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2009 03,11 23:42 |
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大研医器【東証2部:7775】 ブックビルディング期待値 ★☆☆☆☆ ■事業内容 興味のある方は、"つづきはこちらです"をクリック!
山田満 代表取締役会長 1,230,860株 36.04%
医療機器メーカー。主に麻酔、病院感染防止に関連する製品を企画開発・製造販売している。製品群は5つに分類される。 1.フィットフィックス関連(真空吸引器) 2.シリンジェクター関連(加圧式医薬品注入器) 3.電動ポンプ関連(輸液ポンプ:注射筒輸液ポンプおよび汎用輸液ポンプ) 4.手洗い設備関連(殺菌水製造装置) 5.その他 08年4-12月期の売上高構成比は、
◆不況下にも強いことはわかるが、割安感とまではいかない 内需関連で、特に、景気後退の影響を比較的受けにくいと考えられる医療関連機器を取り扱っていることから、足元の業績に関しては、特に悪化の兆しは見られない。 比較的大量の自己株式を保有しており、特に消却の方針が示されていないことから、この分を潜在株式に算入している。この影響で、下記に表示しているEPSは実勢よりも1割程度低く評価されている。想定されている公募価格のPERは12-14倍であり、最近のIPOの状況を考えれば、この分を多少考慮に入れたとしても、公募価格に割安感は受けにくい。
◆09.3期も増収増益の見通し 08.3期は、主力のフィットフィックス関連とシリンジェクター関連が着実に売上を伸ばしたことで、対前期で増収増益となった。 08.12期(3四半期累計)では、売上高では、主力のフィットフィックス関連とシリンジェクター関連が引き続き好調に推移した。フィットフィックス関連では、キューインポットが販促効果で好調に推移し、シリンジェクター関連では、特定医療保険材料であるPCAセットの好調が持続したことが主な要因となった。 09.3期は前期に続いて増収増益の見通しとなっている。第3四半期までの進捗を考慮すると、足元の景気減速の影響が第4四半期に発生するとしても、通期見通しの達成には特に問題は無いように見える。
◆自己株式の処理方法は現時点では未定、今後の注目ポイントに ストックオプションの未行使総数は185,500株となっている一方、自己株式の残高が400,460株ある。ストックオプションの行使に対しては、手元の自己株式で手当てする方針となっているが、残る自己株式214,960株については、使途は決められていない。ストックオプションへの対応分は勿論市中に再流通することになるし、残る自己株式についても、明確な消却方針が示されない限りは、市中に再度戻ってくると考えたほうがよいだろう。 このため、下記の潜在株式に算入する数では、通常は近々行使される可能性のあるストックオプションだけを対象にしているが、今回は、そのボリュームを越えて、自己株式の全数を潜在株式として算入した。 A. 発行済み株式数 3,230千株(単元100株、06.12に1:20株式分割後) 【参考】(株数は売り出し考慮前) 表2 ストックオプションの未行使残高の状況 目論見書での想定発行価格は1,110円で、この価格に基づく公募による大研医器の手取り概算額は約754百万円とされている。資金使途は、販売管理システムと財務会計システムの設備拡充の新規に約101百万円を充当し、残額は借入金の返済に充当する予定。 PR |
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