2024 11,23 09:18 |
|
2009 04,14 08:28 |
|
4/13 株式オープニングコメント ■こう着が続きそうだがショートのスタンスは避けたい 13日のNY市場はまちまち。ダウ平均は25.57ドル安の8057.81、ナスダックは0.77ポイント高の1653.31で取引を終了した。 朝方は原油価格の下落を受けて、素材・エネルギー銘柄に売りが広がった。その後、金融大手の決算に対する期待感から引けにかけて上昇に転じる場面もあったが、GMの破産法申請の可能性が高まったとの見方が重しとなっている。 セクター別では、各種金融や保険が上昇する一方で、家庭用品・パーソナル用品や自動車・自動車部品が軟調。シカゴ225先物清算値はドル建てが大証比130円高の9020円、円建ては同55円高の8945円。 ADRの日本株は日電産、ソニー、デンソー、ホンダ、三菱商が小じっかりな半面、富士フイルム、シャープ、TDKが小安いなど対東証比(1ドル100.11円換算)で高安まちまち。 なお、取引終了後にゴールドマン・サックスが決算を前倒しで発表。アナリスト予想を大幅に上回ったものの、時価会計制度の緩和による影響の程度を見極めたいとの思惑から、時間外では小幅な値動きとなっている。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
米金融株の上昇やゴールドマンが前倒し発表した決算が予想を上回ったことは材料視されそうであるが、GMの急落のほか、今晩のインテルの決算なども控えているため、強弱感が対立し易いところであろう。 また、オバマ米大統領は14日午前11時半(日本時間15日午前零時半)に経済に関する重要演説を行うと、ホワイトハウスが声明を発表しており、こう着感が強まりだすと内容を見極めたいとするムードにつながりそうである。 ただ、世界の政策対応によって金融市場は安定化に向かっており、全体の需給改善によって悪材料には強くなってきている面もある。米決算やGM問題などから積極的には動きづらく、こう着が続きそうだが、上値の重さが目立ったとしても、ショートのスタンスは避けたいところであろう。 また、物色としては金融関連への買戻しのほか、中国が新たな景気刺激策を検討すると伝わっていることや、住金がインドに製鉄所を建設する方向で検討に入ったと報じられていることもあり、中国を中心とした新興国関連への見直しが期待される。 その他は、短期資金が中心となろうが、信用売残高の多い銘柄など取り組みを手掛りとした、低位材料株での踏み上げ狙いの動きは活発であろう。 PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |