアイが大幅高。０７年３月中間期の純利益が従来予想の１億５０００万円から６億４４００万円になる見通しとなったことが好感されている。

△セゾン情報システムズ<9640>が急騰
ジャスダックのセゾン情報システムズが急騰。０７年３月期の年間配当を従来予想の２０円から２５円に引き上げたことが好感されている。

△クリエイトエス・ディー<2794>が急伸
東証２部のクリエイトエス・ディーが急伸している。東証が同社を１部指定銘柄に承認したことが好感されている。指定日は８日。

△丸大食<2288>　０７年３月期業績予想を増額修正。配当も１円増配して４円に。

△アルテＨＤ<2406>　子会社化したニューヨークニューヨークとスタイルデザイナーがフル寄与する模様。

△クリナップ<7955>　０７年３月期業績予想を上方修正。
中間期で減額修正したが、値上げ発表受けた駆け込み需要、原材料値上げの実施時期繰り延べで影響極小化。

△エンシュウ<6218>がしっかり
２日付け本紙１面推奨のエンシュウがしっかり。５円復配を見込んでいることや企業の変貌を背景に拾い場としている。

△強含みのＪＡＬＵＸ<2729>
ＪＡＬＵＸが強含み。０８年３月期の年間配当を前期計画比５円増配の３５円とする公算が大と伝えられたことが手掛かりになっている。

△ブリヂストン<5108>が大幅続伸
ブリヂストンが大幅続伸となっている。０７年１―３月期の連結純利益が２８１億円（前年同期比４％増）となったことが材料視されている。
（株式市場新聞）

△ゴルフダイジェスト・オンライン<3319>は続伸。テクニカル的には「買い時」だが・・・
ゴルフダイジェスト・オンラインは続伸。４００円高の３万１７００円で始まり、前場は３万３９００円まで買われている。東証マザーズ市場値上がり率上位にランクインしている。とくに材料が出たわけではないが、ゴールデンウィークにゴルフへお出かけの方も多いだろうから、その連想買い？と見られる。また、きのう、女子ゴルフの最新世界ランキングが発表され、宮里藍が８位になるなど、日本選手の活躍からの連想買いか。あるいは、５月上旬発表予定の、第１四半期（１～３月）決算が好業績が予想されるので、その先取り買いが入っているのかもしれない。現在の株価で、ＰＥＲは１０５倍、ＰＢＲは３倍と、明らかに割高ではある。しかしチャート的には、中期週足、短期日足とも続落傾向で来ているため、ローソク足は移動平均線から下方乖離、オシレーターは「買い時」。好業績で人気づけば、もう少し上値は狙えそうだ。今年１～３月の４万円ラインまで戻したいところ。だが、同社が上場しているマザーズをはじめとした新興市場は、ここ数日、底打ちのきざしが見えているとはいえ、まだまだ不振。深追いは禁物だ。

△サンリツ<9366>は中国関連の低ＰＥＲ、チャート妙味大
電子・通信機器の梱包・輸送・保管で有力のサンリツが、５円高の１１９８円と確りした動きになっている。足元の業績について四季報では、国内は医療機器・精密部品の３ＰＬが堅調。航空・海上貨物ともに荷動き好調として前２００７年３月期経常利益は前期比１１．６％増益を予想している。今０８年３月期は中国向け工作機械の荷動き続伸。成田の航空貨物倉庫は好採算の大口顧客を増やし採算改善として前年推定値比１８．４％の増益を予想している。今期予想ＰＥＲ１２倍、ＰＢＲ０．７４倍と割安だ。チャート妙味も加わり、２月２１日につけた１２３８円抜けから一段高も期待されよう。

△石油資源開発<1662>が６日連騰し堅調な動きに
石油資源開発が、２０円高の８５５０円と前日と変わらずを挟んで６日連騰し堅調な動きになっている。３月３０日に年初来高値８８８０円をつけた後、４月１０日に８０４０円、４月１９日に８０１０円の安値をつけ目先調整一巡から再び騰勢を強めている。ＮＹ原油先物が直近で上昇、夏場にかけて堅調に推移すると見られ、株価は取組倍率０．１７倍の好需給をテコに高値抜けが十分期待されよう。

