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2009 04,10 08:27 |
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4/10 株式オープニングコメント ■買い一巡後の戻り売り姿勢多そうだが 9日のNY市場は大幅高。ダウ平均は246.27ドル高の8083.38、ナスダックは61.88ポイント高の1652.54で取引を終了した。 銀行大手ウェルズ・ファーゴ(WFC)の1-3月期業績が予想以上に好調であることが明らかとなり、金融セクターを中心に終日堅調推移となった。 セクター別では、銀行や各種金融が上昇する一方で食品・生活必需品小売や医薬品・バイオテクノロジーが軟調。 シカゴ225先物清算値はドル建てが大証比190円高の9120円、円建ては同125円高の9055円。ADRの日本株は三井住友が大幅下落のほかは、富士フイルム、日電産、ソニー、京セラ、トヨタ、キヤノンなど対東証比較(1ドル100.49円換算)で全般堅調。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
NY市場の金融株主導の上昇によってシカゴ225先物はドル建て、円建てともに9000円を回復しており、これにさや寄せする格好からのスタートとなろう。 ただ、オプションSQに絡む売買が1銘柄辺り10万株程度の売りとみられていたが、この流れによってSQ値が上で決まる可能性があり、この価格帯が上値抵抗線として意識される可能性はありそうだ。週末要因もあって先物市場では戻り売り姿勢が強まりそうである。とはいえ、買い一巡後の戻り売り姿勢は多くの投資家が考えることでもあり、下値の堅さが意識されるようだと、カバーでの上昇につながることになる。 本日の上昇によって日経平均のレンジは8800-9300円へ移行した可能性が強まっており、9000円の節目を捉えることからショートカバーも強まり易く、新たなショートポジションの積み増しは避けたいところであろう。 また、政府の追加経済対策が発表されるが、出尽くし感が台頭するというよりは改めて関連テーマ銘柄に対する物色が強まると見ておきたい。 公的資金で市場から株式を直接買い取る仕組みの整備に向け、50兆円の政府保証枠を予算措置することを盛り込んだことのインパクトは大きい。実際に発動する可能性などは小さいであろうが、売り方にとっては買戻しを加速させる要因であろう。 物色としては追加経済対策での関連銘柄のほか、三井住友の大幅下方修正による影響が懸念されるが、昨日同様、金融関連セクターに対する買戻しが強まりそうだ。 また、中国の3月新車販売台数が前年同月比5%増となり、3ヶ月連続で米国を上回る世界首位となった。日産自などメーカーのほか、自動車部品関連、さらに中国の景況感の回復を背景に機械など関連銘柄への見直し買いに波及する可能性もある。 そのほかでは、買い一巡後のこう着を想定すると、仕手系色が強く需給妙味の大きい材料株などへ、短期的な値幅取り狙いの資金が向かい易い。 PR |
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