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2009 03,24 20:00 |
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3/24 株式クロージングコメント ■買戻しのセクターに広がりがみられる
ガイトナー米財務長官が政府と民間投資家が共同で金融機関の不良資産を買い取る「官民投資プログラム」の詳細を明らかにしたことによって米金融不安が後退し、買戻しの流れが強まった。 寄り付き直後に8400円を回復した日経平均は、その後8300円レベルでのこう着感を強めていたが、後場半ば辺りから再び強い動きをみせており、一時8504.41円と8500円を回復する場面をみせている。 先物市場では大口の売買が頻繁に出ており、これに振らされる動きもあったが、大引けにかけてはショートカバーを強めた格好であろう。 セクターでは引き続きノンバンクなど金融関連セクターの強さが目立ったほか、米金融不安後退、為替相場の円安傾向もあって輸出関連も軒並み値を上げている。 また、倉庫株の上昇が後場に入り目立っていたが、買戻しの流れのほか公示地価発表によるアク抜け感から、含み資産関連として見直しの動きもあったとみられる。 一方、年度末要因からディーラーなどの積極的な売買は限られており、材料株については利食いの動きが次第に強まっていたようである。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
海外勢の動きについても、朝の外資系注文は売り越しながら買い数量が増えてきたほか、バスケット観測については買い越しであった。 ポジション縮小によるリバランスは一巡し、改めてポジションに組入れる動きも徐々に期待されてきそうである。金融セクター中心の買戻しから、倉庫株や建設株などへ広がりがみられてきており、信用取組み妙味の大きい銘柄などへは踏み上げ狙いの買いも向かい易い。 テクニカル的には過熱感や達成感が強まり易いところである。そのため積極的に上値を買う流れは限られる可能性はある。 しかし、明日は権利付き最終日でもあり、権利取りの動きが強まるようだとショートカバーも一段と強まり易い。 また、過熱感を意識することで権利落ち後の物色意識が強まり易く、明日以降も下値の堅さが意識される相場展開が続きそうである。 日経平均は7000-7500円、7500-8200円のレンジを次々にクリアし、現在は8200-8800円のエリアに入っており、達成感から利食いの動きを強めたとしても、8200円レベルでは押し目買いのほか、売り方の買戻しも強まろう。 PR |
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