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2009 03,17 08:31 |
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3/17 株式オープニングコメント ■利食い意識も押し目買い意欲は強い 16日のNY市場は小反落。ダウ平均は7.01ドル安の7216.97、ナスダックは27.48ポイント安の1404.02で取引を終了した。 週末にバーナンキFRB議長が景気後退は今年中に終わる可能性があるとの見方を示したことや、FASB(財務会計基準審議会)が金融機関の資産評価に関して時価会計を一部緩和する意向を明らかにしたことで朝方は上昇して始まった。 しかし、先週の急騰を受けた利食い売りにより、引けにかけて下落に転じる展開となった。 セクター別では、運輸や公益事業が上昇した一方、不動産や半導体・同製造装置が軟調。 シカゴ225先物清算値はドル建てが大証比130円高の7810円、円建てが同50円高の7730円。 ADRの日本株は日電産、TDK、京セラ、トヨタ、ホンダ、三井物など対東証比較(1ドル98.22円換算)で全般小じっかり。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
NY市場は利食いに押されているが、ダウ、ナスダックともに25日線レベルでの攻防となっており、強弱感が対立し易いレベルでもあった。 先週の上昇の反動も考慮すると、想定内の一服といったところであろう。一方、シティグループが30%超の上昇で株価は2ドル台を回復したほか、バンク・オブ・アメリカも7%超の上昇と、足下では過度の悲観論がやや後退しているとみられる。 本日からFOMCが開催されることから追加金融緩和拡大が期待されていること、国内でも日銀は金融政策決定会合で長期債買取の増額を議論するほか、政府の追加景気対策に対する期待も継続している。 利食い優勢のスタートとなろうが、押し目買い意欲は強く、金融セクター主導でのリバウンドの流れは意識されるところである。 また、トヨタのハイブリッド車の価格設定引き下げによって、自動車部品や次世代エネルギー関連への物色の波及につながる可能性もありそうだ。 なお、昨日は銀行、ノンバンク、不動産主導の強い動きによって直近のピーク水準まで上昇していたNT倍率(日経平均÷TOPIX)は先週末の10.45倍から10.38倍に修正されてきている。この動きは今後の相場上昇としては期待されていた動きであり、しばらくは、TOPIX優位の持続性を見極めたいところであろう。 PR |
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