△ブリヂストン<5108>は好業績で続伸。今朝はゴム製品セクターが高い
ブリヂストンは続伸。８０円高の２５２０円まで買われている。東証１部値上がり率上位にランクインしている。また、今朝はゴム製品セクターが高く、東証１部業種別株価指数で値上がりトップとなっているが、同社と住友ゴム工業<5110>が牽引している。きのう大引け後に発表した、第１四半期（２００７年１～３月）連結決算は、前年同期比増収増益。同時に発表した、６月中間業績予想の修正は、連結・単独とも、売上高、経常・純利益とも、上方修正とした。修正後の数値はいずれも、前年同期比でも増収増益となっている。業績が好調であることに加え、為替レートが当初想定より円安で推移しているため。現在の株価で、ＰＥＲは約２０倍、ＰＢＲは約１．７倍と、同社の実力からすれば、とくに割高感はない。このまま上昇基調で行けば、まずは今年前半の高値圏、２月につけた２６００円ラインまで戻そう。しかし信用残は買い長で、倍率は３．２６倍。市場全体も、今朝の日経平均株価は１万７３００円を割るなど、さえないムード。同社株価も、このままグングン伸びるかどうかは微妙だ。

▼太陽誘電<6976>は続落し２２５採用銘柄の値下がり率ランキングの上位に
太陽誘電が、７０円安の２４５０円と続落し２２５採用銘柄の値下がり率ランキングの上位に入っている。外資系証券の投資判断「ニュートラル」継続、目標株価２６００円　→２７５０円に引き上げたことを手掛かり４月２７日に２６７０円まで買われたが、ダブルトップ形成、２月２６日につけた２７００円を抜けなかったことで売り先行となっている。２０１４年を満期とする海外円建て新株予約権付社債（転換社債＝ＣＢ）を発行し、市場から２００億円を調達するとしており転換による１株利益の希薄化や株式需給悪化を懸念もあることから、戻り売り圧力の強い展開が続きそうだ。

△双日<2768>はネットでの排出権ビジネス開始報道で小幅反発、好業績とレーティングも材料
双日ホールディングスは小幅反発。３円高の４５０円で始まり、寄り後は４５４円まで買われた。今朝の日経新聞等で「日本企業を対象に、ＣＯ２（二酸化炭素）など温暖化ガスの排出権取引を仲介する事業を始める」「ネットを通じ、日本語で取引、中小企業の需要開拓」と報道されたことが買い材料となっているもようだ。また、先週末４月２７日に発表した２００７年３月期連結決算は、増収増益。とくに純利益は、前年比３割以上の増益となった。きのう１日には、外資系証券がレーティングで、投資判断「Ｈｏｌｄ」継続、目標株価を３９０円から４８０円へ引き上げた。現在の株価で、ＰＥＲは７倍台、ＰＢＲは約０．８倍と、割安。テクニカル的にも、今年前半の高値５００円ラインまでの戻りが目標となる。

△フルキャストテクノロジー<2458>は大幅続伸。好決算、テクニカル、Ｍ＆Ａ思惑と、好材料揃う
フルキャストテクノロジーは大幅続伸。４０００円高の１１万６０００円で始まり、寄り後は一時、ストップ高水準の１３万２０００円まで買われた。全市場の値上がり率上位にランクインしている。きのう大引け後に、３月中間期決算を発表した。売上高は前年同期比１４．７％増の４２億９６００万円、経常利益は同４６．９％増の２億７１００万円、純利益は同５９．２％増の１億６６００万円と、大幅な増収増益となった。９月通期業績予想も、前年実績比増収増益としている。親会社のフルキャスト<4848>も同日、３月中間決算を発表したが、連結純利益は前年同期比減益となった。正社員との賃金格差が問題になるなかでの派遣労働者の賃上げ、偽装請負が問題になるなかでの業務改善命令にともなう拡大路線の見直しなどによる。また、子会社のフルキャストファクトリーと、フリーワーク<2486>を株式交換により合併したうえで、存続会社となるフリーワークの株式６６％を取得する。ほか、今年１０月に大阪の人材派遣会社を子会社化する計画を発表した。こうしたことから、フルキャストテクノロジーにも、Ｍ＆Ａ思惑による買いも入っているのかもしれない。中期チャートを見ると、２００６年４月の株式分割以降、株価は続落傾向で来ている。テクニカル的にも、反発のタイミングだ。まずは分割後高値の１５万円ラインが目標。

