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2009 04,07 20:00 |
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4/7 株式クロージングコメント ■好循環の物色にむかえるか 日経平均はこう着が続き、25.08円安の8832.85円(出来高概算22億7000万株)と、小幅ながら5営業日ぶりに反落となった。 金融セクター主導による米国市場の下落の影響から利食い優勢のスタートとなったが、昨日の段階で金融関連セクターは弱い動きをみせていたこともあって、米金融株の影響はそれ程みられていない。 自動車関連セクターが引き続き堅調なほか、JR3社など陸運のほか、KDDI、ドコモの通信や保険、医薬品、不動産などの主力処が強く、これが日経平均を下支えしている。また、2009年度補正予算案は10兆円を超え、過去最大規模になるのが確実となったことを背景に、建設株などインフラ整備関連もしっかり。ただ、為替市場で円安一服となっていたことや、前日までの上昇によって先駆していた銘柄などは利益確定の動きも出てきており、日経平均が8900円に近づく過程では、上値を追う動きは限られた。 このこう着のなかで、テーマ性のある材料株への物色は目立っており、木村化、東芝プラがストップ高となるなど、原発関連の一角が動意付いていたほか、CSKなど業績懸念で売り込まれていた銘柄などには、踏み上げ狙いから短期資金が集中していた。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
日経平均は朝方こそ8800円を下回る場面もあったが、後場は60円程度の狭い値幅での推移だった。 これまでの8200-8800円レベルのレンジから8800-9300円のレンジへの移行に向けた価格帯でのこう着であり、上値の重さを嫌気するというよりも、底堅さが評価される。 先駆していた銘柄などは利益確定が出易いところでもあったが、反対に内需・ディフェンシブ系のリバウンドによって全体を下支えした動きは、注目される。 特にこれまではリバランス中心の売買であったため、売り対象と買い対象との跛行色が強かった。景気敏感が底堅さをみせ、出遅れのディフェンシブに見直しが入るようだと、相場全体の押し上げとともに、物色の広がりがみられ、さらに市場参加者の物色意欲の改善にもつながろう。 PR |
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