三井住友ＦＧが最大8000億円の巨額増資、
メガバンクが資本調達のチキンレース
ロイターNEWS　2009年 04月 9日 22:25 JST
http://jp.reuters.com/article/foreignExchNews/idJPnTK026783620090409

　三井住友フィナンシャルグループ(8316.T)が最大８０００億円に上る巨額増資を発表したことで、大手邦銀の自己資本懸念があらためて浮上することになった。保有株式に対するリスクバッファーを確保しながら、一方で企業の資金需要にも応えざるを得ない邦銀の苦境を浮き彫りにさせた。三井住友が取った株式の希薄化を招きかねない公募増資という「正面突破」戦略は、みずほフィナンシャルグループ(8411.T)や三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ(8306.T)の資本政策に影響を与えるのは必死だ。政府による公的資金注入の圧力が増す中、「自力資本調達のチキンレースが始まった」（外資系証券会社幹部）との見方も出ている。

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＜一部投資家失望の声、エクイティ・ストーリーに説得力薄いとの見方も＞

　「三井住友ＦＧが一番希薄化を避けることに腐心していたと思っていたが、大変残念だ」――。ある機関投資家は声を落とした。一方で、記者会見した三井住友ＦＧの国部毅取締役は「中長期的には企業価値の向上につながる。投資家からは受け入れられる」と楽観的な見通しを示した。

　しかし、株主に増資を納得させるエクイティ・ストーリーとして相当に厳しいとの見方が、市場では一般的だ。増資計画と同時に発表した２００９年３月期業績予想は、当期損益が当初予想の１８００億円の黒字から３９００億円の赤字に転落。国部取締役は「０９年３月末の自己資本比率は１１％程度を維持できる。（最大８０００億円は）先を見越した先手を打った増資だ」と述べるが、「エクイティ・ファイナンスを赤字補てん向けに埋めるのかという疑念はぬぐい去りがたい」（銀行アナリスト）と受け止められてもおかしくはない。希薄化の程度は３割程度とされるが、「それを超える株価の下落を招く懸念もないではない」（同）との声さえ出ている。

＜みずほと三菱ＵＦＪの株価にも波及の可能性＞

　三井住友の巨額増資の余波を間違いなく受けるのは、みずほと三菱ＵＦＪなど他の大手銀行グループだ。みずほは昨年末に優先出資証券で３０００億円、三菱ＵＦＪは公募増資と社債型優先株で７９００億円の資本増強を実施した。三井住友が同時期に調達したのは優先出資証券による７０００億円で、決して他メガと比べて少なかった訳ではない。しかも、保有株式の損益分岐点は、日経平均.N225で換算した場合に三井住友の７０００円台に比べると、みずほと三菱ＵＦＪは８０００円を超える水準だ。

　３月の日経平均は、月中平均で７７６５円、期末日も８０００円台をキープし、目先の自己資本危機は免れた格好だ。しかし、ある大手銀幹部は「株価が６０００円台に落ちる可能性も想定すれば、怖くてリスクアセットを増やせる状況ではない」と打ち明ける。みずほと三菱ＵＦＪが次の資本増強に踏み切る可能性は、決して低くはない。

＜チキンレースで負けたら公的資金注入も＞

　とはい言え、みずほや三菱ＵＦＪも決してさらなる増資余力があるわけではない。三菱ＵＦＪは昨年末に公募増資を実施したばかり。みずほは過去の転換型優先株による「１兆円増資」の買い入れ償却がとん挫したままで、このタイミングで新株発行は至難のわざだ。

　それに加えて「資本の質」が問われる世界的な金融情勢の中で、優先出資証券の発行に踏み切っても市場の評価は高められない。みずほは４月に任意償還を迎えるドル建て優先出資証券の償還の見送りも発表し、市場の信認に傷をつけた格好だ。

　三井住友の国部取締役は会見で「公的資金の注入は検討していない」と語った。今回の増資が成功すれば、三井住友は公的資金注入のくびきからいち早く抜け出る可能性はある。残りはみずほと三菱ＵＦＪの行く末だ。「自力資本調達のチキンレースに負ければ、国による公的資金注入が視野に入ってくる」と、邦銀の情勢に詳しい外資系証券幹部は語っている。
（ロイター日本語ニュース　布施太郎記者；編集　田巻　一彦）

