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2009 04,08 08:29 |
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4/8 株式オープニングコメント ■内需・ディフェンシブ系銘柄の安値期日到来が多い 7日のNY市場は下落。ダウ平均は186.29ドル安の7789.56、ナスダックは45.10ポイント安の1561.61で取引を終了した。 第1-3月期決算発表シーズンへと入ることから、主要企業の業績悪化懸念で朝方から下落して始まった。また、ジョージ・ソロス氏が「過去4週間の米株上昇は強気相場の始まりを意味していない」など、著名投資家が相次いで株式相場の上昇は長続きしないとの見解を示したことも嫌気された。 セクター別では、ヘルスケア機器・サービスを除いて全面安となり、特に不動産や自動車・同部品の下落が目立った。 シカゴ225先物清算値はドル建てが大証比60円安の8860円、円建ては同140円安の8720円。 ADRの日本株は富士フイルム、ブリヂストン、コマツ、日電産、パナソニック、シャープ、ソニー、TDK、京セラ、トヨタ、ホンダ、キヤノンなど対東証比較(1ドル100.53円換算)で全般軟調。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
ただ、米GMが破産法申請の準備を進めているとの報道は昨日のザラバ中に伝えられていたことであり、ソロス氏の慎重見通しについても伝わっていたため、嫌気売りが強まると言った流れにはならず、織り込み済みである。 既に昨日の段階で景気敏感セクターは利益確定から上値は抑えられる半面、ディフェンシブセクターへの見直しが目立っていた状況であった。そのため売り優勢のスタートとなろうが、引き続き8800円を挟んだ上下100円程度のレンジ相場を想定しておきたい。 全体としてはこう着感が強まることから、物色としてはテーマ銘柄や需給妙味銘柄といった材料株での値幅取り狙いの流れに向かい易い。 昨日の木村化の急騰についても資金集中によって数分で値幅制限レベルまでの上昇をみせていた。特に、需給面で妙味の大きい銘柄への物色は強まることになりそうだ。 10月安値期日接近(6ヶ月間想定)銘柄が多く、東証が発表した7日時点の三市場信用残高では売り残高が7ヶ月ぶりに1兆円を超えてきている状況であり、踏み上げ狙いの思惑が強まり易い。 なお、景気敏感買いに対してディフェンシブ売りといった、これまでリバランスの商いが中心のため跛行色が強かったこともあり、内需・ディフェンシブ系銘柄の安値期日到来が多く、昨日の流れが続くかが注目される。 PR |
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