2024 11,23 10:37 |
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2009 03,16 23:20 |
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JCLバイオアッセイ【ヘラクレス:2190】IPO ブックビルディング人気度 ★★★☆☆ ■事業内容 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
下記は詳細内容です。
日本医学臨床検査研究所 特別利害関係者等 310,000株 12.16%
兵庫県と大阪府に研究拠点を持つ医薬品開発受託機関(CRO)。新医薬品開発試験研究でのバイオアナリシス(生体試料中薬物濃度測定)や、医薬品品質安定性試験などに特化している。 1.バイオアナリシス 2.医薬品品質安定性試験 3.その他 08年4-12月期の売上高構成比は、バイオアナリシス89.7%、医薬品品質安定性試験10.3%、その他-。主な販売先は武田薬品工業40.3%。
◆10.3期も成長継続を前提ならば、割安感はあるが 09.3期業績予想ベースのEPSに対して、想定されている公募価格のPERは約8.5倍となる。09.3期の業績比較での株価分析の点では特に問題はないが、今後のポイントは翌10.3期をどうみるかになると思われる。 当社の足元の成長性を考えると、10.3期も増益傾向が想定できるので、PERからみた公募価格にはやや割安感がある。問題は、最近の不況影響で、業績が下振れするリスクがどの程度あるかだが、当社の場合には内需関連、しかも、比較的不況の影響を受けにくい医薬品関連であることから、基本的にはこの割安感が維持されるのではないかと想定する。
◆09.3期は医薬品業界のアウトソーシング化を背景に、増収増益の見通し 08.3期は、バイオアナリシスでは、製薬会社のアウトソーシングが増加傾向だったものの、大阪ラボで実施された優良試験所基準の調査対応の準備と、同ラボ職員の退職による影響から、同部門の売上高は対前期比マイナス約2%の減収となった。 一方、医薬品品質安定性試験では、規模拡大の取り組みと、製薬会社のアウトソーシングが増加したことで、対前期比+約59%の増収となった。売上高全体では、対前期比+約2%の増収となった。 コスト面で、研究開発費等が増加したことで、経常利益では対前期比マイナス約16%の減益となった。 表1 試験種類別の販売実績(百万円、前期比%) 09.3期の業績見通しに関しての会社側からのコメントは、業績予想のペーパーに記載はない。08.12までの業績動向に関するコメントとしては、当社グループがサービスを提供している医薬品業界では、医療費抑制政策によって国内医療用医薬品市場の伸びが鈍化し、製薬会社にとっては新薬の開発が一層重要な課題になっていることを背景として、経営の合理化を図るためのアウトソーシング化拡大傾向が続いているとのこと。
◆ストックオプションとベンチャーファンドの出資はない JCLバイオアッセイは、日本医学臨床検査研究所からスピンアウトした会社だが、元親会社の株式シェアは既に低下しており、多人数の会社関係者等がシェアしている状態にある。ストックオプションはなく、バイオベンチャー企業だが、ベンチャーファンドからの出資もない。ロックアップの対象者が多人数のため、ロックアップのカバー率は割愛したが、カバー率は、相当高い状態にある。 A. 発行済み株式数 2,750千株(単元100株、06.7に1:100株式分割後) 【参考】(株数は売り出し考慮前) 目論見書での想定発行価格は630円で、この価格にもとづく公募によるJCLバイオアッセイの手取り概算額は約395百万円とされている。資金使途は、全額を子会社へ出資する予定で、子会社では、米国で研究所建設を行うための資金に充当する予定。 PR |
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