2024 11,23 18:09 |
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2009 03,12 20:00 |
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3/12 株式クロージングコメント ■短期資金も手詰まり感 日経平均は大引けにかけて下げ幅を広げており、177.87円安の7198.25円(出来高概算19億9000万株)とあっさり7200円を割り込んでしまった。 前日の300円高の反動もあって利食い優勢のスタートとなった。また、為替市場では円相場が1ドル96円台に入ってきていることなどを嫌気する動きもみられていた。 しかし、政府による株価対策などから下を売り込む流れにもなりづらく、前場段階では7300円レベルでのこう着感の強い相場展開が続いていた。しかし、後場に入ると円相場が1ドル95円台に突入したほか、中国市場が1-2月の鉱工業生産が予想を下回ったことが嫌気された流れを受け、見送り姿勢が強まっている。 TOPIXが約25年ぶりに700ポイントを割り込んだことも警戒感を強める要因となった。結局、手控えムードが強い中でプログラム売りなどにずるずると押される格好であった。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
昨日の300円上昇で付けた陽線の範囲内での値動きであり、また、7000円を割り込んだ訳ではないためトレンドを変えるものではないが、心理的には参加意欲を後退させる。 SQ通過によるアク抜けも意識しておきたいところではあるが、期末接近によるヘッジ売りニーズも根強く感じられる状況である。 下値での年金資金や銀行等保有株式取得機構による買取再開の受け皿、20カ国・地域(G20)金融サミットへ向けた各国協調姿勢などによる金融市場安定化への動きなどから下値は堅く、7000円接近での押し目買い姿勢は継続ながら、上値追いは依然として慎重であろう。 また、次世代エネルギー関連などテーマ株の一角などが動意付いているものの、関連銘柄への波及はなく、短期資金も手詰まり感が強い。 テーマやセクターなどへの物色の広がりは期待しづらくなり、値動きの軽さ、需給妙味、イベントなど個別の材料を元に一極集中の短期売買となりそうだ。 PR |
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