2024 11,23 14:17 |
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2009 04,06 20:00 |
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4/6 株式クロージングコメント ■下値では依然としてカバーが入り易い 日経平均は4営業日続伸となり、108.09円高の8857.93円(出来高概算24億5000万株)で取引を終えている。 週末の米国市場の上昇のほか、為替市場ではドル、ユーロともに対円で円安傾向にあることなどが好感された。 朝の外資系動向は若干の売り越しであったが、バスケット観測は欧州系中心に買い越しであり、新年度入り以降、需給変化が見られている海外勢の動向が引き続き注目されている。 しかし、日経平均は9000円節目に接近したことによって強弱感も対立し易く、8900円を挟んだ高値レベルでのこう着が続いている。 後場寄り付き直後辺りに再び9000円をトライする流れにもなったが9000円にとどかず、次第に利益確定の流れが目立ち始めている。 日経平均は輸出関連などの主力大型株が下支えする格好であったが、規模別指数では中型、小型株指数がマイナスとなり、東証1部の騰落銘柄は若干ながらも値下がり数が上回っている。 後場半ば辺りに、与謝野財務・金融・経済財政担当相は、追加経済対策についてGDP比2%を超える真水規模とするよう、首相から指示があったと伝えられたが、市場では織り込み済みとの見方で、反応は限られていた。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
節目の9000円を超えられなかったことから利食いが強まったが、日米ともに決算シーズンに入ってくることや米自動車問題、米金融機関のストレステストの動向なども控えており、一本調子での上昇は期待しづらいところであり、利食いが出易いところであろう。 週末にオプションSQを控えていることも、積極的に上値を追いづらい要因でもあるようだ。 ただ、各国金融政策・景気対策などを背景に市場は安定化に向かっていることもあり、戻り一巡感から改めてショートポジションを積み上げるスタンスは避けたいところである。 このところの上昇についてもショートカバーが主導していると考えられ、下値では依然としてカバーが入り易いと考えられる。 PR |
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