△住友金属鉱山<5713>が続伸し直近高値を抜く
住友金属鉱山が、２５円高の２３８０円と続伸し、直近４月１９日高値２３７５円を抜き３月１２日につけた年初来高値２４４５円を窺う動きになっている。２７日に発表した２００８年３月期の連結営業利益予想が前年比４．７％減の１５５０億円と減益予想になったものの、非鉄金属市況の上昇から早くも上ブレ期待が高まっている。株価は高値奪回から一段高へ進む可能性が大きいだろう。

△ダイキン工業<6367>は反発。今期営業益の最高益見通し報道で
ダイキン工業は反発。２００円高の４１９０円で始まり、寄り後は４２００円まで買われている。東証１部値上がり率上位にランクインしている。今朝の日経新聞等で「２００８年３月期の連結営業利益は、前期推定比２５％増の９５０億円程度となり、８期連続で過去最高益を更新する見通し」と報道されたことが買い材料となっている。報道によると、売上高は同４０％増の１兆２５００億円程度と、同社とした初めて１兆円を超える見込み。２００６年１１月に子会社化したマレーシアの空調大手、ＯＹＬインダストリーズが今期から寄与するという。同社の好業績は今に始まったことではないが、今朝は日経平均株価が１万７３００円前後で推移するなど、市場がさえないうえ、連休の谷間で材料が少なめ。そのため、同社のような優良企業で、好材料が出たところへ買いが集中しているもようだ。

△ノーリツ<5943>は小反発。米中拠点拡大と、業績予想の上方修正で本格的な反転局面へ
ノーリツは小反発。前日終値と同額の２２２０円で始まったが、寄り後は３５円高の２２５５円まで買われている。今朝の日経新聞等で「米国と中国の営業拠点を、２００８年末までに現在の５ヵ所から１０ヵ所に倍増させる」と報道されたことが買い材料となっているもようだ。報道によると、米国の拠点は東海岸北部と中西部の２ヵ所に設ける。１ヵ所あたりの整備費用は約１億円。中国では華北地区、華南地区、内陸部の３ヵ所に営業拠点を新設する。２００６年１２月通期の、米国と中国の売上高は、合計で約１１０億円。２００８年１２月通期に、２５０億円程度に拡大させる方針という。チャートを見ると、米系ファンドの株主提案や、先週末４月２７日に発表した、第１四半期（２００７年１～３月）連結決算が、売上高は前年比増収を確保したものの、経常・純利益とも同２割以上の減益となったことを受け、乱高下～小幅続落で来ていた。しかし１２月通期業績予想を一部、上方修正したことなどもあり、株価は反転局面に入ったもようだ。現在の株価で、ＰＥＲは２０倍台、ＰＢＲは１倍台と、同社の実力からすれば、割安水準だ。また、信用残は売り長のため、目先の買い戻しも期待できる。

△カシオ計算機<6952>はリバウンド好機を迎える
カシオ計算機が、５０円高の２４５０円と３営業日ぶりに反発している。同社の２００７年３月期の連結営業利益は前の期に比べて１１％増の４８０億円前後と３期連続で過去最高を更新したもようだと日本経済新聞社が報じたことを好感している。デジタルカメラがヒットしたほか、携帯電話機なども好調。価格競争の激しい電子デバイス事業の不振を補った。年間配当は２０円を予定しているが、増配する公算があるとしている。カシオ計算機は、直近３月２６日の高値２６８５円から２３９０円まで１１％下落しリバウンド好機を迎えている。２月９日の年初来安値２３６０円に接近したこの株価水準は狙い目となろう。財務省４月２４日受付のフィデリティ投信が提出した大量保有報告書によれば、保有比率が１０．４５％→１１．４５％に上昇したことが分かった。取組倍率が０．８３倍と売り長の好需給となっており、２４００円割れの水準から買い戻しの動きも加速しよう。

