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2009 04,08 20:00 |
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4/8 株式クロージングコメント ■決算シーズン、SQ控え、個別材料株物色に向かい易い 日経平均は大幅続落となり、237.84円安の8595.01円(出来高概算23億4000万株)と、終値ベースでは5営業日ぶりに8600円を下回っている。米国市場の下落の影響や為替市場での円安一服もあり、利益確定優勢の展開となった。 前場段階では8700円を挟んだ100円程度の狭いレンジ内でのこう着が続いていたが、ドル円が1ドル100円、ユーロ円が132円を下回ったことなどが嫌気され、後場に入ると下げ幅を広げている。また、日米ともに決算シーズンを迎えるなか、シャープの業績修正発表などが、今後の決算発表本格化を前に警戒感を強める要因にもなったようだ。 後場に入ってからの一段の弱い動きによって前場段階で活発な動きをみせていた材料株などからの資金の逃げ足も速く、東証1部の騰落銘柄は値下がり数が全体の8割を超えている。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
日経平均はこう着感の強い動きを続けているが、ボリンジャーバンドのプラス1σレベルでの推移であり、この水準をサポートするようであれば調整の範囲内である。 また、値がさハイテク株の下落影響から日経平均の下げ幅は大きいが、8割の銘柄が下げているとは言え、個々の下げ幅は小さく、直近リバウンドの反動のレベルである。 昨日の流れからディフェンシブ系の一角が買い戻されているほか、省エネルギー型家電製品の普及を促す新制度の検討が伝えられ家電量販店への物色も強まるなど、景気対策に絡む銘柄やセクターなどの物色がみられている。ディフェンシブ系に回避しているというより、このところのリバウンド相場の中で相対的に出遅れ感のあるセクターであり、循環物色の流れとみておきたい。 なお、信用売り残高が1兆円を超えるなか、取り組み妙味の大きい10月安値期日銘柄の踏み上げ狙いの動きも個々にみられていた。 決算シーズン、週末のオプションSQを控えているとなると、需給面などを手掛りとした仕手系色の強い、個別材料株物色が強まりそうではある。 PR |
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