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はてさて、現在、１０日深夜ですが、本日１０日も株価は暴騰げして
いるんじゃないかなぁ～なんて思いながら書いているワケですが･････

実はこれから書こうと思っていることは、土・日曜日に書こうと思っていた
内容なのですが、上記記事が｢旬｣なので、今、大雑把に書こうかと思います。

まず、三井住友ＦＧは実質上はGS（ゴールドマン・サックス）の傘下です。
名前は日本ですが、外資系と考えた方が良いでしょう。
･･･で、ロイターも勿論、外資系です。

ハッキリ言って、上記記事は魔や化しで、論点をすり替えて誤魔化して
見えなくしているんです。
この間も言いましたが、３末決算の為に株価を騰げてきたのです。
保有株式の含み損は、元々世界的に判っていた事です。

本当の問題点は「貸倒引当金の大幅積み増し」にあるんです。
実はこの「貸倒引当金の大幅積み増し」･････
来年３月期まで融資先が破綻することを前もって想定した計上に
なっているんです。

意味が判りますか？？

あと１年の間に倒産する企業がまだまだ出ることを想定しての事なんです。
勿論、想定しているのは三井住友ＦＧ自身ではありません。

GS（ゴールドマン・サックス）が、そう仕向ける（仕掛ける）予定なんです。

去年の原油高を思い出して下さい。

ワタシは去年の春（去年の今頃）に原油高になると言いました。
そして、その時にGSのリポートを元にしているとも言いました。

それでも当時、巷では誰も信じませんでした。

夏に原油が暴騰している時に、これもまたブログで冬に向かって原油は
７０ドル台まで下がると言いましたが、これはもっと下がって
一時30ドル台まで行きました。
勿論、巷では誰も信じませんでした。友人の運送会社の社長も
鼻で笑われました。

現在、アホ臭くなって、ブログと身内以外には、誰に聞かれても
判らないで通していますが･････

普通に考えて、今年、倒産件数が増えると考えるのは、
至極自然な成り行きで、しかも仕掛けが入るのなら、予想よりも
もっと多くバタバタと倒産件数は増えて当り前だと思います。

現在の株高は世界各国が協調して各国政府主導仕手株相場なんです。
だからムチャクチャです。

はっきり言って、現在のムチャクチャ相場は、下げる為の騰げ相場だと
思って下さい。ワタシは毎日、胸糞悪い思いをして相場を眺めています。

儲けてコレほど嬉しくない相場も珍しいです。
今、儲けりゃ（内容は）何でも良い！･･･って思っている人たちは、
その後、多分･･･スッテンテンになるんじゃないかなぁ～･････
それを連中は狙っているんですから･････
今年は世界中の成金連中が破産するよ･･･って以前言っていたでしょ。

　実は裏では非常にヤバイ状況になってきそうです。
今年も原油が暴騰するでしょうが、今年は原油が主役ではありません。

「穀物」相場です。

非常にヤバイです。

世界中の人々が疲弊している現在に食糧の異常高が来るんです。
そして会社倒産の嵐･････
どのような状況になるか想像出来ますよね。

暴動の頻発です。

ワタシも、身内全員に最低１年間の米（玄米）の備蓄を言いました。
そして、間違っても、それを知り合いに言うな･･･と。
言ったら最後、知った人間がアナタの処に米を売ってくれと
頼みにくる可能性があり、人間関係にヒビが入るよ！･･･って、

シグナルは「穀物」先物相場です。
気を付けてチェックしておいて下さい。
GSは必ず仕掛けてくるでしょう。

毎年、なぜか「夏」は株価が下がり、
先物は暴騰するんだよなぁ～･･･

そして、争い事が表面化するのも「夏」なんだよなぁ～･････

ヤクザ屋さんも毎年「夏」に、予想外の「抗争」に厳重警戒
するもんなぁ～･････