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2009 03,24 08:20 |
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3/24 株式オープニングコメント ■過熱感あるも、ショートカバーで一段高へ 23日のNY市場は大幅上昇。ダウ平均は497.48ドル高の7775.86、ナスダックは98.50ポイント高の1555.77で取引を終了した。 ガイトナー財務長官は政府と民間投資家が共同で金融機関の不良資産を買い取る「官民投資プログラム」の詳細を明らかにしたことで、終日堅調推移となった。また、2月中古住宅販売が予想外の上昇となったことも好感された。 セクター別では銀行や各種金融、不動産を中心に全面高となっている。 シカゴ225先物清算値はドル建てが大証比300円高の8480円、円建ては同220円高の8400円。 ADRの日本株は富士フイルム、ブリヂストン、コマツ、日電産、パナソニック、ソニー、TDK、京セラ、トヨタ、キヤノン、三井住友など対東証比較(1ドル97.15円換算)で全般堅調。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
「官民投資プログラム」については問題点はあるものの、金融安定化策を評価する流から、金融関連セクターを中心に幅広い銘柄が上昇することになろう。 公示地価は3年ぶり下落となったが、丸の内などの高度商業地は比較的下落幅が小さく堅調さを示しているとの見方もあり、不動産や含み資産関連へのアク抜けの動きも期待される。そのほか、工作機械や橋りょうでのM&Aの動きなども手掛り材料となりそうだ。 また、円相場もドル、ユーロともに円安傾向にあり、特に欧州景気後退懸念から売り込まれていたリコー、キヤノンなどユーロメリット株などの買戻しにつながる可能性もあろう。 日経平均は昨日の上昇で2月戻り高値レベルを捉えており、目先的な達成感が出易いところであったが、これを上放れしてくることにより、次のターゲットは一目均衡表の雲上限が位置する8500円レベルとなる。 さすがにこの水準では強弱感が対立することになりそうである。ただ、期末接近で参加しづらいほか、常に警戒感を強めている地合いの中でポジションはロングに傾いていない状況である。 これまでの上昇についても期末要因からのショートカバー中心であり、テクニカル面での過熱感が意識されるとは言え、ニューショートのポジションを積み上げるのは避けたいところである。 売り方、買い方ともに買い先行スタート後の調整で参加したいところでもあり、下値の堅さが意識されるようだとショートカバーの勢いは一段と増すことになろう。 達成感から利食いが強まったとしても2月高値レベルである8200円処がサポートに変わるようだと、先行き12月高値レベルの8800円辺りが意識されてくる。 PR |
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