△トヨタ<7203>の日柄は２ヶ月経過、二番底で仕込む
２月２７日に高値をつけたトヨタ自動車は、高値からの日柄が２ヶ月を経過した。この間の安値は４月１３日の７０８０円で、高値からの下落率は１５．２％に達し、日経平均を上回る下げ。悪い材料が表面化したわけではない。むしろ、世界１の販売台数となるなど、好材料が目立つ。しかし、それを受付けないことは、買い疲れといえる。とくに、信用買残が依然、高水準のままである。２月２８日に３０日線を切って以降、同線の下で動いており、本格反発には３０日線を抜くことが必要。

△「陽の坊主足」で相場が変わったセイクレス<8900>、デイトレも可
２万６０００円幅の大陽線を出したセイクレスト。しかも、ほぼ「陽の坊主足」といえる強い足。これで、長期間続いた下落から底離れ確認。元社員のインサイダー違反で、撤回されていたプロジエクトの復活が材料。ただ、大陽線のあとは、２，３本の陽線追加で、一服になるケースが多いので深追い慎む。

△日本橋梁<5912>は短期狙いのタイミング
日本橋梁は、去る４月２３日に大きい陽線が出現したが、その翌＜株価診断＞日の４３２円で高値となり調整に入った。「大陽線のあとは伸びきれない」との見方通りの動き。ただ、その後の調整が３０日線を割り込むことなく底堅いので再上昇の可能性を残している。
（証券日刊新聞）

△東都水産<8038> 経常利益上方修正
東都水産は、2007年3月通期単体予想を発表した。売上高総利益率が上昇したことにより、上方修正となった。売上高1149億円（前予想1130億円）、経常利益6億円（同4.6億円）、当期純利益4.1億円（同4.3億円）。

△日東工器<6151> 4月売上高
日東工器は、4月の全社売上高が21億2900万円（前年同月比6.4％増）と発表した。
（証券新報）

△キヤノン<7751>　４製品が欧州の写真賞を受賞
キヤノンは１日、インクと用紙のカートリッジを一体化した小型フォトプリンター「セルフィ　ＥＳ１」など４製品が欧州の「ＴＩＰＡベスト・ヨーロピアン・フォト・アンド・イメージング・アワード」部門賞を受賞したと発表した。同賞は、欧州１２カ国のカメラ・ビデオ専門３１誌の編集者で構成する団体「ＴＩＰＡ」が主催し、毎年投票で各分野を代表する優秀製品を選定する。「セルフィ　ＥＳ１」は、「（カートリッジ）交換の煩わしさを大幅に軽減させた」などが評価された。そのほか、デジタル一眼レフカメラ「ＥＯＳ－１Ｄ　ＭａｒｋＩＩＩ」や一眼レフ用レンズ、インクジェットプリンターが受賞。同社が過去１５年で４部門同時に受賞したのは２００４年以来、２度目となる。

△セイコーエプソン<6724>　１００万ページ印刷可能なプリンター
セイコーエプソンは、耐久性が高いモノクロレーザープリンター「ＬＰ－Ｓ４０００」の販売を開始した。６月下旬にはプリンタードライバーを介さずＰＤＦファイルをプリントできる「同－Ｓ４０００ＰＳ」もラインアップする。印刷する頻度が高い職場でも、１００万ページまたは５年間の印刷が可能。印刷速度は毎分４０枚と高速で、最大３３００枚の大容量給紙による大量印刷に対応した。価格は「Ｓ４０００」が２１万８０００円、「Ｓ４０００ＰＳ」が２８万８０００円。今後１年間に１万台の販売を見込んでいる。

△フジテレビ<4676>、情報発信サイト「アナマガ」拡充　目玉はブログ
フジテレビジョンは１日、同局アナウンサーによるインターネット情報発信サイト「アナウンスマガジン（アナマガ）」の内容を大幅に拡充し、新サービス提供を始めたと発表した。視聴者からの「もっとアナウンサーのことが知りたい」という要望に応える形で、コンテンツ（情報の内容）を増やしたほか、新規に有料コンテンツも設け充実を図った。
（FujiSankei Business i）

■注視銘柄

4234サンエー化研
8097三愛石
1828田辺工業
7733オリンパス
9438ＭＴＩ
9366サンリツ
5713住友金属鉱山
8038東都水産

5288ジャパンパイル
6370栗田工業
8875東栄住宅
2148アイティメディア
3825リミックスポイント
4798日本エルシーエー
4325バンダイビジュアル
8890レーサムリサーチ
3841ジーダット

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