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2009 03,17 19:41 |
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3/17 株式クロージングコメント ■カバー中心、先高期待もロングに傾かない好需給続く 日経平均は後場一段高となり、244.98円高の7949.13円(出来高概算23億2000万株)と8000円回復目前となった。 16日のNY市場が引けにかけて下げに転じていた影響もあり、小じっかりのスタートとなったが、米FOMCや日銀政策委・金融政策決定会合の結果を前に、金融安定化への期待感から売り込まれていた金融セクター中心に買戻しが強まっており、後場に入ると一段と動きを強めている。 オリックスがストップ高に張り付いたほか、アコムが一時ストップ高となるなど、その他金融が上昇トップ。 また、不動産はマンションの販売在庫数が15ヶ月ぶりに1万戸を割ったことによる在庫調整の進捗なども伝えられており、買戻しが強まっている。メガバンクもみずほFGが200円を回復したほか、三菱UFJ、三井住友なども8%前後の上昇となっている。 また、コア銘柄への買いも強まり、トヨタ、ホンダなどが終日強含みで推移している。前場段階で強い動きをみせていた次世代エネルギー関連などの材料株については、後場は高止まりの状態であり、金融関連セクターへ短期資金がシフトしてしまった感はある。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
米AIGの行方など懸念要因は燻っている状況であるが、これといった押しを形成しないまま、じりじりと上昇しているため、売り方にとってはカバーの水準を切り上げて行かざるを得ない状況である。 各国の政策なども失望に変わる可能性もありそうだが、政府によるETF買取などの議論が出ている状況や期末要因もあってショートのポジションをクローズさせる流れは一段と強まり易い。 ただ、日経平均でみると一旦は調整を必要としており、次の上昇のためにもまずは8000円前後での日柄調整が欲しい処。 一目均衡表の基準線が位置する7640円レベルまでの下げがあったとしてもリバウンド意識は後退せず、目先的には2月戻り高値レベルの8300円辺りがターゲットとなる。 また、需給がショートに傾いているため、これといった調整をみせないようだと、これをクリアし昨年末レベルである8800円辺りが次のターゲットに変わる。需給面では外部環境から戻り売り姿勢は根強く、ロングで入ったとしても短期的トレードのため、ポジションが大きくロングに傾くとは考えづらく、好需給が続くことになる。 PR |
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