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2009 03,13 08:26 |
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3/13 株式オープニングコメント ■これまで同様、7000-7500円のボックスか、SQ値が心理左右 12日のNY市場は大幅上昇。ダウ平均は239.66ドル高の7170.06、ナスダックは54.46ポイント高の1426.10で取引を終了した。 朝方発表された2月小売売上高が予想を上回ったことや、スタンダード&プアーズがゼネラル・エレクトリックの信用格付けを1段階引き下げたものの、見通しを「安定」としたことが好感され、終日堅調推移となった。 セクター別では、銀行や各種金融、自動車・自動車部品などを中心に全面高となった。 シカゴ225先物6月限清算値はドル建てが大証比410円高の7500円、円建ては同325円高の7415円。 ADRの日本株は富士フイルム、ブリヂストン、コマツ、日電産、ソニー、TDK、京セラ、トヨタ、ホンダ、キヤノン、三井住友など対東証比較(1ドル97.52円換算)で全般堅調。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
シティグループ、JPモルガンチェースに続き、バンク・オブ・アメリカも1-2月の業績が堅調であったことを明らかにしており、金融市場の混乱が落ち着きつつある。 13、14日にロンドンで開く20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を控え、主要国の協調姿勢などへの期待も下支えとなろう。 昨日の大引けにかけてのプログラム売りによる引け味の悪さから心理的に参加意欲を後退させていたが、日経平均の7000円割れといった下振れ警戒意識は後退した。 なお、本日の先物・オプションSQは差し引き10万株程度の売り越しと観測されているが、NY市場の上昇を受けてシカゴ先物6月限は7500円を付けており、上で始まることになろう。 値がさハイテク株や比較的流動性の低い銘柄などは買い気配で値が付きづらくなるため、SQ値が相当上で決まるようだと、心理的な上値抵抗線として意識されてしまう可能性はありそうだ。 シカゴにさや寄せする形となれば25日線が上値抵抗となるが、終わってみるとこれまで同様7000-7500円レベルでのボックスレンジ内での相場といったところか。 このSQ値を抵抗として意識するようであると物色は次第に材料株などへシフトし易い。 ただ、各国景気対策への期待、中国の全人代閉幕後への期待などもあり、次世代エネルギー、農業、インフラ、鉄道などのテーマ銘柄となろうが、昨日の動きをみると短期資金も手詰まり感が強い。 物色の広がりは期待しづらくなり、値動きの軽さ、需給妙味などを加え一極集中の短期売買となりそうだ。 一方、想定よりSQ値が下で始まれば、これが下値支持線として意識されることも考えられる。 朝の外資系動向は22営業日売り越しではあるが、欧州系がやや買い越しが目立つとの観測もあり、カバー中心とはみられるが下は売り込みづらくなっている。 PR |
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