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2009 04,13 20:09 |
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4/13 株式クロージングコメント ■上値の重さ目立つもショートのスタンスは避けたいところ 日経平均は寄り付き直後に9000円をつける場面もみられたが、欧米市場が休場で手掛けづらい面もあり、その後はこう着が続き、39.68円安の8924.43円(出来高概算25億8000万株)で取引を終えている。 小動きでのスタートとなったが、先週末にストップ安をつけた三井住友FGの動向なども気掛かりであったようだ。しかし、三井住友FGが3000円を割り込んだ後に切り返したほか、利食い優勢で始まったトヨタなどもプラスに転じたこともあり、先物市場でのショートカバーの流れにつながったことから、日経平均は9017.12円まで切り返した。 こう着感を強めるなか、後場に入り再び出直りをみせたが、9024.45円と前場高値を若干上回った程度で伸び悩んでいた。セクターでは、企業の信用リスクを取引するCDS指数や、恐怖指数と言われているVIX指数の低下にみられるように金融不安の後退を背景に、その他金融や保険などへの買戻しが強まっている。 また、追加経済対策や中国の景気回復を手掛りに卸売、海運、非鉄、鉄鋼などもしっかり。特に中国が新たな景気刺激策を検討すると伝わったこともあり、後場に入っても強い値動きが続いていた。 そのほか、短期資金が中心とみられるが、信用売残高の多い銘柄など取り組みを手掛りとした、踏み上げ狙いの動きも活発である。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
祝日明けの米国市場の動向を見極めたいムードもあり、需給調整の動きは想定されていたため、上値の重さというよりは、下値の堅さが意識された相場展開であった。 14日に予定されている米ゴールドマン・サックス、インテルなどの動向などを見極めたいとするムードが強まりそうだが、原発納入機器で一部記録改ざんが判明したと伝えられた日立の下げが軽微であることからみても、全体の需給改善によって悪材料には強くなってきている。 三井住友FGについてもしばらくは見極めが必要となろうが、3000円処での底堅さが意識され始めるようだと、全体のショートカバーを強める要因となりそうだ。米決算やGM問題などから積極的には動きづらく、こう着が続きそうだが、上値の重さが目立ったとしても、ショートのスタンスは避けたいところであろう。 PR |
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