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2009 03,12 08:24 |
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3/12 株式オープニングコメント ■基本こう着だが7500円オーバーでカバー強まる可能性も 11日のNY市場は小幅続伸。ダウ平均は3.91ドル高の6930.40、ナスダックは13.36ポイント高の1371.64で取引を終了した。 利食い優勢となるも、JPモルガン・チェースが1-2月の業績が好調であったことを明らかにしたことで銀行株への買いが継続し、ダウは一時7000ドルを回復する場面をみせていた。 ただ、全体としては昨日終値を挟んでのもみ合いに。セクター別では、各種金融やテクノロジー・ハード・機器が上昇する一方で不動産やヘルスケア機器・サービスが軟調。 シカゴ225先物清算値はドル建てが大証比10円高の7400円、円建ては同5円高の7395円。 ADRの日本株は富士フイルム、日電産、ソニー、TDK、ホンダなど対東証比較(1ドル97.31円換算)で全般小安い。 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
昨日の大幅上昇の反動や為替市場でのやや円高、明日の先物・オプションSQを控え、基本的には利食い先行後、こう着感の強い相場展開が続く可能性が高い。 米保険大手AIGがロンドンの金融商品部門で約50兆円におよぶ損失を出していた可能性があり、米英の金融当局が調査に乗り出したと報じられていることから今後の救済支援に対する動きに不透明感が強まる可能性もありそうだ。 一方、米金融株の上昇や米住宅公社フレディマックの決算内容や追加支援要請報道に対しての株価の反応はなく、信用収縮懸念は後退してきている感もあり、強弱間対立で方向感が掴みづらいところである。 とは言え、各国政府主導による金融安定化策によって売り込みづらい中、銀行等保有株式取得機構による買取再開によってショートに傾いている需給調整が一段と強まる可能性はあり、シカゴ先物の高値レベルである7500円辺りを付けに行く場面もありそうだ。 上昇してこう着、上昇してこう着といった流れが続くことにより、じりじりと売り方へのプレッシャーを強めているが、7500円の節目を捉えてくるようだとさらにカバーの流れが強まろう。 SQ前でこう着感を強めるようだと個別材料株の一角に資金が集中することになろうが、7500円オーバーとなればインデックスに絡むプログラム買いによって主力株主導の展開になる。 イベント絡みでは、昨日TOPIXリバランスイベントで野村HDが大商いとなったが、本日はMSCIでも同様のリバランスがあるため、同社への思惑的な売買が膨らみそうである。 PR |
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